Googleアナリティクス4のReferralとは?意味やGA4での調べ方を解説
更新日:2026年01月15日
GA4の「Referral(リファラル)」とは、サイト外部にあるリンク経由での流入のこと。
外部サイトからの紹介は信頼の証でありSEOにも重要ですが、Referralにはスパムや設定ミスによるノイズも混じりやすいため、内訳を正しく分析する必要があります。
本記事ではGA4(Googleアナリティクス4)におけるReferralの定義から具体的な確認手順、不要なデータを除外して正確に計測する方法まで詳しくご紹介します。
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アナリティクスにおけるReferralの意味
Referralは「紹介」や「紹介された人」を意味する用語です。
Googleアナリティクス4では、他のサイトにあるリンクから自身が管理するサイトへユーザーが訪問した場合に「チャネル=Referral」として計測される仕様。他のサイトがリンクによる紹介をした結果、リンクをクリックしたユーザー(=紹介された人)が訪問したということですね。
Referralの正しい読み方
Referralの読み方はリファラルやリファーラルで、Googleアナリティクス4の専門用語ではなく一般的に使用されています。
同じReferralの読み方で使用される例としては、紹介による人事採用をリファラル採用と呼ぶケースが挙げられます。
UA(ユニバーサルアナリティクス)のReferralとの違い
同じ指標やディメンションでも定義が異なることも多いUAとGA4ですが、Googleアナリティクスでは共通してReferralが他サイトのリンクからの訪問という意味で使用され、旧アナリティクスのUAと最新版のGA4でReferralの定義に違いはありません。
Googleアナリティクス4の主なデフォルトチャネルグループ
ここからはReferral以外の定番チャネルやGoogleアナリティクス4(GA4)で新しく定義されたチャネルをご紹介します。
デフォルトチャネルグループについてはアナリティクスヘルプで次のように概要を説明されています。Referralをここではリファーラルと記載していますね。
チャネル グループとは、ルールに基づいて分類されるトラフィック ソースの定義を指します。
デフォルト チャネル グループには、「ノーリファラー」、「オーガニック検索」、「有料ソーシャル」、「オーガニック ソーシャル」、「メール」、「アフィリエイト」、「リファーラル」、「有料検索」、「動画」、「ディスプレイ」などがあります。
(出典:[GA4] ディメンションと指標 - アナリティクス ヘルプ)
UAでも定義されていたGA4のデフォルトチャネルグループ
GA4で大きく変化したデフォルトチャネルグループの中には、新しくなったものもあれば、以下のようなUAから引き続き利用できるものもあります。
Organic Search
オーガニック検索。Googleがリスト化している検索サイトが参照元の場合と、メディアが「organic」の場合に分類されるチャネルです。
Display
ディスプレイ。Google広告の内、「Googleディスプレイネットワーク」の場合に分類されるチャネルです。
Direct
ダイレクト(直接サイトへ訪問)。参照元の情報をもたない場合に分類されるチャネルです。GA4のDirectはこちらの記事で詳しく解説しています。
Paid Search
有料検索。Googleのリスティング広告をはじめ、Googleがリスト化した検索サイトを参照元とした上で、メディアに「cp」「ppc」「paid」を含む場合に分類されるチャネルです。
GA4で新しく定義されたデフォルトチャネルグループ
GA4ではこれまでのUAに無かった新しい定義も用意されています。
Paid Video
有料動画。Google広告の中でもYouTube広告(「YouTube 検索」または「YouTube 動画」)の場合に分類されるチャネルです。
Paid Social
有料ソーシャル。Google広告経由で広告ネットワークタイプが「Social」の場合に分類されるチャネルです。あくまでもGoogle広告経由である点には注意が必要。
Organic Social
オーガニックソーシャル。Googleが指定するソーシャルサイトリストに一致する場合や、メディアが「social」、「social-network」、「social-media」、「sm」、「social network」、「social media」のいずれかであれば分類されるチャネルです。
「Paid Social」と「Organic Social」が追加されたことで、UAの「Social」がGA4ではなくなりました。
Organic Shopping
オーガニックショッピング。Googleが指定するショッピングサイトリストに一致する場合や、メディアに「shop」「shopping」を含む場合に分類されるチャネルです。
Unassigned
Google指定のチャネル名をイベントデータに含まない場合に分類されるチャネルです。
ここで取り上げたデフォルトチャネルグループ以外の項目もあります。全ての項目を確認する場合はアナリティクスヘルプをご覧ください。
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「参照元 / メディア」の例
Googleアナリティクス4で、「参照元 / メディア」軸で集客元の分析をおこなう機会は多いもの。
「referral」からの集客状況を把握することで、自社サイトへどのサイトからユーザーが訪問しているのかが分かります。ここでは3パターンの「参照元 / メディア」を例に「referral」をどういう意味で捉えると良いのかをご紹介します。
t.co / referralとは?
メディアが「referral」、つまり他のサイトにあるリンクから計測サイトへのアクセスであることが分かります。これは「Referralの意味」のパートでご紹介した通り。
「t.co」はX(旧Twitter)の短縮URLとして使用されるドメインのため、X(旧Twitter)のリンクからのアクセスということになります。
l.instagram.com / referralとは?
メディアが「referral」という点は先ほどと同じ。
「l.instagram.com」はInstagramのリンクからアクセスがあった際に計測される参照元です。先頭に「l」が付くURLはMeta社がスパム防止の仕組みとして導入しているLink Shimを経由したことを表しています。
m.facebook.com / referralとは?
こちらもメディアが「referral」という点は先ほどと同じですね。
「m.facebook.com」と、先頭に「m」が付く場合はモバイル版Facebookからのアクセスということになります。
このように、「referral」のアクセスがどのメディアから集まっているのか、集まっていないのかをアナリティクスで分析すると、自社サイトへの集客元が分かります。更に注力すると効果的なメディアの選定にも役立ちますね。
「referral」のアクセスを増やすために他社サイトとの相互紹介に取り組む施策も定番です。
Googleアナリティクス4でチャネル詳細を調べる方法
Referralをはじめとするチャネル別データを調べる場合、「レポート」と「探索」2つの方法があります。簡単にデータを確認できるのはレポートの画面。
左メニューの「レポート」→「集客」→「ユーザー獲得」または「トラフィック獲得」を表示し、プルダウンからデフォルトチャネルグループやメディアなどを選択するだけでデータを表示できます。

より詳しく踏み込んでデータ分析したい場合はデータ探索を活用しましょう。探索レポートを活用したGA4の使い方はこちらの記事で詳しく解説しています。
GA4でAIからのアクセス(referral)を確認する方法
最近では、GeminiやClaudeといった生成AIが、回答の根拠としてWebサイトのリンクを提示する機会が増えていますね。これらのAIツール経由で発生したアクセスも、GA4では基本的に「referral(リファラル)」として計測される仕様です。
AIの集客貢献度を正しく評価するためにも、どのAIサービスから流入しているのかを特定する手順を抑えておきましょう。
GA4の「トラフィック獲得」レポートでAI参照元を特定する
AI経由の流入を調べるには、まず標準レポートから「参照元 / メディア」を確認します。
- GA4の左メニューから「レポート」を選択いたします。
- 「集客」の中にある「トラフィック獲得」をクリックしてください。
- グラフ下の表にある「セッションのデフォルト チャネル グループ」のプルダウンをクリックし、「セッションの参照元 / メディア」を選択します。
これで、各サイトからのリファラル流入が詳細に表示されるようになります。ここでメディアが「referral」となっている行を探しましょう。
主要なAIサービス(ChatGPT・Perplexity等)のドメイン一覧
AI経由のアクセスは、参照元(ソース)として特定のドメインが表示されます。以下の表は、GA4でよく見られる主要なAIサービスの参照元ドメインをまとめたものです。
| AIサービス名 |
GA4に表示される主な参照元(ソース)例 |
| ChatGPT |
chatgpt.com |
| Perplexity AI |
perplexity.ai |
| Gemini |
gemini.google.com |
| Claude |
claude.ai |
なお、GoogleのAI Overviews(AIO)からの流入について、執筆時点では通常の「Organic Search(検索流入)」として合算されるケースが多く、AIチャットツールとは計測の分類が異なる点には注意が必要です。
一方で、GeminiやPerplexityなどの対話型AIの多くはデータ計測できるため、定期的なモニタリングによって把握しておきたいですね。
探索のセグメントやフィルタ機能を使ってAIからの流入データをレポート化するのもおすすめです。

GA4のReferral(リファラル)に関するよくある質問
ここからはGA4のReferral(リファラル)に関するよくある質問と回答をご紹介します。
Q.GA4のReferral(リファラル)とは具体的にどのような流入ですか?
A.個人ブログや企業のWebサイト、Webメールなど、サイト外部に設置されたリンクをクリックして訪問した流入を指します。
Q.Referralの数値が増えることにはどんなメリットがありますか?
A.外部サイトからの紹介(被リンク)が増えていることを意味し、サイトの認知拡大やSEO評価(ドメインパワー)の向上が期待できます。
Q.身に覚えのない不審なサイトがReferralに含まれているのはなぜですか?
A.リファラースパムと呼ばれる迷惑行為や、自社サイト内のクロスドメイン設定漏れにより計測が分断されている可能性があります。
GA4におけるReferralのまとめ
Referralの意味や代表的なチャネルの定義をご紹介しました。
UAからGA4に代わり、Googleアナリティクスのチャネル定義も大きく変わりました。Referralはこれまでと同様の定義でしたが、UAに慣れている方はGA4との違いを適宜抑えながらアクセス解析に取り組みましょう。
GA4の使い方についてはぜひこちらの「GA4レポート活用の基本マニュアル」も参考にしてみてくださいね。
アクセス解析に欠かせない
GA4レポート活用の基本

Googleのアクセス解析ツールとして15年振りに登場した次世代バージョンのGA4。
GA4を導入される企業様は増えていますが、導入したは良いももの使い方が分からずお困りのWeb担当者様も少なくありません。そこでGA4のアクセスデータを見るために必要な「レポート」と「探索」の機能に特化して使い方を解説した資料をご用意しました。
▼本資料に掲載されている内容の一例は・・・
・レポートの主な画面
・カスタマイズしたレポート画面の設定方法
・探索の使い方
・ページ別の指標を確認する方法
・ランディングページ別の指標を確認する方法
・旧GAのユーザー概要を再現する方法
GA4を活用してアクセス解析をおこなう際にぜひご活用ください。