リール広告とは?Instagramで人気の場所に配信できる動画広告の特徴

公開日:2023年01月31日

Instagramでは、「リール」にも広告を配信できます。
今回はこのリール広告について詳しく見ていきましょう。

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リール広告とは?

リール広告はInstagramで配信できる広告の一種です。

リールとは15〜60秒の縦型ショート動画を録画・編集して投稿できる機能。
見た目としてはTikTokに近く、リール投稿のみが表示される専用タブもあります。

Instagramリール広告

Instagramの最新情報「Instagramリール広告のご紹介」より

リール広告の効果

Instagram広告のなかでも、リール広告には特に以下のような効果があります。

  • ユーザーに見てもらえる可能性が高い
  • 全画面を使ってインパクトのある訴求が可能

ユーザーに見てもらえる可能性が高い

リール投稿は表示される場所が多く、ユーザーの目に触れやすいのが特長。
「リールタブ」はもちろん「発見タブ」や「フィード」にも表示され、これは普通の投稿だけでなく、広告のリール動画も同様です。

全画面を使ってインパクトのある訴求が可能

リール動画は画面をフルに使った、インパクトのある訴求が可能です。
画面内を全て自分の動画で埋められるため、ユーザーの注意を最大限惹きつけられます。

またInstagramには、リール広告に似た形式の配信面として、ストーリーズ広告というものも存在しており、こちらも同様に縦型動画を使用することから、リール用のクリエイティブを流用可能です。
こちらも是非チェックしてみてください。

▼関連記事 ストーリーズ広告について

リール広告の配信面

リール広告は以下の場所に配信されます。

  • リールタブ
  • 発見タブ
  • フィード

リールタブ

まずはリールタブから。画面下の真ん中のアイコンです。
ここを開くと最初から全画面でリールが表示され、上下のスワイプで投稿を切り替えることができます。
表示されるのはフォローしているユーザーの投稿と、それ以外のおすすめ投稿。
リール広告は通常のリール投稿の間に表示されます。

Instagramリールタブ

発見タブ

発見タブは、アプリ内検索をおこなう場合に使うタブです。
タイルのように複数のおすすめ投稿が表示されており、その中に一定の間隔でリールも表示されます。

Instagram発見タブ

フィード

リール動画はフィードにも表示されます。
フィードはアプリ起動時にデフォルトで開かれるため、上記のリールタブや発見タブを日常的に見ないユーザーに対してもリール広告を届けることが可能です。

Instagramフィードタブ

リール広告の配信方法

リール広告を配信したい場合は、「広告グループ」の設定画面で「Instagramリール」にチェックをつけましょう。

リール広告配信方法

Instagram全般の配信方法に関しては、以下の記事をご確認ください。

▼関連記事 Instagramの配信方法

入稿規定

リール広告の入稿規定は以下の通り。縦型の動画しか入稿できないため注意しましょう。

  • アスペクト比......9:16
  • 解像度..............500×888ピクセル以上
  • 動画の秒数.........0秒~15分
  • ファイル形式......MP4、MOV
  • 最大サイズ.........4G

詳細は公式の広告ガイドからご確認ください。

リール広告に使用する動画のポイント

最後に、リール広告用の動画を作成する際のポイントを紹介します。

  • リール広告の特性に合わせた動画を作成する
  • おすすめに表示されやすい動画を作成する
  • 人気の音楽をつける

リール広告の特性に合わせた動画を作成する

上で紹介した入稿規定を守りつつ、リールという形式に合わせた動画を作成しましょう。
リール動画の大きな特徴は、縦型であることと、スワイプされない限りリピート再生されること。

特に後者は、再生が終わったら次の投稿に遷移するストーリーズとは異なります。
リピート再生されても違和感のない動画を作成すると良いでしょう。

またリール動画は、勝手に流れてきたものを見るという受動的な視聴スタイルであることから、スルーされやすいのも事実。
そのため、冒頭にインパクトのあるシーンを入れてユーザーを引き付けるといった工夫も必要です。

おすすめに表示されやすい動画を作成する

リールタブには、通常のリール投稿に加え「おすすめ枠」があります。
おすすめに表示されやすい動画を作成するには、下記を参考にしてみてください。

おすすめに選ばれやすいリール動画の例

  • ユーザーが以前に視聴または「いいね!」やコメントをした動画に類似するもの
  • 縦向きに撮影されているもの
  • 幅広い層が面白いと感じる可能性があるもの
  • Instagramミュージックライブラリの曲、もしくはオリジナル音源を使っているもの

おすすめに選ばれにくいリール動画の例

  • 動画の質が低いもの(音が入っていない、低解像度など)
  • オリジナルの動画ではないもの
  • 政治問題を中心に扱っているもの
  • ヘイトスピーチや暴力描写を含むもの

詳細はInstagramヘルプセンター「リール動画を発見する」に記載があります。

人気の音楽をつける

リールでは、「音源」メニューからBGMを設定できます。
自身で用意した「オリジナル音源」の他にも、Instagramミュージックライブラリから既存の楽曲を選択することも可能。

楽曲からリール動画を検索する機能もあるため、人気の曲を設定すれば、ユーザーの目に触れる可能性が高くなります。

まとめ

今回はインスタグラムのリール広告について解説しました。
配信する際は、ぜひこの記事で紹介した内容を参考にしてみてください。

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