検索エンジンで上位表示させる方法!具体的なSEO対策を解説

公開日:2024年03月25日

SEO対策において狙いたい検索エンジンでの上位表示。

手段が目的化してはいけないとは言え、狙ったキーワードでの上位表示化はSEO担当者にとって重要ですよね。本記事では検索エンジンで上位表示させる方法として具体的なSEO対策を解説します。

>>検索エンジンで多数上位表示に成功!その秘訣とは?

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検索エンジンで上位表示される前提条件

上位表示を狙う施策の前に、検索エンジンの仕組みを簡単に確認しておきましょう。

表示順位を上げるまでには前提条件として、下記3つのステップをクリアする必要があるからです。

  1. 検索エンジンのロボットにクロールされる
  2. インデックス登録される
  3. 検索結果へ表示される

 

思うように上位表示されず打開策を検討する際に、順位が決まる手前のステップで躓いていることは意外と見落としがち。順位が決まるまでにはこれらの3つのステップをクリアすることが前提になるのです。

1.検索エンジンのロボットにクロールされる

検索エンジンはクローラーと呼ばれるロボットによって、インターネット上のWebページを収集する仕組み。そのためまずはそのロボットに自社サイトをクロールしてもらう必要があります

クローラーはWebサイトのリンクを辿ってページを巡回するため、ページ同士での内部リンクやXMLサイトマップの設置をおこなうことでクロールの促進が可能。

また、「robots.txt」の指示に従ってページをクロールするため、クロール範囲をrobots.txtのファイル内で適切に指定する必要があります。

2.インデックス登録される

クローラーがページを発見したら、検索エンジンのデータベースへインデックス登録するかどうかを判断されます。

Webサイト全体の質が低いとページを見つけてもクロールしない(=ページの内容を読み取らない)ことがありますし、ページの内容を読み取った上でインデックス登録しないと判断されてしまうことも。

そのため、特定のページだけでなくWebサイト全体がユーザーにとって有益で快適に閲覧できるよう、高いユーザー体験を提供できるように制作することが重要になります。

3.検索結果へ表示される

無事にインデックス登録されたWebページだけがようやく検索エンジンで検索したユーザーに対して表示されるようになります。

しかし、検索結果で上位表示されるかは検索エンジンのアルゴリズムによって判断され、上位表示されなければユーザーの目に触れる機会は少ないもの。

検索エンジンはページと検索クエリの関連性を判定し、ユーザーにとって最も適切な情報を優先的に提供しようとして上位表示するページの選定ロジックを常に改善しているのです。

上位表示化を狙う3つの検索エンジン対策

インデックス登録されたページが上位表示されるように検索エンジン対策、つまりSEO対策をおこなう場合、大別すると以下の3種類の対策があります。

  1. テクニカルSEO
  2. コンテンツSEO
  3. 外部SEO

1.テクニカルSEO

テクニカルSEOとは、Webサイトの制作技術面から最適化を図るSEO対策です。

Webサイトに掲載するコンテンツの土台を適切に制作するテクニカルSEOを実施できていない場合、そのような土台にどれだけ優れたコンテンツを制作しても検索エンジンから高い評価を得られません。

検索エンジンで上位表示を狙う上で最初に取り組みたいSEO対策です。

質の高いユーザー体験を提供し、検索エンジンがWebサイトやページを正しく巡回・インデックス・ページの評価をおこなえるようにするSEO内部対策がテクニカルSEOです。

2.コンテンツSEO

コンテンツSEOとは、Webサイトに掲載するコンテンツの最適化によって、検索ユーザーのニーズに応えると同時に検索エンジンへ内容をより正確に伝えることで上位表示を狙うSEO。

有益なコンテンツを用意することでWebページが検索エンジンから評価され、良質なWebページを増やすことでWebサイト全体の評価も高まり、検索順位の上位化が期待できます。

技術的な施策のテクニカルSEOと比べると、コンテンツSEOは検索ユーザーに対して価値があるコンテンツを提供することこそが重要になるため、テクニック的な要素が少ないSEO対策とも言えます。

3.外部SEO

Webサイト内で対策をおこなう内部SEOに対して、Webサイト以外でおこなう対策を外部SEOと呼びます。

SEOはWebサイトに価値あるコンテンツが用意されていることが前提になりますが、検索エンジンは価値の大小を判断する際にWebサイトの外部指標も活用しています。

検索エンジンの上位表示を狙う上で大きな効果が期待できるSEO対策です。

 

Webページが検索で一番上に出てくる理由とは?

検索エンジンはユーザーの検索ニーズに対して最適なページを上位表示しようとしています。

検索エンジンにとっては、より多くのユーザーに検索エンジンが使われることが重要で、そのためにユーザーにとって役立つコンテンツを評価して上位表示させる仕組みを作り上げているのです。

上位表示されるページが役立つ検索エンジンであればあるほど、ユーザーは積極的に検索行動しますよね。反対に、検索しても役に立たなければ検索エンジンから離れ、検索行動しなくなってしまうもの。

 

そのため検索エンジンは単純に人気がある、新しい、情報量が多いなど特定の要素からではなく、複雑な検索アルゴリズムからページを評価します。

その上で、最も検索ニーズにマッチした有益な情報を提供していると判断したページが一番上に出てくるのです。

狙ったキーワードで検索エンジン上位表示化を達成する方法

検索エンジンで上位表示される前提条件と3種類のSEO対策を理解した上で、ここからご紹介する上位表示化の施策に取り組んでいきましょう。

どの上位表示化施策も検索エンジンから高い評価を受ける上で効果的なものばかり

これらの施策へ適切に取り組むと、狙ったキーワードでの上位表示化に良い効果が期待できます。

上位表示しやすいキーワードを選定する

検索エンジンで上位表示を狙うためには、適切なキーワードを選ぶことが重要です。

まだSEOによる集客が上手くいっていない場合は競合の少ないロングテールキーワードを中心に選定するのがおすすめ。

検索ボリュームが少なく、競合も少ないキーワードほど上位表示しやすい傾向があるためです。

 

一方で、検索エンジンによるWebサイト全体の評価が既に高い場合は検索ボリュームが大きく、競合が多いキーワードを狙うという判断も大切。

上位表示できれば高い集客効果を見込めるキーワードは、自社で運営するWebサイトで上位表示できる可能性がどれだけ見込めるかによって見極めていきましょう。

ユーザーニーズに応えるコンテンツを制作する

狙ったキーワードでユーザーがどのような情報を求めているのか、ニーズを徹底的に分析します。

検索キーワードから考えられるニーズ、関連キーワードや現在上位表示されているページから読み取れるニーズなど、多角的に分析しましょう。

検索ニーズにマッチしたコンテンツを作ることで品質が高まり、上位表示しやすくなります。現在ではここが出来ているのは上位表示される必要条件になりつつあります。

読者視点でコンテンツ化することを心がけましょう。

ユーザーの期待を超えるコンテンツを制作する

ただニーズに応えるだけでなく、さらに一歩踏み込んで"期待値を超えるクオリティ"のコンテンツを作ることを目指しましょう。なぜなら競合サイトもSEO対策に取り組んでいる場合、ユーザーニーズに応えるだけでは自社のページが競合サイトを超えられないからです。

顕在ニーズだけでなく潜在ニーズへ先回りしたコンテンツを制作したり、画像やイラスト、動画などを活用したり、専門家に監修してもらったり、競合サイトを超えるコンテンツづくりが重要になってきます。

リンクビルディングに取り組む

検索エンジンは被リンクも上位表示するページを決定するアルゴリズムに組み込んでいます。

特にリンクの質を重視しているので、信頼できるサイトからの外部リンクを獲得できると上位表示に大きく影響します。

リンクビルディングのためには、まずは評価される価値のあるコンテンツを作ること。そしてSNS発信やブログへの寄稿、質の高い記事に対するリンクを依頼するといった施策が有効です。

リライトによる改善に取り組む

既存ページの順位を高めるためには継続的なコンテンツ改善も重要です。

表示順位が安定しない、または上位表示できないコンテンツは、リライトによる改善によって上位表示を狙います。

なぜ検索エンジンは自社のページより競合サイトを高く評価しているのかを考え、上位表示されてい競合サイトをチェックしたり、分析ツールを使って改善ポイントを検討しましょう。

トピッククラスター戦略に取り組む

キーワードに関連する複数のコンテンツをリンクでつなぎ、特定のトピックに対する専門性を高めることで上位表示を狙うSEO施策がトピッククラスター戦略です。

具体的には主要コンテンツとなるピラーページを核に、関連コンテンツとなるクラスターページと相互にリンクしていく取り組みですね。

トピックに関する幅広い情報をコンテンツ化することで検索エンジンの評価を高め、全体的な順位改善を狙います。

リスティング広告も検索エンジンの上位表示に有効

自然検索の上位表示化対策に加えて、リスティング広告の実施も有効です。

リスティング広告は検索結果の上位に表示される有料の広告枠で、希望のキーワードで上位表示を狙えるため短期間での集客効果を期待できる点が特徴です。

検索エンジンで自社のページを上位表示させて集客するという点では、SEOと併せて検討したいリスティング広告。

検索エンジンからクリックが発生する度に広告費がかかるため、リスティング広告は費用対効果を検証しながら実施するのがおすすめです。

検索エンジンの上位表示まとめ

本記事では検索エンジンの上位表示について、仕組みやSEO対策をご紹介しました。

検索エンジンの上位表示はWeb集客において重要な施策となります。まずは検索エンジンの仕組みを理解し、適切なSEO対策へ取り組み、上位表示化を狙いましょう。

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