成果につながるランディングページの構成とは?基本構成とCV率アップのポイント

更新日:2022年08月08日

せっかく広告をクリックしてもらえたのに、なかなかコンバージョンが上がらないというお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

そんなときに効果的なのがランディングページ(LP)
広告から流入したユーザーに商材をアピールすることに特化した、1ページの縦長いWebサイトです。

この記事では、成果につながるランディングページの構成と各要素のポイントについて解説します。

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ランディングページの基本構成と要素

ランディングページの基本構成は大きく分けて「ファーストビュー」「ボディ」「クロージング」の3つです。

ファーストビューでユーザーを引き付け、ボディで商材の具体的な説明や魅力の紹介、クロージングでコンバージョン(商品の購入や申し込み)に誘導するという流れです。

ここからは各セクションに含まれる要素を紹介します。

ファーストビュー

ファーストビューはランディングページの最上部、広告をクリックした後に最初に目に入る部分です。
最初に強いインパクトを与えてユーザーを逃がさないようにすることから、構成のはじめですが、起承転結の「結」の部分にあたります。

ファーストビューに含まれる主な要素は以下の3つです。

 

  • メインビジュアル
  • キャッチコピー
  • CTAボタン

メインビジュアル

広告からランディングページに着地したとき、最初に目に入る大きい画像です。
ユーザーの興味を引きつつ魅力を伝えるために、高インパクトかつ商材の魅力が伝わるような画像にする必要があります。

キャッチコピー

メインビジュアルと同時に表示される短い文言です。
ユーザーの共感を誘うフレーズ、具体的な数値を伴う実績などを盛り込むと効果的でしょう。

 

CTAボタン

商品購入や申し込みを行うための入力フォームに移動するボタンです。

ファーストビューのみではなく、ランディングページ内に複数設置することが望ましいでしょう。
また、いつでもユーザーがコンバージョンできるよう、画面端に固定しておくのもおすすめです。

ボディ

商材の具体的な説明、魅力を紹介する部分がボディです。
ランディングページの中でも大部分を占めています。

ボディに掲載されることが多いのは以下のような情報です。

  • 商材の情報
  • ユーザーの声・体験談

商材の情報

ランディングページのメインともいえる部分です。
基本的な紹介から独自の強み、ユーザーの悩みを解決できるかを画像や動画などを使用しながら具体的に紹介しましょう。

ユーザーの声・体験談

実際に商材を体験したユーザーの声を掲載するコーナーです。
商品やサービスを導入することによって、どんないいことがあったか、どんな悩みが解決できたかなどをユーザーの目線で紹介します。

取り扱っている商材の信憑性や安心感を高める効果があります。

クロージング

購入を迷っているユーザーの背中を押す情報を掲載するセクションです。
コンバージョンまでの心理的な負担を軽減する役割があります。

クロージングは以下のような要素で構成されます。

  • 購入の流れ
  • よくある質問
  • 申し込みフォーム

購入の流れ

実際に購入・申し込みをする際のフローをわかりやすく説明します。
購入に至るまでの手順が分かりづらいとユーザーの離脱確率も高まるため、ここはしっかりと記載しておきましょう。

よくある質問

ユーザーからよく受ける質問と回答を掲載します。
先回りしてユーザーの疑問に答えておくことによって不安を解消し、コンバージョンのハードルを下げることにつながります。

成果につながるランディングページのポイント

最後に、コンバージョンにつなげるためのポイントを紹介します。
ランディングページを制作する際にはぜひ参考にしてみてください。

ファーストビュー

  • 共感
  • 権威づけ

共感

ユーザーの興味を引くには、悩みやニーズを言語化し共感を誘うことが大切です。
最初にユーザーの目に入るファーストビューには必ず盛り込みます。

自分のことだと捉えてもらうため、キャッチコピーなどはできるだけ具体的に、ターゲットに狙いを絞った文言にすると効果的です。

権威付け

権威づけとは、「○○ランキング1位」や「満足度No.1」、「会員数○○人突破」など具体的な数値や受賞歴などで信頼性を高め商材の価値をアピールすること。

商材によってどんな権威づけが適しているかは異なります。
ターゲットに合わせた付加価値をアピールすることが大切です。

ボディ

  • 差別化
  • ベネフィット

差別化

競合他社と比べて何が優れているのかをユーザーに伝えましょう。
ただ商品の説明を羅列するのではなく、独自の強みなど特にアピールしたい部分は画像や動画などを使用して強調することが大切です。

競合よりも価格が高かったとしても、その分の価値を提示できればユーザーが購入してくれる確率も高まります。

ベネフィット

ベネフィットとは、商品やサービスを購入することでユーザーが受けられる恩恵のこと。
実際に商材に触れたとき、どんなメリットがあるのかイメージしてもらうことが大切です。

「お客様の声」などでよりユーザーに近い目線から紹介すると効果的です。

クロージング

  • 緊急性
  • 有益性
  • 簡便性

緊急性

「期間限定」「先着○名」など、時間制限を設け、早期に購入・申し込みする必要があると思わせることによってコンバージョンを促します。

有益性

特典やプレゼントキャンペーンなど商品やサービスを購入することで得られる利益を提示します。
こうしたプラスアルファのメリットはコンバージョンへの後押しとなります。

簡便性

簡単に購入・申し込みができることをアピールします。
「1分で申し込み完了」や「メールアドレスを入力するだけ」と案内することでコンバージョンのハードルを下げることが可能です。

 

ランディングページの作り方はこちらの記事で解説しています。

まとめ

今回は成果につながるランディングページの構成について解説しました。

広告の効果を大きく左右するランディングページ。
導入を検討している方は、ぜひこの記事を参考に成果につながる構成を考えてみてはいかがでしょうか。

弊社ではランディングページだけでなく、「BtoBコーポレートサイトの勝ちパターン」のような成果を追求するサイト制作をおこなっています。Webサイトに関するご相談ならお気軽にご連絡ください。

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