キーワード選定に使える無料キーワードツール7選
更新日:2026年07月02日
成果の出るWebサイト運用には優秀なキーワードツールが不可欠です。
自社サイトへの流入を増やしたい、あるいはリスティング広告の成果を上げたいと考えても、勘に頼った言葉選びでは多くの予算と時間を無駄にしてしまうリスクがあります。ユーザーが実際に検索している言葉のデータを把握しなければ、独りよがりのコンテンツになってしまいますよね。
本記事では、日常的にWeb集客をおこなっている現場の視点から、無料・有料のおすすめツールとキーワード選定の具体的な手順を解説します。
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キーワードツールとは?SEOや広告運用で必須となる理由
キーワードツールとは、ユーザーが検索エンジンに入力する言葉の需要や関連語を調べるための道具。これを使うことで、読者が本当に求めているテーマを正確に把握できるようになります。
Webサイトへの集客を増やすには、勘に頼らずデータに基づいてコンテンツを作ることが欠かせません。検索量が多い言葉を知らなければ、せっかく記事を書いても誰にも読まれないリスクが高まりますね。
ユーザーの検索意図を可視化する重要性
検索窓に入力される言葉は、ユーザーの悩みや欲求そのものです。キーワードツールを使う最大の利点は、頭の中だけでは思いつかない「読者のリアルな検索意図」を具体的な数字として可視化できる点にあります。
例えば、自社で新しいツールを販売する際、開発者側は専門的な名称でアピールしがち。しかし、一般的なユーザーはもっと平易な言葉で検索しているケースが少なくありません。
このギャップを埋めるためにデータが必要となります。独りよがりの発信を防ぎ、顧客に寄り添った情報発信が可能になります。
リスティング広告の費用対効果を高める役割
リスティング広告を運用する際にも、言葉の選定は予算の使われ方を大きく左右します。無駄なクリックを減らし、成約に繋がりやすい顧客を効率よく集めるためには、精度の高いツールによる分析が欠かせません。
競合が多くてクリック単価が高すぎる言葉を避け、比較的競合が少なくて購入意欲の高い穴場の言葉を見つけ出すことも可能。限られた広告予算の中で最大の成果を出すためには、事前のリサーチが成否を分けると言えます。予算を無駄にしないためにも、ツールの導入をおすすめします。
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おすすめのキーワードツール8選(無料・有料の比較)
キーワードツールは、目的や予算に合わせて最適なものを選ぶことが重要です。ここからは、多くのWeb担当者が実際に現場で愛用している代表的なキーワードツールを8つ厳選してご紹介します。
まずは無料で試せるものから使い始め、業務の拡大や分析の深さに応じて有料の本格的なツールへの移行を検討するのがおすすめ。それぞれの特徴を掴んで、自社の目的に合わせて最適なものを選びましょう。
| ツール名 |
主な特徴 |
料金プラン |
| Googleキーワードプランナー |
公式の正確な検索ボリュームが分かる広告運用の定番 |
無料(一部制限あり) |
| ラッコキーワード |
サジェスト言葉を一瞬で網羅できる国内定番ツール |
無料プランあり/有料プランあり |
| Googleトレンド |
検索需要のトレンド推移を視覚化できる |
無料 |
| Ubersuggest |
検索ボリュームやSEO難易度を手軽に分析できる |
無料プランあり/有料プランあり |
| Ahrefs |
競合サイトの流入言葉まで丸裸にする本格SEOツール |
有料プランのみ |
| TACT SEO |
キーワード選定から内部対策まで一元管理できるツール |
有料プランあり(デモプランあり) |
| tami-co |
ユーザーニーズを分析し検索上位を狙う記事を作成できる |
有料プランあり(無料トライアルあり) |
| Keywordmap |
競合分析からサジェスト抽出まで一気通貫でサポートする |
有料プランあり(無料トライアルあり) |
1.Googleキーワードプランナー(広告・SEOの定番)
Googleキーワードプランナーは、本格的に広告運用やSEO対策をおこないたい人向けの、正確な検索ボリュームを調査できるツールです。Google広告のアカウントを持つユーザーであれば誰でも利用できる公式の優秀なシステムとなっています。
注意点として、広告費を支払っていない無料アカウントの場合、検索ボリュームが「1万〜10万」のように大まかな数値レンジでしか表示されない制限があります。しかし、リスティング広告のキーワード選定だけでなく、SEOの需要予測の土台としても、最初に触るべき王道のツールなのは間違いありません。
2.ラッコキーワード(サジェスト調査の王道)
ラッコキーワードは、コンテンツの構成案や記事のネタを探している人向けの、関連語を一括取得できるツールです。特定のメイン言葉に関連して検索されている「サジェストキーワード(周辺語)」を一瞬で大量に抽出してくれる国内発の大人気サービスですね。
Googleサジェストに加え、Yahoo!知恵袋・教えて!gooなどの質問サイトからも関連語を抽出できるため、ユーザーの深い悩みまで把握できるのが強みです。抽出した言葉は一括コピーが可能で、すぐにスプレッドシート等に貼り付けて作業を進められます。コンテンツマーケティングに本格的に取り組むなら、手元に置いておきたい一手となります。
3.Googleトレンド(需要の季節性を捉える)
Googleトレンドは、トレンドの変化や季節ごとの需要を把握したい人向けの、検索ボリュームの推移を視覚化できる無料ツールです。特定の言葉の検索需要が時間の経過とともにどのように変化しているかを確認できます。
例えば、「お中元」や「暖房器具」といった商材は、特定の季節にしか検索されません。このような需要の季節性やトレンドの推移をあらかじめ把握しておくことで、最適なタイミングで広告を出稿したり、記事を公開したりするスケジュールが立てやすくなります。
4.Ubersuggest(無料で競合や検索ボリュームを調査)
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)は、SEO初心者から中級者向けの、検索ボリュームや競合の状況を無料で手軽に調査できるツールです。キーワードを入力するだけで、検索ボリューム・CPC(クリック単価)・SEO難易度・競合サイトのトラフィックをある程度確認できるのが大きな特徴です。
無料版では1日の検索回数に制限がありますが、上位表示されているページのドメインパワーや流入見込みも把握できるため、対策すべきかどうかの判断材料になります。まずはコストをかけずに、本格的なSEO分析の感覚を掴みたい方におすすめのツールですね。
5.Ahrefs(競合分析・本格的なSEO向け)
Ahrefs(エイチレフス)は、SEOで競合に勝ちたいプロのWebマーケター向けの、世界トップクラスの分析精度を誇る有料ツールです。自社サイトの分析だけでなく、競合サイトがどのようなキーワードで集客しているのかを丸裸にできる点が最大の強みといえます。
正直にお伝えすると、月額費用は初心者にとって決して安くはありません。しかし、ライバルがすでに成功している「お宝キーワード」をデータとしてそのまま抽出できるため、戦略的なコンテンツ制作をおこなう企業からは圧倒的な支持を集めています。確実なSEO成果を最短で狙う場合の有力な選択肢です。
6.TACT SEO
TACT SEOは、キーワード選定から既存ページの改善までを一つの画面で効率的におこないたい人向けの、オールインワンSEOツールです。

TACT SEO
TACT SEOもキーワードを選定できるツールです。
加えて、既存ページの修正や内部対策、順位のモニタリングなどSEO対策全般をひとつのツールで管理できるのが特徴となっています。
コンテンツ作成やディレクションをおこなっている方はぜひ一度デモプランをお試ししてみてはいかがでしょうか。
>>デモプランを登録する
利用メリット
- 実際に上位表示しているページの流入データから対策するべきキーワードがわかる。
- 狙いたいキーワードの関連語を洗い出すことが可能。
- キーワードを登録するとツール内で順位計測が可能。
- キーワードのグルーピングを用いて、効率的、効果的にキーワード選定が可能。
- 既存ページの修正箇所や内部施策の課題点がわかる。
7.tami-co
tami-coは、SEOの専門知識がなくても、ユーザーニーズを満たした品質の高い記事を作成したい人向けの分析ツールです。

tami-co
「どんな記事を書いたら検索上位に表示されるの?」
こんな悩みから解放されるSEO分析ツールです。
tami-coはユーザーが抱える課題や願望を分析し、ユーザーのニーズを過不足なく満たした品質の高い記事が作成できます。競合分析もわずか数分で完了、時間短縮だけでなく知識や経験が無い方でも簡単に分析ができます。
競合ページと比較して不足しているニーズを洗い出し、追加・修正することで順位の上昇を図れるリライト機能も搭載されています。
>>tami-coの無料トライアルはこちら
利用メリット
- 検索エンジンで上位表示される記事案を誰でも簡単に作成できる。
- リライト機能も搭載、既存記事の順位アップを狙える。
- 競合分析にかかる時間が2時間→3分まで大幅に短縮できる。
- 1回あたり275円から低価格で分析できる。
8.Keywordmap
Keywordmapは、競合サイトの流入キーワードや広告出稿状況を精緻に分析し、一気通貫でキーワード選定をおこないたいプロ向けのツールです。

Keywordmap
KeywordmapはSEOに強いキーワード選定ツールです。
競合サイトへの流入キーワードや、特定キーワードの掛け合わせキーワード、サジェストキーワードを抽出できます。
また、抽出したキーワードの「検索ボリューム」、「競合性」、「リスティング広告におけるクリック単価」といった指標も分析可能なため、キーワード候補の洗い出しから絞り込みまで、キーワード選定を一気通貫してサポートしてくれるツールと言えます。
>>Keywordmapの無料トライアルはこちら
利用メリット
- 競合サイトの対策キーワード(自社サイトが機会損失を起こしている)がわかる。
- 掛け合わせキーワードの検索ボリュームが分かるため、ロングテールキーワードの発掘が可能。
- 狙いたいキーワードのサジェストキーワードの洗い出しが可能。
- 登録したキーワードの検索順位の推移を調査可能。
キーワードツールを選ぶ際の5つの比較基準
キーワードツールは、自社の課題とリソースに合ったものを選ぶことで、費用対効果を最大化できます。世の中には数多くのキーワードツールが存在するため、どれを選べばよいか迷ってしまう担当者の方も多いでしょう。
ここでは、自社に最適な道具を見極めるための5つの比較基準を体系的に整理して解説します。
1.予算(無料か有料か)と無料トライアルの活用
ツールの導入において、予算の確保は最も重要な基準の一つです。多くのツールには無料お試しプランやデモ環境が用意されていますが、1日の検索回数やデータ表示件数に厳しい制限が設けられているケースがほとんどです。
まずは無料で触ってみて、業務の頻度に対して不便さを感じるようになってから有料化を検討してください。有料プランを選ぶ際は、そのコストを上回る集客効果が期待できるかという視点が欠かせません。毎月数万円の費用を払っても、それによって獲得できる見込み顧客の価値が高ければ、十分に費用対効果に見合う投資となります。また、契約前に実際の使用感を試せる無料トライアルの有無も必ず確認しておきましょう。
2.必要な機能の見極めと検索ボリュームの測定精度
自社が解決したい課題に合わせて、必要な機能が備わっているかを見極めることが大切です。ツールによって、出力される検索ボリュームの数値にばらつきがある点は理解しておく必要があります。
細かい数値の正確性にこだわりすぎる必要はありません。しかし、あまりにも現実とかけ離れたデータをもとにキーワード選定をおこなってしまうと、需要の全くない言葉に対策してしまうリスクがあるため注意が必要です。信頼できる実績のある開発元のツールを選ぶのが無難ですね。
3.サジェストと言葉の拡張性の広さ
初心者のうちは、1つのメイン言葉の周りにある分かりやすい言葉しか思い浮かばないもの。そのため、ツールがいかに「意外性のある隣接概念や中間概念との違い」まで幅広く言葉を拡張してくれるかが重要な比較ポイントになります。
読者の潜在的なニーズを網羅するためには、単なる言い換えだけでなく、ユーザーが次に検索するであろう暗黙のクエリまで予測できるような情報密度を持ったツールが有利です。バリエーションの豊かさを確認して選択しましょう。
4.ツールの使いやすさとサポート体制
毎日使うツールだからこそ、操作画面の分かりやすさや動作の軽快さは作業効率に直結します。直感的に操作できるデザインであれば、Webマーケティング初心者でもスムーズに実務へ取り入れることができます。
また、操作に行き詰まった際や専門的な分析をおこないたいときに、オンラインマニュアルやチャットサポートなどの充実したサポート体制があるかも確認しておきたいポイントです。
5.チーム規模との相性と日本語対応
個人で利用するのか、複数人のチームで利用するのかによっても最適なツールは異なります。複数人で同時にログインしたり、プロジェクトごとにデータを共有・管理したりできる機能があるか、チームの規模に合わせて確認しておきましょう。
また、海外製のツールを検討する場合は、管理画面や出力されるデータが日本語や日本の検索市場にしっかり対応しているかを1つの判断基準にすると安心ですね。
キーワードサジェストツールを効果的に活用する実践4ステップ
キーワードサジェストツールは、ユーザーの悩みを網羅的に把握し、優先順位をつけて対策するために活用します。
ここからは、実際に手に入れたキーワードツールを使って、企業のWebサイトで成果を出すための具体的な実践手順を4つのステップで解説します。手順を一つずつ確認しながら進めてみてくださいね。
ステップ1:軸となるメインの言葉を決める
まずは、自社の商品やサービスに直結する「軸となるメインの言葉」を1つ決定します。例えば、あなたがホームページ制作の会社を経営しているのであれば、「ホームページ制作」がその軸となり、ここが出発点となります。
あまりに抽象的すぎる言葉を選ぶと、次のステップで出てくるサジェスト言葉が膨大になりすぎて処理が大変になります。自社のビジネスを最も端的に表す言葉を慎重に選定することが大切です。
ステップ2:サジェスト言葉を網羅的に抽出する
軸となる言葉が決まったら、ラッコキーワードなどのサジェスト抽出ツールを使って、関連する言葉を網羅的に洗い出します。これにより、ユーザーがセットで検索している言葉の一覧が手に入ります。
手作業で1つずつ考える必要はありません。ツールの力を借りて、数十から数百のバリエーションを一括でダウンロードしましょう。この段階では、まだ絞り込みはせず、「読者の悩みの全容を把握する」ために質より量でデータを集めることに集中してください。
ステップ3:検索ボリュームと競合度合いを調べる
抽出したサジェスト言葉のリストを、Googleキーワードプランナーなどのボリューム調査ツールに投入します。それぞれの言葉が月に何回検索されているか、また広告の競合度がどの程度高いかをデータとして紐付けます。
検索数が多すぎる言葉はライバルが強くて上位表示が難しく、逆に検索数がゼロの言葉は集客に繋がりません。適度な需要があり、自社が勝てる見込みのある狙い目のバランスを見つけ出す作業です。
ステップ4:優先順位をつけて対策言葉を絞り込む
最後に、集めたデータに基づいて、実際にどの言葉から対策していくかの優先順位を決定します。検索数、自社の強みとの親和性、そして購入への近さ(成約に繋がりやすいか)を総合的に判断して、対策言葉を絞り込みます。
一気にすべての言葉に対応しようとせず、まずは「最も成約に近くてライバルが少ない言葉」から順番に1つずつ丁寧につぶしていくのが、初心者が最短で結果を出すためのプロの鉄則。選択と集中を徹底しましょう。
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AI検索時代におけるキーワードツールの活用
生成AIの普及により、キーワードツールの活用方法も「単語の調査」から「文脈の理解」へと進化しています。そのため、AI検索(LLMO・GEO)時代を見据えたツールの活かし方が求められるようになりました。
ChatGPTやAI Overviewsといった生成AI検索の台頭により、ユーザーは単語(キーワード)の羅列ではなく、自然な文章で複雑な質問を投げかけるようになりました。
これに伴い、キーワードツールの役割も変化しています。
単に検索ボリュームが多い単語を見つけるだけでなく、サジェストツールを活用して「ユーザーがどのような文脈や背景でその悩みを抱えているのか」を深く読み解くことが重要。
ツールで抽出した関連語からユーザーの質問の意図(クエリファンアウト)を予測し、包括的で専門性の高い回答を用意することで、AIからも推奨されやすいコンテンツを作ることができます。
キーワードツールに関するよくある質問
ここからはキーワードツールに関するよくある質問と回答をご紹介します。
Q.初心者は無料ツールだけで十分ですか?
A.はい、最初は無料で使えるツールだけで十分な成果を出すことができます。Googleキーワードプランナーやラッコキーワードの無料機能を使いこなし、キーワード選定の基本手順に慣れることから始めてみてください。さらに高度な競合分析や効率化を求めたくなった段階で、有料ツールの導入を検討すれば遅くはありません。
Q.キーワードサジェストツールで集めた言葉はどのように記事に反映すればよいですか?
A.抽出したサジェスト言葉は、主に記事の見出し(h2やh3タグ)や本文の中に、自然な日本語の文章として散りばめるのが効果的です。機械的に不自然に詰め込みすぎると、読者にとっても読みづらく、検索エンジンからの評価も下がるリスクがあるため注意が必要です。あくまで「読者の疑問に答える文脈」の中で活用してください。
Q.検索ボリュームの目安はどれくらいを狙うべきですか?
A.オウンドメディアの立ち上げ初期であれば、月間検索ボリュームが「100〜500」程度の、いわゆるロングテールキーワードを最優先で狙うのが鉄則です。検索数は少なく見えますが、ライバルが少ないため上位表示しやすく、かつユーザーの悩みが具体的なため成約に繋がりやすいという大きなメリットがあります。
Q.無料ツールと有料ツールはどう使い分けるべきですか?
A.最初は無料ツールで検索需要やサジェストを把握し、競合サイトの流入キーワードを丸裸にしたい場合や、コンテンツ制作を組織的に仕組み化したい段階で有料ツールを導入するのがおすすめです。自社の課題に合わせて段階的に使い分けてみてください。
キーワードツールの種類と活用法まとめ
本記事では、キーワードツールの基本的な重要性から、無料・有料のおすすめツール8選、そして具体的なキーワード選定の活用ステップまでをまとめてご紹介しました。
キーワードツールは、直感に頼らずデータに基づいたキーワード選定に必須のツールです。まずは本記事を参考に、身近な無料ツールを1つ触ってみることから始めてみてはいかがでしょうか。
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