CTAとは?基礎知識とコンバージョンを増やすためのポイント

更新日:2022年05月30日

サイトを運営しているけど、コンバージョン率が芳しくない……とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

コンバージョン率を上げるには適切な「CTA」を設置することが大切です。
今回はCTAに関する基礎知識と、コンバージョンを増やすためのポイントについて解説します。

>>CTAを設置してコンバージョンアップする方法はこちら

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CTAとは

CTAとは「Call To Action」の略で、直訳すると「行動喚起」という意味です。
Webサイトにおいては、ユーザーをコンバージョンへ誘導するための要素のこと。

例えば、このページにも設置しているような「資料請求はこちら」「お問い合わせはこちら」といったリンクやボタンなどがこれにあたります。

ユーザーの導線として非常に大きな役割を持っており、コンバージョン率・コンバージョン数はCTAの質によって大きく左右されます

WebサイトにおけるCTAの種類

先程も一例を挙げましたが、ここで一旦CTAの主な種類を紹介しましょう。
メジャーなものとしては以下のような形式が挙げられます。

  • ボタン
  • テキストリンク
  • バナー
  • ポップアップ

ボタン

ボタンを押すことでお問い合わせフォームや購入画面に移動します。
視認性が高く、クリックできる領域であることがユーザーに伝わりやすいのがメリット。
この記事下部にも設置されています。

CTAボタン

テキストリンク

本文中のテキストをリンク化したタイプです。
メインコンテンツを読ませる流れで自然に差し込むことができます
ボタンなどに比べると目立ちにくいため、フォントや色を変えて「クリックできる」ということがユーザーに伝わりやすくすると良いでしょう。

CTAテキストリンク

バナー

ボタンやテキスト、画像などを組み合わせたバナータイプもあります。
ボタンよりも画面占有率が高く、デザインの自由度が高いのが特徴です。

 

CTAバナー

引用:ferret

ポップアップ

ポップアップはサイトの閲覧中に画面を遮るように表示されるウインドウです。
クリエイティブの形式自体はバナーと似ています。

半ば強制的にユーザーの目に触れさせるため、認知してもらいやすい反面、わずらわしく感じたユーザーから嫌われる恐れもあります。

CTAポップアップ

引用:ferret

CTA設置のポイント

ここからは、CTAを設置する際に意識すべきポイントについて解説します。
コンバージョン率を上げるために、以下の5点を参考にしてみてください。

  • リンク先をイメージしやすいフレーズを使う
  • ユーザーに望むアクションを明確にする
  • 自然と目に付きやすい場所に設置する
  • クリックできることをわかりやすくする
  • 緊急性をアピールする

リンク先をイメージしやすいフレーズを使う

CTAには、クリック後どのようなページに移動するのか想像しやすいフレーズを盛り込みましょう。
これにより、ユーザーの心理的負担を軽くしてあげることが可能です。

また、クリックされたとしても、リンク先が自分の想像とまったく違っていれば、ユーザーはすぐにページを離脱してしまいます。
それを防ぐためにも、クリックした先に何があるのかきちんと明示しておくことをおすすめします。

ユーザーに望むアクションを明確にする

CTAのボタンなどに表示するテキストには、ユーザーにどうしてほしいのかを明確にしておくと良いでしょう。

例えば、「クリック」だけでなく、「クリックして登録する」「クリックして続きを読む」などはっきりと記載しておくと、ユーザーにその後取るべき行動を想像してもらいやすくなります。

自然と目に付きやすい場所に設置する

ユーザーの視線の動きを意識し、自然に目に入る場所にCTAを設置しましょう。

ユーザーの視線は通常「左上→右上→左下→右下」というふうに「Z」に沿った形になり、大まかには左上から右下に向かって視点が移ると言われています。

これをもとにユーザーの視線の流れを割り出し、その線上にCTAを置くと効果的です。

クリックできることをわかりやすくする

CTAは「クリックできること」がユーザーにわかりやすいデザインにすることが大切。

背景と同化しない色を選んだり、ボタンには影をつけて立体感を出すなどの工夫を取り入れましょう。
また、マウスオーバーなどで動きをつけるのもおすすめです。

緊急性をアピールする

緊急性をアピールするのもひとつの手です。
「期間限定」「今すぐ」といったワードや具体的な期間の表記がこれにあたります。

CTA設置の際の注意点

最後にCTAを設置する際に注意すべき点を紹介します。
気をつけるのは以下のポイントです。

  • むやみに設置しない
  • 必ず効果測定を行う

むやみに設置しない

確実にコンバージョンへ誘導したいからといって、むやみにCTAを設置しすぎないようにしましょう。
いくつもボタンやバナーがあると、ユーザーはどれをクリックすればよいのかわからなくなってしまいます

CTAは適切な位置に、必要な数だけ設置するようにしましょう。

必ず効果測定を行う

CTAを設置する際は、必ず効果測定を行うようにしましょう。
設置して終わりではなく、都度調整して最適化することが大切です。

クリック数コンバージョン率は定期的に確認することをおすすめします。

まとめ

今回はCTAについて解説しました。

CTAはサイトのコンバージョン率を高めるために必須の要素。

弊社サイトで「CTAの設計を見直してコンバージョンアップしたノウハウ」も公開しています。今回紹介したポイントを参考に、設置や改善をおこなってみてはいかがでしょうか。

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