アプリ内広告とは?配信形式や費用、メリット・デメリットを解説

更新日:2022年07月25日

ユーザーが普段使っているゲームアプリやニュースアプリに配信できる「アプリ内広告」。
あなたも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

今回はそんなアプリ内広告の種類や費用、メリット・デメリットについて解説します。

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アプリ内広告とは

アプリ内広告とは、その名の通りアプリ内に設置された広告枠に配信する広告のこと。
アプリ提供者の収入源の一つにもなっています。

アプリ内広告の種類

一口にアプリ内広告と言っても、様々な種類が存在します。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

  • バナー広告
  • インフィード広告
  • オファーウォール広告
  • アイコン広告
  • 動画リワード広告
  • 全画面広告

バナー広告

アプリ内広告のなかで最もメジャーなのが、このバナー広告です。
画面の上部または下部に表示されます。
形式はテキスト、画像、動画と幅広いのが特徴。

GDNやYDNといったプラットフォームから配信可能です。

▼関連記事 GDNとYDNについて

インフィード広告

インフィード広告とは、フィード内に通常のコンテンツと同じ形式で表示される広告のこと。
広告感が薄いため、ユーザーからネガティブな印象を持たれにくく、クリック率やコンバージョン率が高くなりやすいのがメリットです。

各種SNSや、SmartNews、Gunosyといったニュースアプリで配信可能です。

▼関連記事 インフィード広告について

オファーウォール広告

アプリ内のおすすめアプリ一覧といったページに表示される広告フォーマットです。
アプリのインストールや条件達成と引き換えに、アプリ内で使えるポイントやアイテムをユーザーに付与します。
オファーウォール広告と相性がいいのはマンガアプリやゲームアプリなど、課金という概念が存在するアプリです。

アイコン広告

スマートフォンの待ち受け画面に表示されるアプリアイコンのような形で表示させることができる広告。
主に画面下部に表示されます。

見た目が広告っぽくないため気軽なクリックを誘発できますが、情報量が少なくどんなアプリなのか内容を伝えづらいという面もあります。

動画リワード広告

ユーザーに動画を視聴してもらうかわりに、アプリ内で使えるリワード(アイテムや通貨など)を付与する広告です。
ユーザーが承諾した上で動画が再生されるため、ネガティブな印象を持たれにくく、視聴完了率が高いのが特徴です。

LINE広告ネットワークなどで配信可能です。

全画面広告

スマートフォンの画面全体に広告が表示される形式です。
アプリを開いたとき、画面を遷移したときなど、特定のタイミングで表示されます。
インパクトがあり掲載できる情報量も増えますが、閲覧や操作の邪魔になるため、ユーザーからは不評な広告だといえるでしょう。

GDN、YDNなどから配信可能です。

アプリ内広告の費用

Web広告は金額が固定で決まっておらず、媒体によって課金形態も異なるため、一概にいくらということはできません。
アプリは特に多種多様な配信が行われているため、費用感も様々です。

Web広告の一般的な相場は以下の記事を参考にしてみてください。

▼関連記事 Web広告の費用相場について

アプリ内広告のメリット

最後にアプリ内広告のメリットとデメリットについて解説します。
主なメリットは以下の通りです。

  • ユーザーの視界に入りやすい
  • ユーザーの信頼を得やすい
  • 競合が少ない

ユーザーの視界に入りやすい

ゲームアプリなどの広告枠は画面内に固定されていることが多いため、確実にユーザーの目に触れさせることができます。
ニュースアプリ内にインフィード形式で配信する場合も、自然な形でユーザーに広告を届けることが可能です。

ユーザーの信頼を得やすい

ユーザーは自分が信用したアプリを利用しています。
そのため、そこに配信される広告も信頼を得やすく、他の広告と比較してもクリック率・コンバージョン率が高い傾向にあります。
アプリ利用者の興味関心に合わせた広告を配信できれば更に効果は高まるでしょう。

競合が少ない

広告掲載用の枠を設けているアプリは、10万個以上存在します。
そのためとつあたりの広告配信社数が少なく、他社と競合しにくいのがメリット。

広告費用がオークション形式で決まる場合は、競合が少ないほど価格が安くなります。

アプリ内広告のデメリット

以下のようなデメリットもあります。配信の際は注意しましょう。

  • 不快に思われる可能性がある
  • 自分で最適な配信方法を見つける必要がある

不快に思われる可能性がある

アプリでの体験を楽しみたいユーザーにとっては、広告が画面に表示されると不快に感じることもあります。
コンバージョンどころか自社のイメージダウンにつながる恐れもありますので、ユーザーの操作や閲覧を阻害する形式のものは極力避けることをおすすめします。

自分で最適な配信方法を見つける必要がある

アプリには無数のカテゴリ・ジャンルのものが存在し、その形式も様々です。
そのため、広告配信のセオリーといったものがあまり存在しません。

また、配信方法の変化も激しいため、常に効果計測を重ねながら自社に最適な配信方法を探っていく必要があります。

まとめ

今回はアプリ内広告について解説しました。

様々な配信フォーマットが存在するアプリ内広告。
自社に合った形式で配信できれば、高い効果が望めるでしょう。

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