リスティング広告のクリック率ってどのくらいあれば大丈夫?今よりクリック率を上げるための方法もご紹介

このクリック率って高いほう?それとも低いほう?
リスティング広告を配信していて、こんなふうに思ったことはないでしょうか?
基準がわからないとなかなか判断が難しいですよね。

また、クリック率を今より上げるにはどうすればよいのかわからない……とお悩みの方も多いはず。

そこで今回は、リスティング広告におけるクリック率の平均や、クリック率を向上させるための方法などを解説していきます。

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クリック率とは

まず、クリック率とは何かというところから説明しておきましょう。

クリック率は、広告が表示された回数に対して、どれだけユーザーにクリックされたかという割合を表すもの。
CTR(Click Through Rate)とも呼ばれています。

どれだけのユーザーがその広告に興味を持ったかを示す指標の一つです。

クリック率の算出方法

クリック率は以下の計算式で求められます。

クリック率(%) = クリック数 ÷ 広告表示回数(インプレッション数) ✕ 100

例えば、広告が1000回表示されて、ユーザーにクリックされた数が10回だった場合、クリック率は1%となります。

クリック率の平均

アメリカのマーケティング会社、WordStream社の調査によると、Googleリスティング広告における平均クリック率は3.17%です。

もちろん狙うキーワードや業種によって差があり、各業種ごとの平均クリック率はおおよそ2~6%の間に収まるようです。

特にクリック率が高いのは出会いやデートに関する広告。
反対に低いのはテクノロジー系の広告です。

自社広告のクリック室が高いのか低いのか、この数値を参考に判断してみてください。

出典:Google Ads Benchmarks for YOUR

クリック率の改善方法

ここからは、クリック率を上げる方法を紹介していきます。
もし思うように広告の成果が出ていないという場合は、ぜひ参考にしてみてください。

ターゲットの絞り込み

ターゲティングは適切に行えているでしょうか。
ここの設定がずれていると、そもそも本来のターゲットに広告が表示されません。

Google広告では、地域、年齢、性別という基本情報から、世帯収入や家族構成といったかなりパーソナルな部分まで絞り込むことが可能です。
自社の商材がどんな層に求められているかをしっかりと分析し、できるだけ詳細にターゲティングしましょう。

適切なキーワード設定

広告に設定しているキーワードと、実際にユーザーが検索に使うキーワードが食い違っていると、クリック率は低くなってしまいます。

上で設定したターゲット情報を元に、もしユーザーが〇〇について知りたいときどういうキーワードで検索するか、という観点で考えましょう。
検索クエリ(ユーザーが実際に検索窓に入力する語句)をイメージしてキーワード設定を行うことが大切です。

広告文の調整

リスティング広告は基本的に文字のみであるため、ユーザーに興味を持ってもらうためには、広告文の工夫が必要不可欠です。
割引率や実績の詳細な数字を記載する、特典や期間限定をアピールするなど、ユーザーに具体的なイメージを抱かせ、自分に関係がある内容だと思わせるような広告文にするとクリック率の向上が見込めます。

また、広告文のなかにもキーワードを含めるのを忘れないようにしましょう。
検索結果画面では検索に使ったキーワードが太字で表示されるため、クリックされやすくなります。

もう一つ注意してほしいのが、PCとスマホでは広告文の見え方が異なるという点です。
スマホの方が画面が小さいため、表示される文字数が少なくなるのです。
広告の内容にもよりますが、現在はスマホユーザーのほうが多いため、スマホをメインで意識した構成にするのが良いかもしれません。

広告表示オプションの活用

Googleリスティング広告には以下のような表示オプションが用意されています。

  • 住所表示オプション
  • 電話番号表示オプション
  • 価格表示オプション
  • アプリリンク表示オプション
  • コールアウト(キャッチフレーズ)表示オプション
  • 構造化スニペット表示オプション         など

実店舗の宣伝の場合は住所も表示されるようにする、通販の場合は価格を表示させるなど、広告の内容に合わせて活用しましょう。
ちなみに、構造化スニペットとは、以下のように表示される、広告文に対する補足情報のようなものです。
文字だけにはなりますが、具体的なサービス内容を記載できるため、クリック率の向上に一役買うことでしょう。

構造化スニペット表示例

出典:Google 構造化スニペット表示オプションについて

予算の増額

リスティング広告が表示される枠は、検索結果画面の上下に複数存在します。
そしてもちろん、クリックされやすいのは上位に表示されている広告。

上位表示させるには、他社よりも多くの金額を投入する必要があります。
この広告はオークションのような入札形式であり、予算が高いほど上の方に表示されるという仕組みなのです。

もし予算に余裕があるのであれば、広告費の増額も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

遷移先ページの調整

これはクリック率とは直接関係はありませんが、広告の質という部分に大きく関わって来ます。
もし、広告自体と遷移先ページの内容の関連性が低い場合、せっかくクリックしたユーザーもすぐに離脱してしまいます。
そうなると、検索エンジンに広告の質が低いと判断され、表示回数が減少してしまう恐れがあるのです。

また、このような広告を連発していると、ユーザーに悪い意味で名前を覚えられてクリックされないようになる可能性がありますので、広告だけでなく遷移先ページにもおろそかにしないことをおすすめします。

クリック率を上げるメリット

クリック率の向上によって、以下のような効果が見込めます。

コンバージョン数が増える

クリック率が上がることで、単純に流入は増加します。
そのため、コンバージョン(商品の購入や問い合わせなど、広告の最終的な目的)数も増加するでしょう。

多くのユーザーデータを集められる

流入が増えるため、より多くのユーザーデータを収集することができます。

どんなユーザー層が多かったのか、その層は想定していたターゲット層と近いか遠いかなどを精査し、今後の広告に活かしましょう。

広告の品質に対する評価が上がる

Google広告には「品質スコア」という評価指標があります。
そして、検索エンジンはクリック率が高い広告を、ユーザーのニーズに合っている広告として高く評価するのです。

品質スコアが上がると、同じキーワードでも競合他社よりも安い金額で広告を配信することができます。

クリック率だけ高ければよいわけではない

ここまで、クリック率を上げることについてお話してきましたが、ただむやみにクリック率の向上だけを追い求めればよいわけではありません。

大切なのは、最終的な成果までユーザーを導くこと。
それには広告の質が重要になってきます。

先ほどクリック率が上がることでコンバージョン数が増加する可能性があるというお話をしましたが、コンバージョン率は必ずしも上がるとは限りません。
多くクリックされている場合、本来のターゲットから外れた層まで流入しているということも考えられます。
そうした層はすぐ離脱する可能性が高いため、むしろコンバージョン率は低くなるでしょう。

「クリック率の改善方法」の項目で解説したとおり、ターゲットを意識した精度の高い広告を設計することが大切です。

まとめ

今回は、リスティング広告のクリック率について解説しました。

クリック率は重要な指標の一つですが、それだけを意識するのではなく、ターゲットユーザーのことを考えた広告配信を行うことが大切です。

もし、広告の成果が伸び悩んでいる場合は是非この記事を参考に改善を図ってみてください。