GA4のコンバージョン設定と計測されない時のチェックポイント

更新日:2022年05月17日

イベント計測中心のGA4で手軽にできるようになったコンバージョン設定。

本記事ではコンバージョン設定の方法計測されない時のチェックポイントをご紹介します。計測が必要なコンバージョンポイントを検討し、必要なデータを取得設定しましょう。

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GA4でコンバージョン設定する2つの方法

Google アナリティクスでは、イベントをコンバージョンとして扱うように設定すると、event_name が送信されるたびにコンバージョンが記録されます。別のパラメータ値をコンバージョンの基準にすることはできません。

(出典:Google アナリティクス 4 のコンバージョン

 

GA4のコンバージョン設定は大別すると2パターンになります。

  • 計測中のイベントをコンバージョンとして設定する方法
  • 新規でイベントを計測設定してコンバージョンに設定する方法

GA4ではイベントを計測し、そのイベントをコンバージョンとして設定する2ステップが必ず必要。そのため、コンバージョン設定するものをイベント計測しないケースはなく、上記2パターンに集約されるのです。

 

また、イベント計測の方法も大別すると2パターンになります。

  1. GA4の管理画面からおこなう
  2. GA4とGTMを連携しておこなう

GA4の管理画面からコンバージョン設定する方法

GA4の管理画面だけでイベント計測し、コンバージョン設定する簡単な方法からご紹介します。

すでに計測しているイベントをコンバージョン設定する場合は、「設定」→「イベント」から既存のイベント一覧を表示し、「コンバージョンとしてマークを付ける」のボタンを有効化するのみ

GA4でイベントをコンバージョンに設定する画面

 

コンバージョンが発生し、データが反映されると「設定」→「コンバージョン」の画面から件数を確認できるようになります。

サンクスページをコンバージョン計測する場合

ここではコンバージョン設定のために新規でイベント計測をおこなう場合の設定例をご紹介します。

▼コンバージョン条件
・ユーザーが資料請求完了ページを閲覧した
・資料請求完了ページのURLは「https://www.creal.co.jp/document/thanks/」

1.資料請求コンバージョンに該当するイベント計測を設定する

「設定」→「イベント」→「イベント作成」から「作成」をクリックして設定画面へ遷移します。

設定内容は以下の通りで、カスタムイベント名は分かりやすい名前を任意で設定します。

GA4の新規イベント設定

 

▼設定例の内容

・カスタム イベント名:CV_document_request

・一致する条件(パラメータ/演算子/値)

①event_name/等しい/page_view

②page_location/等しい/ https://www.creal.co.jp/document/thanks/

※カスタムイベント名は自社で管理しやすい名前を設定してください

ページの表示イベント(page_view)が発生した際に、ページのURL(page_location)が資料請求完了ページならイベントを計測するという設定です。

2.設定したイベントをコンバージョンとして設定する

「設定」→「コンバージョン」→「新しいコンバージョンイベント」から先ほど設定したイベント名を「新しいイベント名」へ登録します。

登録するとコンバージョン名一覧に表示されるため、「コンバージョンとしてマークを付ける」を有効化すれば設定は完了です。

GA4のコンバージョンとしてマークを付けるを有効化

GA4とGTMを連携してコンバージョン設定する方法

GA4とGTMを連携したコンバージョン設定も可能。GA4でイベント計測とコンバージョン計測を設定し、GTMで取得したイベントをGA4へ送信する方法です。

ここでは既にUAで計測しているイベントをGA4でもイベント計測し、コンバージョン設定する方法を例にご紹介します。

電話リンクタップをコンバージョン設定する場合

弊社サイト内ではスマホユーザーが電話リンクをタップした際にイベント計測しています。電話リンクタップをコンバージョン設定する手順を見てみましょう。

GTMのタグとトリガーを設定する

GTMのタグは「Google アナリティクス:GA4イベント」を選択し、設定タグ欄はGA4の計測タグを選択、イベント名には「電話リンクタップ」と設定しました。

GTM電話タップイベント計測

 

電話リンクタップ計測用のトリガーも以下の内容で作成しています。電話発信リンクは「tel:」から始まるため、「Click URL」の「先頭が一致」として設定しました。

電話リンクタップ用のGTMトリガー

 

これでサイト内の電話リンクがタップされた場合にイベント名「電話リンクタップ」がGA4へ送信されるようになります。

GA4でイベント作成とコンバージョン設定をおこなう

「設定」→「イベント」→「イベント作成」から「作成」をクリックして以下のイベントを作成しました。

電話リンクタップのイベントが発生すると、GTMからGA4へイベント名「電話リンクタップ」のデータが送信されるため、電話リンクタップのイベント(event_name)を計測します。

GA4の電話タップコンバージョン設定用イベント

 

「設定」→「コンバージョン」→「新しいコンバージョンイベント」から先ほど設定したイベント名「電話リンクタップ」を「新しいイベント名」へ登録します。

登録するとコンバージョン名一覧に表示されるため、「コンバージョンとしてマークを付ける」を有効化すれば設定は完了です。

コンバージョン設定しても計測されない時のチェックポイント

コンバージョン設定後に計測されない時のチェックポイントをご紹介します。

コンバージョン設定に問題がないのに計測されないケース

GA4のコンバージョンデータは反映までに最大48時間かかる仕様となっています。

リアルタイムレポートはコンバージョンデータがすぐに表示されるため確認してみましょう。

他の(※弊社クリエル補足※リアルタイム レポート以外の)レポートでは、データの処理に 24〜48 時間かかります。

(出典:[GA4] アナリティクスでデータ収集の状況を確認する

イベント計測できているのにコンバージョン計測されないケース

コンバージョン計測は設定した後のデータのみ計測される仕様です。イベント計測の設定のみおこなっていた期間のコンバージョンデータをさかのぼって計測することはできません

また、UAタグを使用してGA4に接続した場合はコンバージョンデータが計測できない事例も確認されています。

イベント計測できていないケース

イベントが発生しても計測できていない場合はコンバージョン設定ではなくイベント設定の見直しが必要です。デバックモードで確認するか、イベントを発生させてリアルタイムレポートで確認してみましょう。

GA4のコンバージョン設定まとめ

本記事ではGA4のコンバージョン設定についてご紹介しました。

もしUAとGA4の違いがわからない、これからGA4を導入するといった場合はGA4(Google Analytics 4)とは何かを簡単に解説した記事も前提知識としてご覧ください。

 

GA4はすべてイベントベースでの計測となり、イベント計測できれば手軽にコンバージョンとして設定できる点は使いやすいのではないでしょうか。UAで計測していたイベントもGTM経由で引き続き利用できるため、コンバージョン設定で必要なデータの計測をおこないましょう。

これからGA4の準備を始められる場合は「GA4初期設定マニュアル」もぜひご活用ください。

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