アフィリエイト広告とは?Web担当者向けに仕組みやメリット・デメリットを詳しく解説

更新日:2023年07月26日

第三者視点で商材をアピールできるアフィリエイト広告
今回はそんなアフィリエイト広告について、アフィリエイト広告とは何か、広告の仕組みやメリット・デメリットを詳しく解説します。

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アフィリエイト広告とは

アフィリエイト広告とはWeb広告の一種です。

Webメディア(サイトやブログ、SNSなど)に広告を掲載する形式で、最大の特徴はメディアの所有者(アフィリエイター)に自社の商品・サービスを紹介(アフィリエイト)してもらえること。

広告によって発生した成果・ユーザーのアクションに応じて、アフィリエイターに報酬が支払われます。

アフィリエイト広告の種類

アフィリエイト広告の掲載形式は3種類。それぞれどのように表示されるのか見てみましょう。

  1. テキスト広告
  2. ボタン広告
  3. バナー広告

1.テキスト広告

テキスト広告は、テキストリンクで表示されるタイプのアフィリエイト広告です。

本文を読む流れで自然にユーザーの目に触れさせることが可能

アフィリエイト広告ではありませんが、弊社のコラムページにも似た形式のテキストがあります。

▼テキスト広告のイメージ
アフィリエイト広告以外にも様々なWeb広告がありますので、「Web広告媒体の選び方をまとめた資料」も参考にしていただければ幸いです。

2.ボタン広告

ボタン広告はボタン形式で掲載されるタイプのアフィリエイト広告。

テキストに比べて目立ちやすく、クリックできることがユーザーに伝わりやすいメリットがあります。そのため、テキスト広告と比べて高いクリック率となる傾向があります。

CTAボタン

3.バナー広告

媒体によってはバナーを掲載できるものもあります。
サイドバーやページの下部など、本文の外に掲載されるのが主流です。

アフィリエイト広告の仕組み

アフィリエイト広告配信の流れは大まかに以下の通り。

  1. ASPに広告を登録
  2. アフィリエイターが掲載する広告を選ぶ
  3. メディアに広告が掲載される
  4. ユーザーからのアクションに応じて費用が発生

 

アフィリエイト広告を始める場合、広告主はASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)と呼ばれるプロバイダーに広告を登録します。

そして、その中からアフィリエイターに選ばれた広告がサイトに掲載してもらえるという仕組み。アフィリエイターへの報酬額などは自分で設定することができ、いかにアフィリエイターが広告掲載したくなる条件を提示するかがポイントになります。

 

また、一般的なアフィリエイト広告では、広告が掲載されるだけでは費用は発生しません

広告のクリックや、広告経由での商品の購入など、あらかじめ定められた条件が達成されたときに費用が発生するという形式が主です。

ASP(Affiliate Service Provider)とは

ASP(Affiliate Service Provider)とはアフィリエイトサービスプロバイダの略で、広告主とアフィリエイターを結ぶ仲介者のこと。複数の広告を取りまとめてアフィリエイトに紹介するという役割です。

ASPによって提携している媒体が異なりますので、必ず登録前に自社の広告とマッチする掲載先があるかどうかをチェックしましょう。

ちなみに、広告費もASPを通して広告主からアフィリエイターへ支払われます。

アフィリエイト広告の費用形態

アフィリエイト広告の費用形態は4種類あります。

これらの費用形態は「どのアクションが起こったときに課金が発生するか」が主な違いです。

  1. 成果報酬型
  2. クリック型
  3. インプレッション型
  4. 固定報酬型

1.成果報酬型

アフィリエイト広告の中で最も主流と言えるのが成果報酬型

広告経由でコンバージョン(商品の購入やお問い合わせといった、広告の最終目標)が発生した場合だけ費用が発生します。

成果報酬型はコンバージョンが発生しなければアフィリエイターへの広告費の支払いが発生しない点で、費用面のリスクを抑えた広告を展開できる点が魅力的。

これこそがアフィリエイト広告の醍醐味と言っても過言ではありません。

2.クリック型

広告をクリックされた回数に応じて費用が発生するタイプです。

こちらも成果報酬型と同じで、掲載されただけでは費用は発生しません。

費用が発生する頻度は成果報酬型と比べて多くはなるものの、単価は安めです。

3.インプレッション型

広告の表示回数に応じて費用が発生するタイプです。

一般的には、1000回ごとに◯◯円という形で料金が定められています。広告を見られただけで費用が発生するというハードルの低さがあるため、クリック型よりもさらに単価が安いのが特徴。

商品やサービスの認知を拡大したいときなどにおすすめです。

4.固定報酬型

上記の3つとは異なり、広告の掲載期間に応じた固定の料金を支払うタイプです。

影響力の大きいメディアで多く採用されている方式で、商品・サービスのブランディングに適しています。

アフィリエイト広告のメリット

ここからは、アフィリエイト広告のメリットを紹介します。
実際に配信する際の参考にしてみてください。

  • 初期費用が比較的安い
  • 費用対効果が高め
  • 客観的にプロモーションしてもらえる

初期費用が比較的安い

アフィリエイト広告を始める際にかかるのはASPの契約金のみ

中には初期費用無料のASPもあり、他の広告と比べると広告費は安く抑えられるでしょう。

費用対効果が高め

一般的なアフィリエイト広告では、ユーザーからアクションを受けない限り費用が発生しません

お金だけ支払って全く成果につながらないということはほぼないので、運用型広告などと比べると費用対効果は高くなる傾向があると言えるでしょう。

客観的にプロモーションしてもらえる

広告主はASPに広告を登録するだけで、プロモーション自体はアフィリエイターがおこないます。
そのため、自社の人的コストや時間的コストはあまりかかりません

また、第三者の視点から宣伝してもらえるというのも利点の一つです。
最近は他人のレビューや口コミなどを参考に商品を購入するという人が多いため、客観的な目線で商品やサービスを紹介してもらえるのは大きなメリットでしょう。

アフィリエイト広告のデメリット

続いてデメリットです。
以下のようなリスクが存在することも覚えておきましょう。

  • 掲載が確約されているわけではない
  • アフィリエイターによって効果が左右される

掲載が確約されているわけではない

ASPに登録されている広告からアフィリエイターが好きなものを選ぶという仕組みのため、登録さえすれば必ず広告を掲載してもらえるというわけではありません。

報酬が少ない、商材自体が魅力的でなく、訴求ポイントが少ないなど、アフィリエイターにとって魅力的でない広告は選ばれにくいでしょう。

アフィリエイターによって効果が左右される

どのアフィリエイターに広告を掲載してもらうかは自分で選ぶことができません。アフィリエイターによっては思うように効果が出ない場合もあります。

また、過剰に商品をアピールしたり、薬機法・景品表示法などに違反した訴求を行ったりする悪質なアフィリエイターも中には存在します。商品をアピールするどころか逆にブランドイメージが傷つけられてしまうこともありますので、十分留意しておきましょう。

最悪の場合、アフィリエイターの法律違反のせいで罰則が広告主側に及ぶというケースもあります。

アフィリエイト広告がおすすめの商材

アフィリエイト広告での宣伝が適しているのは、以下のような商材です。

  • 化粧品やエステなどの美容系
  • 健康食品系
  • カードローン、クレジットカードなどの金融系

 

美容系や健康食品系はサイト内で取り上げやすくユーザーの興味も引きやすいため、アフィリエイター人気が高い商材です。複数種類の商品を比較して紹介するという内容のサイトをよく見かけますよね。

また、金融系や人材件など、成功報酬が高いものもアフィリエイターに好まれやすいためアフィリエイト広告と相性が良いと言えます。

アフィリエイト広告まとめ

今回はアフィリエイト広告について解説しました。

アフィリエイト広告はそれなりにリスクもありますが、費用対効果も高く自社でプロモーションを行う手間も省ける便利な広告です。宣伝したい商材がアフィリエイト広告と相性が良いものであれば、ぜひ配信を検討してみてくださいね。

アフィリエイト広告以外にも様々なWeb広告がありますので、「Web広告媒体の選び方をまとめた資料」も参考にしていただければ幸いです。

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Web広告媒体の選び方

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