被リンクの調べ方とSEOに影響する重要ポイントを解説!

公開日:2023年08月30日

SEOに大きく影響する被リンク。

担当するWebサイトの被リンクの調べ方を知り、被リンクの状況を定期チェックをおこなうこともWeb担当者に求められる業務です。本記事では被リンクの調べ方とポイントを解説します。

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ココを抑えよう!被リンクのチェックポイント

担当サイトのSEO状況を調べる上で把握しておきたい被リンクの状況。

競合サイトの被リンクも調べることで、担当サイトがSEO対策によって表示順位で上回る可能性が高いかどうかの判断材料にも使えます。

被リンクは単純なリンク数だけで評価できないため、ここでは被リンクを調べる際のチェックポイントをご紹介します。

被リンクの質をチェックする

被リンクは単に多ければいいわけではありません。被リンクの質も重要です。

被リンクの質は以下のような要素で判断できます。

  • ナチュラルリンクかどうか
  • 発リンク元サイトとの関連性
  • 発リンク元サイトの権威性

 

ナチュラルなリンク、つまり人為的でない被リンクの質が高く評価されます。

また、一般的にサイトの関連性が高く、権威性が高いサイトからの被リンクは質が高いと言えます。

質が低い被リンクはSEO効果がないだけでなく、マイナス評価やペナルティの原因になることも。そのため、数よりも質こそが重要な被リンクを調べる際には、リンクの質をチェックしましょう。

dofollowかnofollowかをチェックする

被リンクにはdofollowとnofollow、この2つの属性があります。

dofollow属性は検索エンジンに対して「このリンク先も評価してください」という指示。一方で、nofollow属性は「このリンク先は評価しないでください」という指示です。

dofollow属性の被リンクは検索エンジンから評価されるため、リンクを受けるとSEO効果が期待できます。被リンクを調べる際にはdofollowかnofollowかをチェックしましょう。

アンカーテキストをチェックする

アンカーテキストとは、被リンクに設定されているテキストのこと。

下記リンクを設置した場合は「被リンクの調べ方」がアンカーテキストに該当します。

<a href=“https://www.creal.co.jp/”>被リンクの調べ方</a>

 

アンカーテキストは検索エンジンが被リンク先ページの内容や関連性を判断する際の手がかりになります。リンク先ページのSEOキーワードを含めると、SEO効果が高い被リンクとなりますが、同じアンカーテキストから不自然に大量の被リンクがあるとスパムと判断されるリスクも。

被リンクを調べる際にはアンカーテキストもチェックしておきましょう。

被リンクの調べ方:Web管理者用ツール【推奨】

被リンクを調べたい場合には活用できる様々なツールがありますが、まずはWeb管理者用のツールを使うことをおすすめします。

Web管理者用のツールとは、GoogleやBingなどの検索エンジンが提供するツールのこと。担当サイトの被リンク状況を正確に把握することができます。

ただし、Web管理者用のツールは自分のサイトしか調べられないため、競合サイトなど他のサイトの被リンクを調べたい場合は別のツールを使います。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、Googleが提供するWeb管理者用のツールです。

Googleサーチコンソールでは管理サイトの被リンク数や被リンク元のドメイン、アンカーテキストなどを確認することができます。また、自分のサイトの検索順位や表示回数、インデックス状況なども調べることも可能。

Googleサーチコンソールはサイトを登録するだけで無料で利用できます

 

Googleサーチコンソールを使った被リンクの調べ方は、サイドメニュー「リンク」を表示します。次にこの画面から「外部リンク」の項目にある下記データを確認します。

  • リンクされているページ
  • リンク元サイト
  • リンク元テキスト

 

リンクされているページからコンテンツの質やdofollowリンクかどうかを、リンク元サイトから権威性やサイト全体の質を、リンク元テキストからアンカーテキストをそれぞれチェックしましょう。

Bing Webmaster Tool

Bing Webmaster Toolは、Microsoftが提供するWeb管理者用のツールです。

Bing Webmaster Toolを使った被リンクの調べ方も簡単です。サイドメニュー「SEO」の「バックリンク」を表示すると、ここからGoogleサーチコンソールと同様に被リンクのチェックができます。

被リンクの調べ方:無料ツール

GoogleサーチコンソールやBing Webmaster Toolでの被リンク調査は自分が管理するサイトにおいて便利な調べ方ですが、他社サイトの被リンクは調べることができません。

そこで活用するのが無料または有料の調査ツール。

無料ツールは、有料ツールに比べて情報量や精度が劣ったり、機能制限されている場合がありますが、簡易的な調べ方であればコストをかけず調査できて便利です。

ahrefs「被リンクチェッカー」

被リンクチェッカー」は、ahrefsという定番のSEOツールの一部を無料で利用できるツールです。

この「被リンクチェッカー」では、任意のURLやドメインに対して以下のような情報を確認することができます。

ahrefs「被リンクチェッカー」

ahrefs「被リンクチェッカー」は無料ですが、すべての被リンク情報は有料プランに登録しないと見ることができません。それでも被リンク数やdofollowリンクの割合、一部の被リンク詳細を確認できるため便利ですね。

被リンクの調べ方:有料ツール

有料ツールを活用すると詳細な被リンクデータを調べることができます。

ここでは先ほどご紹介した無料ツール「被リンクチェッカー」の有料版にあたるahrefsをご紹介します。

ahrefs

ahrefsは世界中のSEO専門家やマーケターに愛用されている定番のSEOツール。

このahrefsでは任意のURLやドメインに対して以下のような情報を確認することができます。

  • 被リンク数
  • 被リンク元ドメイン数
  • ドメインレーティング(スコア)
  • URLレーティング(スコア)
  • アンカーテキスト
  • リンク属性
  • リンクタイプ
  • トラフィック推定値
  • 被リンク検出日

 

有料のahrefsでは、無料版で調べられる情報以外にも、全ての被リンク詳細や被リンク元ドメインの詳細を調査できます

ahrefsなら被リンクの調べ方のポイントとなる被リンク元ドメインの質、dofollowかnofollowか、アンカーテキスト一覧まで全ての調査が可能。

被リンク調査はahrefsの機能の一部でしかなく、有料ならではの高機能なツールですね。

スパム対策に使えるリンク否認ツール

被リンクを調べることでサイトに有益な被リンクだけでなく、低品質な被リンクも発見することができます。低品質な被リンクはSEOにマイナス評価となったり、検索エンジンからペナルティを受けたりする可能性があるため対処が必要。

低品質な被リンクを発見した場合は被リンク元サイトに連絡してリンクを削除してもらう方法もありますが、手間がかかったり、依頼に応じてもらえなかったりする場合があります。

 

そこで、対策として活用したいのがリンク否認ツール

GoogleサーチコンソールやBing Webmaster Toolの機能で、指定したURLからの被リンクを否認するようにGoogleやMicrosoftへ申請できます

Googleサーチコンソール:サイトへのリンクを否認する

Bing Webmaster Tool:「バックリンク」の「リンクの否認」画面

被リンクの調べ方まとめ

本記事では被リンクの調べ方と考え方、リンク否認の方法をご紹介しました。

外部リンクはSEOに影響し、内部リンクもSEOに影響するため、Web担当者は被リンクも定期的にチェックして適切に対処していきましょう。

また、SEOでWebサイトをグロースさせたい場合は、弊社が本格運用を再開して短期間でオウンドメディアを成長させた「半年で365%成長!クリエル式オウンドメディア運用術」も参考にしてみてください。

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