Instagramのショッピング広告とは?メリットと運用のポイントを紹介

更新日:2022年07月25日

Instagramから商品販売ページに誘導できる「Instagramショッピング広告」。
オンラインでの買い物が一般的になった今の時代にマッチした広告です。

今回はそんなInstagramショッピング広告について詳しく解説します。

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Instagramショッピング広告とは

Instagramショッピング広告は、Instagramで配信可能な広告の一種。
「商品タグ」のついた投稿(後述)を広告として配信できます。

配信面はホームタブ(タイムライン)と発見タブ、ショップタブの3か所。
アプリの画面下部、左から4つめのアイコンが「ショップタブ」です。
前述の商品タグ付き投稿が多数表示されるタブで、表示される投稿の傾向はユーザーごとにパーソナライズされています。

広告から購入画面までスムーズに誘導でき、通販サイトを運営している方におすすめの広告です。

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Instagramショッピング機能

Instagramショッピング機能(Shop Now)とは、通常の投稿やストーリーズなどの画像・動画内に「商品タグを付けられる」機能のこと。

商品タグには商品名・価格が記載されており、写真をタップすると下図のように表示されます。
このタグをタップすると商品詳細ページの閲覧、さらにそこから販売サイトへのアクセスが可能です。

Instagramショッピング機能

(引用:Instagram、フィード投稿から商品が購入できる「ショッピング機能」を日本国内で導入開始

Instagramショッピング広告を利用するには

ショッピング広告の配信には予め以下のような準備が必要です。

  1. 自社のECサイトを用意
  2. ビジネスアカウントに切り替える
  3. Facebookページとリンク
  4. Facebookでショップを開設し、カタログを設定

Instagram内に配信する広告ですが、Facebook上での設定が必要ですので注意しましょう。
ビジネスアカウントへ切り替える詳しい手順についてはこちらの記事で解説しています。

Instagramショッピング広告のメリット

ここからはInstagramショッピング広告のメリットを紹介します。

  • 商品購入までの導線がスムーズ
  • 既存の投稿も広告として利用できる

商品購入までの導線がスムーズ

ショッピング広告が持つ最大の強みは、商品購入までスムーズにユーザーを導けること。
商品の写真⇒商品詳細情報⇒購入画面という流れで遷移するため、商品についての理解を理解度・興味を徐々に高めてもらいつつユーザーを購入まで誘導できます。

また、通常の広告のCTAボタンよりも商品タグのほうがタップする心理的ハードルが低いのも強みです。

既存の投稿も広告として利用できる

ショッピング広告には、既存の商品タグ付き投稿を使用することができます。
そのため、クリエイティブ(広告用のバナー画像など)や文章を用意する手間を大幅に削減可能です。

もちろん新規で作成することも可能なので、状況に応じて使い分けましょう。

Instagramショッピング広告のデメリット

主なデメリットは以下の1点。配信の際、ネックになる場合もあります。

利用までの設定が手間

この記事の前半でも解説したように、ショッピング機能を利用するためには複数の設定が必要です。

特に面倒なのがFacebook上での設定。
上でも少し触れたように、Facebook上で商品カタログを設定しなければなりません

一つ一つの商品情報を在庫の有無等も含めて登録しなければならないため、商品点数が多い場合は大きな手間になるでしょう。
一括で登録する方法もありますが、この場合もスプレッドシートやcsvファイルでデータフィードを作成する必要があります。

ショッピング機能の使用、及びショッピング広告の配信には準備に時間がかかるということを覚えておきましょう。

Instagramショッピング広告を運用するポイント

効果的に運用するためのポイントはいくつかありますが、特に重要なのは以下の2点です。

  • クオリティの高いクリエイティブを使用する
  • 詳細ページの情報を充実させる

クオリティの高いクリエイティブを使用する

Instagramはビジュアル重視のSNS。

他の広告にも言えることですが、特にInstagramショッピング広告の場合は見た目が重要です。
ほかの投稿に埋もれずユーザーに興味を持ってもらうために、クリエイティブにはクオリティの高いものを使用しましょう。

商品が主体として目立つ写真を使う、使用感がわかる場面を表現するといった工夫も効果的です。

詳細ページの情報を充実させる

商品詳細ページの情報を充実させておくことも重要です。

商品タグをタップするユーザーが欲しているのは、その商品のサイズやカラーバリエーション、値段など、購入のための判断材料です。
そういった情報が詳細に書かれているほど安心感を与えやすく、また商品を使用する際のイメージも湧きやすくなるため、購入につながる可能性が高まります。

タイトルや説明文はできるだけ具体的に入力することをおすすめします。

Instagramショッピングの事例

最後に、実際にショッピング機能を活用している企業の事例を紹介します。
ショッピング広告を配信する際の参考にしてみてください。

北欧、暮らしの道具店

雑貨を取り扱う通販サイト、北欧、暮らしの道具店のアカウントです。
新商品のお知らせやコラム的な投稿に商品タグを付け、ユーザーを販売ページに誘導しています。

BAYCREW’S GROUP

こちらは衣料ブランドBAYCREW’S GROUPのアカウント。
商品主体のシンプルな写真や実際に着用している写真を交え、ショッピング機能を活用しています。

まとめ

Instagramショッピング広告はSNSでモノを買う現代に適した広告。
通販サイトを運営している方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

また、効果的なWeb広告選びについてまとめた資料も無料公開中です。
Instagramショッピング広告以外にもいろんな広告がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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