インフィード広告とは?媒体例やおすすめのケース、メリット・デメリットを紹介

更新日:2023年01月26日

配信先のコンテンツに馴染み、自然な形で配信することができる「インフィード広告」。
今回はそんなインフィード広告の媒体例や費用感、おすすめのケースなどを詳しく解説します。

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インフィード広告の特徴

インフィード広告とは、SNSやニュースサイトのフィード内に、通常の投稿や記事サムネイルなどと同様の形式を用いて表示される広告のこと。
広告感が薄く、自然な流れでユーザーに見てもらえるのが特徴です。

配信媒体内に広告を溶け込ませる「ネイティブアド」の一種でもあります。

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インリード広告・インスクロール広告との違い

インフィード広告と似た用語として、インリード広告・インスクロール広告が存在します。

インリード広告は「インフィード広告の一種で、画面内に表示されると同時に再生される動画広告」、インスクロール広告は「フィードに限らず、画面内に表示されると再生が始まる動画広告全般」のことです。

インフィード広告の配信媒体

インフィード広告は様々な媒体で取り入れられています。
以下に挙げた通り、SNSやニュースサイトが代表的な媒体です。

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • LINE
  • TikTok
  • SmartNews
  • Gunosy

かつてはYahoo!広告でもインフィード広告を配信することができましたが、YDN(ディスプレイ広告)の終了に伴い利用できなくなりました。
ただ、ターゲティングの設定によってはインフィード広告に似た配信を行うことが可能です。

インフィード広告のメリット

インフィード広告には以下のようなメリットがあります。

  • 広告感が薄くユーザーにストレスを与えにくい
  • クリック率・CV率が高くなりやすい

広告感が薄くユーザーにストレスを与えにくい

インフィード広告は通常のコンテンツや投稿と同じ形式で表示されるため、広告感が薄いのが特徴。
画面全体を覆うような広告と比べて、ユーザーにネガティブな印象を持たれにくいのがメリットです。

クリック率・CV率が高くなりやすい

インフィード広告は、ものによっては一見広告だとわからないものもあります。

そのため通常の記事コンテンツなどと同様の感覚で気軽にクリックされやすく、広告の内容自体が良ければ商品購入やお問い合わせにもつながります。

インフィード広告のデメリット

一方、以下のようなデメリットもあります。配信の際には留意しておきましょう。

着地先によっては反感を買う可能性がある

クリック率・CV率が高くなる傾向にあるのは事実ですが、実際は着地先の内容に大きく左右されます。
着地先のコンテンツの質が低い・ユーザーにマッチしていない場合は、広告ということも相まって、CV率を高めるどころか反感を買ってしまいかねませんので注意しましょう。

メリットの項目で、一見広告に見えないものもあると紹介しましたが、その反動で、広告だとわかるとネガティブな印象を持たれてしまうというリスクもあるのです。

インフィード広告の費用

Web広告は、自分で自由に利用金額を決められるものが主流で、媒体によって課金形態も異なるため、一概にいくらということはできません。
ここでは複数ある課金形態ごとに費用感の相場を紹介します。
業種・商材などで変動しますので、あくまで目安ということで参考にしてください。

  • クリック課金型
  • インプレッション課金型
  • エンゲージメント課金型

▼関連記事 Web広告の費用について

クリック課金型

広告のクリック回数に応じて料金が発生する課金方式です。
費用相場は1クリックあたり20~70円ほど。

インプレッション課金型

広告が画面上に表示された回数に応じて課金が発生します。
費用相場は1000回表示あたり200~800円ほど。

エンゲージメント課金型

エンゲージメントとは、SNSにおけるォローやいいね、RTといったユーザーからのアクションのこと。

費用相場はエンゲージメント1回につき50~300円ほどです。

インフィード広告がおすすめのケース

インフィード広告が向いているのは以下のようなケースです。

  • 詳しい商品説明が必要な商材
  • 潜在層へのアプローチ

詳しい商品説明が必要な商材

インフィード広告自体が持つ情報量はさほど多くなく、広告で興味を引いて、誘導した先の記事コンテンツなどで商材の紹介・アピールを行うのが一般的。

そのため、短い文章では説明できないような複雑な特徴を持った商材の宣伝に向いていると言えます。
また、高額商品のような検討期間が長い商品にもおすすめです。

潜在層へのアプローチ

ニュースサイトやSNSを見ている人の多くは、漠然と情報を求めて画面を見ています。
具体的に「○○が知りたい」という明確な目的はなくても、何らかのニーズは持っているもの。

インフィード広告は、そうした潜在層のユーザーに向けたアプローチを得意としています。

自社商材に興味がありそうな層にターゲットを絞り、そのユーザーに有益な情報を広告として配信するイメージです。

インフィード広告活用のポイント

最後に、インフィード広告を効果的に活用するためのポイントを紹介します。
実際に配信する際にはぜひ参考にしてみてください。

  • 複数パターンのクリエイティブをテストする
  • フリークエンシーを適切な値に調整する
  • ランディングページにも気を配る

複数パターンのクリエイティブをテストする

配信の際は複数のクリエイティブを用意することをおすすめします。

広告で成果を出す近道は、成功のパターンを見つけること。
訴求軸や表現の異なるいくつかの広告を同時に配信することによって、どのパターンがユーザーに反応されやすいか検証することが可能です。

▼関連記事 Web広告の効果測定について

フリークエンシーを適切な値に調整する

フリークエンシーとは、一人のユーザーに対して同じ広告が何回表示されたかを表す指標のこと。
フリークエンシーが高すぎると、ユーザーによっては嫌悪感を抱かれるおそれもあります。

広告の目的によって適切な値は異なりますが、一般的な目安としてはおおよそ2~5回程度です。

▼関連記事 フリークエンシーについて

ランディングページにも気を配る

ランディングページとは、広告をクリックした後に最初に遷移するWebページのこと。
デメリットの項目でも触れた「着地先」です。

このランディングページと広告の関係でもっとも重要なのが整合性
広告で商材に興味を持ってくれた人にマッチした情報、知りたいであろう情報を提供して、コンバージョンに誘導することが大切です。

詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。

▼関連記事 成果につながるランディングページの構成について

まとめ

今回はインフィード広告について解説しました。

媒体のフィード内に溶け込ませることができるインフィード広告。
さりげなくユーザーにアプローチすることが可能です。

現在、効果的なWeb広告選びについてまとめた資料を無料で配布しています。
インフィード以外にも様々な広告がありますので、広告の配信をご検討の方は是非ご覧ください。

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