重複コンテンツとは?SEOへの影響と対策を解説【Google推奨】

更新日:2022年04月07日

Webページを制作する際に考慮しておきたい重複コンテンツの回避。

重複コンテンツはSEO評価を下げる要因であり、適切な対処が必要です。本記事では重複コンテンツとは何か、SEOへの影響から具体的な対策まで解説します。

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SEO評価を下げる重複コンテンツとは

はじめにGoogleが重複コンテンツをどのように捉えているのか、検索セントラルの記載を確認してみましょう。

Googleが定義する重複コンテンツとは?

Googleは検索セントラルの中で重複コンテンツを次のように説明しています。

一般に、重複するコンテンツとは、ドメイン内または複数ドメインにまたがって存在する、同じ言語の他のコンテンツと完全に同じであるか非常によく似たコンテンツのブロックを指します。

(出典:重複するコンテンツを避ける | Google 検索セントラル

内容が似ているコンテンツを重複コンテンツと定義すると同時に「ドメイン内または複数ドメインにまたがって存在する」と記載がありますね。

つまり、重複コンテンツには下記2つのケースが存在するということです。

  • 自社サイト内での重複コンテンツ
  • 外部サイトとの重複コンテンツ

自社サイト内での重複コンテンツ

自社サイト内の複数ページに重複コンテンツが存在するケース。

同じようなテーマのブログ記事を複数書いてしまうケースや、後述するURLの正規化をおこなわずに「creal.co.jp/aaa/」と「www.creal.co.jp/aaa/」が別々のページとしてGoogleに認識されているケースなど様々なパターンが存在します。

外部サイトとの重複コンテンツ

自社サイトのページが第三者によって無断複製されたケースや、他社サイトへコンテンツを寄稿して自社のページと内容が近いコンテンツが存在するケースなどがあります。

重複コンテンツがSEOにマイナスの影響を与える理由

重複コンテンツは3つの観点からSEO評価にマイナスの影響が出る可能性があります。

それぞれの観点について解説していきますが、その前に1点、よく誤解されている「重複コンテンツによるペナルティリスク」に関する事実からお伝えします。

【前提】ペナルティリスクの過度な心配は不要

重複コンテンツによってGoogleがサイトへペナルティを与え、SEO評価を失うといった誤解をされている方が多いのですが、この点について過度な心配が必要ないことを理解しておきましょう。

 

Googleは以下のように説明しています。誤った情報に振り回されることなく、後述する通り状況に応じて適切な対処をおこないましょう。

サイトに重複するコンテンツが存在しても、偽装や検索エンジンの結果を操作する意図がうかがえない限り、そのサイトに対する処置の根拠とはなりません。

(出典:重複するコンテンツを避ける | Google 検索セントラル

ユーザー体験を損ねるから

重複コンテンツがサイト内に複数存在すると、サイト内を回遊するユーザーにとっては紛らわしく、ユーザー体験を損ねる可能性があります。可能な限り重複コンテンツを1つのページへ集約することで、ユーザーにとってわかりやすいサイトへ。

ユーザー体験は間接的にSEO評価へ影響を与えるため、結果的に重複コンテンツがSEO評価を下げる可能性があるということです。

SEO評価が分散するから

ページAとページBに「重複コンテンツの対処法」という内容が類似するコンテンツがあると、GoogleはページAとページBそれぞれを「重複コンテンツの対処法について書かれたコンテンツ」として評価します。

例えばページAの評価が50点、ページBの評価も50点の場合、ページCに集約しておけば100点の評価を得られる可能性があるものが2つのページへ分散していまいます。(※評価の点数はあくまでもイメージです)

クローラビリティが悪化するから

Googleはページを評価するためにロボットを巡回(=クロール)させてページの内容を読み取ります。先ほどのページ分散のケースでは、ページCだけをクロールすれば良いはずのものが、ページAとページBにそれぞれ重複コンテンツが存在するとページAとページBの両方をクロールする必要が出てしまいます。

一方で、クロールできるページ数には限りがあり、Googleはクロールの効率(=クローラビリティ)を高めたいと考えているため、不要なクロールは減らせるに越したことはありません。

 

以上3つの観点から、重複コンテンツはSEO評価を下げる可能性があると言えます。

重複コンテンツをチェックする方法

自社サイトの重複コンテンツはGoogleサーチコンソールから確認できます。

サーチコンソールのメニュー「カバレッジ」から「除外」を選択し、「重複しています。」から始まる除外ステータスが表示されている箇所をクリックします。

この時に表示されるULR一覧が重複コンテンツになります。

Google推奨の重複コンテンツ対策

ここからはGoogleが推奨している重複コンテンツの対策をご紹介します。

対策の方針は以下の2点。

  • 不要な重複コンテンツページを生成しない
  • 重複が避けられない場合はURLを正規化する

 

URLの正規化については以下のページで解説しています。

301リダイレクトを実施する

古いページが別の新しいページへ移動した場合は301リダイレクトを実施しましょう。

古いページ→新しいページへ301リダイレクトを実施することで、Googleは新しいページを正規ページとして認識します。

内部リンクURLの形式を統一する

「creal.co.jp/aaa/」と「www.creal.co.jp/aaa/」(www有り無し)はGoogleから別々のURLとして認識されます。サイト内に設置する内部リンクのURL形式を統一することで、別々のURLではなく同一URLとして認識してもらえることに役立ちます。

定型文の繰り返しを最小限に抑える

各ページのメインコンテンツに共通して掲載するコンテンツは最小限に抑えましょう。

運営会社の紹介文や記事を執筆したライターの紹介文など、複数のページに共通したコンテンツを掲載している場合は別途紹介ページを用意し、紹介ページへのリンクを設置すると定型文の繰り返しを抑えることができますね。

canonicalタグを使用する

「https://creal.co.jp/business/howto-sales/」と「https://creal.co.jp/sales/howto-sales/」のように、同じブログ記事(/howto-sales/)を複数のカテゴリ(/business/と/sales/)に投稿した場合など、サイト構造上、重複コンテンツが複数ページへ掲載されるケースがあります。

このような場合にcanonicalタグを活用することでURLの正規化をおこなえます。

▼記述例

「https://creal.co.jp/business/howto-sales/」の類似コンテンツが「https://creal.co.jp/sales/howto-sales/」に存在する場合、~/sales/howto-sales/のページに以下の記述を追加すると、Googleは~/business/howto-sales/を正規ページとして認識します。

<link rel="canonical" href="https://creal.co.jp/business/howto-sales/">

類似するコンテンツは1つのページへ集約する

複数ページへ類似するコンテンツを掲載している場合は、1つのページへ集約できないか検討してみましょう。

サイト構造上やむを得ない場合は正規ページへ向けてcanonicalタグを記述して対処しますが、不要な重複コンテンツページは作成しないことが理想です。

XMLサイトマップを使用する

Googleのクローラーにサイト内の正規URLを伝えるXMLサイトマップも重複コンテンツ対策に有効です。重複コンテンツ対策に限らず、ページが適切に評価されるためにも必ずサイトマップ送信はおこなっておきましょう。

Googleが推奨しないrobots.txtによる重複コンテンツ対策

ここまでご紹介した対処法から、重複コンテンツ対策としてGoogleが推奨しているのは「避けられるなら重複コンテンツページを作成しない」「やむを得ない場合はURLを正規化する」対策でした。

これらの方針にそぐわない対策法として、robots.txtを使用する重複コンテンツ対策がありますが、これは上記対策に反するため非推奨となります

robots.txtによるクローラー制御

robots.txtとはGoogleのクローラーを制御するための記述をおこなうファイルです。

もしrobots.txtでクローラーを拒否するとGoogleはページの内容を把握できません。それが重複コンテンツかどうかに関わらず内容を読み取れないのです。また、robots.txtはクローラーを完全に制御することはできず、拒否していてもクローラーが巡回することもあります

つまり、拒否すること自体が不適切なだけでなく、拒否しても重複コンテンツを読み取られてしまう可能性も踏まえると、重複コンテンツの適切な対処法とはいえません。

重複コンテンツに注意してSEO対策を

本記事では重複コンテンツとは何か、主にSEOの観点からの影響と対策をご紹介しました。

誤情報にあるようなペナルティリスクを心配しすぎる必要はありませんが、適切に対処することで重複コンテンツによるマイナスの影響は回避が可能。状況に合った対処をおこないましょう。

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