ブラックハットSEOの危険性!やってはいけない手法を解説

更新日:2024年05月13日

SEO対策の中でも裏技的な位置づけにあるブラックハットSEO。

王道的なホワイトハットSEOの対局にあるこのブラックハットSEOには、どのようなリスクと効果があるのでしょうか。本記事ではブラックハットSEOの危険性と期待効果の両面を解説します。

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ブラックハットSEOとは?

ブラックハットSEOとは、SEO対策の一種で、不正にWebサイトを検索結果で上位表示化させる手法です。

ブラックハットSEOは検索エンジンのアルゴリズムの穴を突いて一時的に効果が出る可能性がありますが、長期的に考えると逆効果になります。なぜなら、検索エンジンは常にアルゴリズムを改善しており、現在はブラックハットSEOをおこなっているWebサイトを高い確率で発見できるから。

そして、ブラックハットSEOに対してはペナルティが与えられます。

ペナルティとは、検索エンジンがWebサイトの順位を下げたり、検索結果から除外したりすることで、ペナルティを受けてしまうとSEOによる集客効果が無くなってしまうのです。

 

ブラックハットSEOは、検索エンジンが特に重要視する「ユーザーの検索ニーズに応える良質なコンテンツを提供するWebサイト」による上位表示化施策ではないため、検索ユーザーにとっても有益な情報を提供していないWebサイトと言えます。

検索ユーザーは自分の求めている情報を得られないWebサイトに長く滞在したり再訪問しません。そのため、ブラックハットSEOはによる短期的な効果を狙うのではなく、検索ユーザーのニーズを満たすコンテンツ提供を前提としたホワイトハットSEOをおこなう方がビジネスとしても合理的なのです。

ブラックハットSEOの定義

ブラックハットSEOは、前述の通り不正にWebサイトを検索結果で上位表示化させる手法と定義できます。検索エンジンの評価基準を逆手に取り、検索エンジンを欺いて不当に高い評価を得ようとする手法ですね。

Googleでは検索結果のランキングを決定する仕組みの内、特に重要なランキングシステムを公開しています。

このページは、Google の重要なランキング システムについて理解を深めていただくためのガイドです。ここでは、検索クエリに対して検索結果を生成する基盤テクノロジーである、コア ランキング システムの一部をご紹介します。また、特定のランキング ニーズに関連するシステムについてもいくつか取り上げます。

(出典:Google 検索ランキング システムのご紹介 | Google 検索セントラル

この仕組みを理解し、ユーザーと検索エンジンの双方にとって有益なWebサイト運営をおこなうのではなく、検索エンジンが誤って高く評価するように欺くことで上位表示化を目指す手法がブラックハットSEOなのです。

知っておくべきブラックハットSEOのリスク

ブラックハットSEOには大別すると2つのリスクがあります。

  1. 検索エンジンのペナルティリスク
  2. 短期的な効果で終わるリスク

これらのリスクを理解せず、安易にブラックハットSEOに取り組まないようくれぐれもご注意くださいね。

1.検索エンジンのペナルティリスク

ブラックハットSEOをおこなう最大のリスクは検索エンジンのペナルティを受けること。

ペナルティには、自動ペナルティと手動ペナルティの2種類があります。

  • 自動ペナルティ:検索エンジンのアルゴリズムが自動的に判断して与えるペナルティ
  • 手動ペナルティ:検索エンジンの品質評価者が手動で判断して与えるペナルティ

 

Googleが頻繁におこなっているアップデート、特に大きな影響があるコアアルゴリズムアップデートでは、過去にも多くのWebサイトの不正が検知されてペナルティを与えられてきました。

人為的な被リンクへの対策が取られた「ペンギンアップデート」や低品質コンテンツへの対策が取られた「パンダアップデート」などは自動ペナルティが多く発生したことでも有名です。

 

一方で、手動ペナルティは自動的に与えられるもとのは異なり、品質評価者がWebサイトを確認した上で判断されるもの。自動ペナルティ以上にその影響は大きく、ペナルティ解除も容易ではありません。

2.短期的な効果で終わるリスク

ブラックハットSEOのもう一つのリスクは、仮に効果が出たとしても短期的な効果で終わることです。

検索エンジンは常にアルゴリズムを改善しており、ブラックハットSEOによってアルゴリズムの穴を突いたとしても、いずれは検索エンジン側で対策がおこなわれてその効果を失うからです。

 

これら2つのリスクを踏まえると、ペナルティリスクが高く、仮に効果が出ても短期間で終了するブラックハットSEOは企業にとって実施するべきものではないでしょう。

ブラックハットSEOの代表的な手法

ここからはブラックハットSEOの代表的な手法をご紹介します。

ご紹介する手法に該当するようなSEO対策を意図せずおこなってしまわないようにくれぐれもご注意くださいね。

キーワードスタッフィング

キーワードスタッフィングは、コンテンツ内に検索キーワードを無理やり多く入れるブラックハットSEO。

SEO対策キーワードをコンテンツ内で使用することは、検索エンジンに記事の内容を伝えるためにも必要ですが、これを過剰におこなうと逆効果です。

なぜなら、キーワードスタッフィングはユーザーにとって不要なワードが多く読みにくい文章になり、検索エンジンからも不自然に見えるからです。

 

例えば、以下のような文章は、キーワードスタッフィングの典型的な例です。

▼キーワードスタッフィングの例

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クローキング

クローキングは検索エンジンとユーザーに異なるコンテンツを表示するブラックハットSEO。

検索エンジンには高い評価を得られるコンテンツを、ユーザーには自社のWebサイトの利益につながるコンテンツを、それぞれ分けて表示させる手法です。

このクローキングは検索エンジンとユーザーの両方を騙す行為ですね。

▼クローキングの例

検索エンジンに対して健康に関する情報コンテンツを表示し、ユーザーには情報コンテンツではなくサプリの商品を紹介することで、健康に関するキーワードでSEO集客し、Webサイトへ訪問したユーザーには商品を紹介して利益を得ようとする。

ワードサラダ

ワードサラダは意味のない単語やキーワードを羅列するブラックハットSEO。

ワードサラダは検索エンジンに多くのキーワードを含むコンテンツとして認識させようとするものですが、現在の検索エンジンにこれが評価されることは無く、SEO対策におけるプラスの効果はありません

ユーザーにとって読む価値のない文章になりますし、検索エンジンもワードサラダとして認識し、スパムと判断されるからです。

 

例えば以下のような文章はワードサラダの例です。

SEO最適化はキーワードとランキングの融合です。バックリンクは検索エンジンにおけるコンテンツマーケティングのドメイン権威を高め、ページ速度の最適化はメタタグを超えたアルゴリズムの更新に寄与します。SERPの変動はユーザーエクスペリエンスとスニペットの精度に密接に関わり、モバイルファーストのインデックス戦略はドメインの年齢とパーマリンクの構造に基づいています。

ドアウェイページ

ドアウェイページとは、ユーザーを特定のページへ誘導するために作られたページのこと。

ページそのものには有益なコンテンツが無く、別ページへの誘導だけを狙って制作されるドアウェイページは、ユーザーにとっても、検索エンジンにとっても、価値があるページとは言えません。

また、ユーザーが意図しないページへリダイレクトすることもあり、このようなドアウェイページは特に悪質です。

コンテンツスクレイピング

コンテンツスクレイピングとは、他社サイトのコンテンツをそのままコピーしたり、一部を変更したりして自社のサイトに掲載するブラックハットSEO。

コンテンツスクレイピングは他社サイトの著作権を侵害することになりますし、既に他のサイトにあるコンテンツを機械的に自社のサイトへ掲載したところで、検索エンジンが高く評価しないことは容易に想像できることでしょう。

スパムコメント

スパムコメントとは、自社のサイトや商品などを宣伝するために、他のサイトのコメント欄に無関係なコメントを投稿するブラックハットSEO。

ユーザーにとって迷惑な行為であり、検索エンジンからも不自然なリンクに見えるためSEO効果は期待できないでしょう。

リダイレクトの乱用

リダイレクトとは、あるURLから別のURLに自動的に移動することです。

リダイレクトは本来、Webサイトの移転やURLの変更の際に、ユーザーと検索エンジンに正しいページへ案内するために使われます。旧URLにアクセスしても、新URLへリダイレクトを設定することで、常に最新のページを案内できるのです。

しかし、リダイレクトも乱用するとブラックハットSEOの手法とみなされることがあります

リダイレクトは必要な場合にのみ使用し、目的に応じて適切な種類のリダイレクトを設定しましょう。

低品質な自動生成コンテンツ

低品質な自動生成コンテンツとは、人によって制作されたコンテンツではなく、AIやツールなどで自動的に作られた有用性が低いコンテンツのこと。

低品質な自動生成コンテンツを大量に作成し、検索エンジンに多くのキーワードやリンクを含むコンテンツとして認識させるブラックハットSEOには効果がありません。

SEO対策に欠かせない高品質コンテンツの制作には、AIを活用する場合であっても、生成したコンテンツを人がチェックし、必要な修正をおこなうことが必須。自動生成コンテンツをチェックや修正をおこなわずに、大量のページを公開しても効果はありませんのでご注意ください。

不自然な外部リンクの購入

外部リンクとは他のサイトから自社サイトに向けられたリンクのこと。

SEOに外部リンクの効果があることは間違いなく、検索エンジンには自分のサイトの信頼性や権威性を示す指標となります。

しかし、外部リンクを不自然に増やそうとすると、ブラックハットSEOの手法とみなされることがあるため注意が必要です。

例えば、自社サイトと関連性のないサイトからのリンクを大量に購入したり、リンクファームと呼ばれる、リンクのみを集めたサイトからのリンクを大量に貰ったり、不自然な外部リンクにはリスクが伴います。

企業が実施するべきホワイトハットSEO

ここまでご紹介してきたように、ブラックハットSEOは検索エンジンのペナルティリスクや短期的な効果で終わることを考慮すると、決して企業にとって推奨されるSEO対策ではありません

企業が実施するべきSEOは、ユーザーと検索エンジンにとって有益なホワイトハットSEOなのです。

ホワイトハットSEOとは?

ホワイトハットSEOとは、検索エンジンのアルゴリズムやガイドラインに従って、高品質なWebサイト・コンテンツを作ることで検索順位を上げるSEO対策のこと。

ホワイトハットSEOはブラックハットSEOと反対で、検索エンジンとユーザーの双方にとって有益なWebサイトを運営することでSEO対策をおこなうことを目的としています。

 

また、ユーザーの行動は検索エンジンにもフィードバックされ、ユーザーがWebサイトに長く滞在したり、複数のページを見たり、リンクをクリックしたりすると、そのサイトを高品質と判断して検索結果の順位を上げる可能性があります。

そのため、ホワイトハットSEOの手法は短期的に順位を上げることができなかったとしても、長期的には上位表示化へ寄与する施策。企業がおこなうべきSEO対策については以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

ブラックハットSEOまとめ

本記事ではブラックハットSEOについてご紹介しました。

年々難しくなるSEO対策において、つい短期的な成果を期待してブラックハットSEOに魅力を感じてしまうことがあるかもしれませんが、企業としては取り組むべきではありません。長期的に計画を立ててホワイトハットSEOに取り組んでいきましょう。

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