リスティング広告のメリットはデメリットと表裏一体!?SEOとの比較も解説

代表的なWeb広告の一つ、リスティング広告。

広告担当者ならWeb広告を計画する際にリスティング広告と他の広告を比較検討するケースも多いのではないでしょうか?

本記事ではリスティング広告の基本とメリット・デメリット、SEOと比較したリスティング広告のポイントをご紹介します。

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リスティング広告のメリット

指定したキーワードで検索したユーザーに対して、検索結果に広告を表示できるリスティング広告。

数ある集客施策の中で、なぜリスティング広告が定番化するほど活用されているのでしょうか?

メリット1:購入に繋がりやすい顕在層を集客できる

ユーザーが検索するキーワードから、ユーザーの検討段階を推測できます。ここでは弊社で提供している「補助金を活用したMAツールの導入支援サービス」を例に見てみましょう。

  1. 「マーケティング ツール」と検索したユーザー
  2. 「MAとは」と検索したユーザー
  3. 「MA 補助金」と検索したユーザー

 

「マーケティング ツール」と検索したユーザーは、MAツールの存在を知らない可能性があり、リサーチや分析などMA以外のツールについて調べている可能性もあります。「MAとは」と検索したユーザーは、MAの名前を聞いたことがあるけど具体的なことを知らないといった、MA導入はまだ遠い可能性が高いでしょう。

一方で「MA 補助金」と検索したユーザーは具体的に補助金を活用してお得にMAを導入したいユーザーの可能性があります。他の検索キーワードを入力したユーザーと比べると弊社サービスの利用に繋がる可能性が高いと考えられますよね。

このような購入や申込み、問い合わせに直結しやすい顕在層を狙って集客できる点はリスティング広告のメリットです。

メリット2:短期間で成果が期待できる即効性

リスティング広告は広告配信設定をおこなうと早ければ即日広告配信が始まります。他の施策と比べて短期間で成果を期待できる点は大きな強みです。

メリット3:検索結果の上部に広告出稿できる

検索結果の1位に自社サイトを表示させるSEO施策は難易度が高い傾向があり、表示されるまでに時間もかかります。一方でリスティング広告は、SEO施策で上位表示されているWebサイトよりも更に上に広告を出稿できます。上部に表示されるほどクリックされやすく、上部に広告を出稿できる点はメリットと言えます。

メリット4:少額から予算に応じて集客できる

リスティング広告は広告がクリックされた時点で費用が発生する仕組み。掲載するための固定費が発生することはなく予算額も自由に設定できます。少額予算で試して期待した成果が出たら予算を増額するといったリスクを抑えた施策をおこなえることはリスティング広告のメリットです。

メリット5:集客したいユーザーの条件を絞れる

検索キーワードだけでなく、ユーザーの性別や利用デバイス、地域などの条件を指定できるため、自社の顧客に合わない条件を除外することで無駄な広告配信を抑制できます。

メリット6:広告の配信状況をリアルタイムで確認できる

広告管理画面では最新の広告配信状況を確認できます。どのぐらいの広告費が発生しているか、何件の購入に繋がったか、どの広告が効率よく成果を上げているか、常にデータを確認可能です。もちろん、必要に応じてリスティング広告の停止も好きなタイミングでできます。

メリット7:配信結果がデータ化されるため効果検証できる

リスティング広告を配信した結果が全てデータ化されるため、分析による効果検証ができます。集客先のWebサイトのアクセスデータと併せて分析して改善策を検討することで、次回実施する際にはより効果的な広告配信をおこなえます

リスティング広告のデメリット

多くの企業で活用されているリスティング広告にもデメリットがあります。

メリットとデメリットは表裏一体で、施策の目的や自社の状況からリスティング広告が適しているかを判断する材料として理解しておきましょう。

デメリット1:認知拡大には向かない

MAという用語を知らない人は「MAとは」と検索しませんし、マーケティングツールについて自分から調べないユーザーは「マーケティング ツール」と検索しないでしょう。

リスティング広告は顕在層の集客に強いメリットがあると同時に、関連するキーワードで検索しないユーザーへの広告配信ができないため認知拡大には不向きな広告です。認知拡大が目的の場合は検索しないユーザーにも広告配信できるディスプレイ広告や、Web広告よりも一気に認知拡大できるマス広告の検討をおすすめします。

デメリット2:広告費が必要で、止めると集客が止まる

広告費さえ投資すればすぐに集客できる即効性がメリットのリスティング広告は、裏を返すと継続的な集客には広告費の投資を継続する必要があるということ。

デメリット3:競合他社との競争

売上に直結するキーワードは多くの競合他社もリスティング広告を出稿します。”美味しい”キーワードは時間の経過と共に競合が増え、入札によってクリック単価が決まるリスティング広告の仕組み上、広告費は高騰していく傾向にあります。

デメリット4:予算が大きい企業に有利

少額でも広告配信できるメリットがあるリスティング広告も、潤沢な予算を持つ企業の方が有利。なぜなら同じキーワードで広告出稿する場合はオークション形式で競り合うため資金力勝負になるからです。広告予算が大きい企業の方が幅広く広告配信をおこなってテストマーケティングができ、成果に繋がるキーワードには多額の広告費を投資して競合他社より有利に集客できる点でも有利です。

デメリット5:広告を嫌うユーザーの集客が難しい

Web広告が広く知られるようになったことで、広告の存在自体を嫌うユーザーが増えています。リスティング広告の内容に関係なく、広告枠に表示された全ての広告を避けるユーザーを集客することは困難です。

デメリット6:広告運用の手間がかかる

多くの企業が弊社のような広告運用代行会社に依頼するように、広告運用には手間がかかります。特にリスティング広告には専門的な広告運用スキルが求められるため、自社運用の場合はスキルを持つ人材や作業工数の確保はデメリットとなります。

デメリット7:配信結果を分析するスキルが必要

リスティング広告で配信後のデータが残ることはメリットですが、データをどのように活用して次の施策へ活かすかがポイント。データを分析して改善を行うスキルが求められます。

リスティング広告の仕組み

メリットとデメリットを理解すると、リスティング広告の活用シーンが掴めてきたのではないでしょうか? ここで改めてリスティング広告の仕組みについてもご紹介しますね。

リスティング広告のクリック単価は競合他社とオークション入札と呼ばれる仕組みで決定されます。人気のキーワードは競合が多く、自然とクリック単価は上昇します。オークション入札に勝ったらGoogleやYahoo!の検索結果に自社の広告が表示されますが、この時点ではまだ広告費は一切発生しません

表示されたリスティング広告を検索ユーザーがクリックして始めてクリック単価に応じた広告費が発生する仕組みです。

リスティング広告の費用は、「クリック単価×クリック数」となります。

SEOとの比較

集客施策としてリスティング広告とよく比較されるのがSEO。どちらが良いのか、迷うことがあるかもしれませんね。自社の状況によって優先するべき施策は変わりますし、両方取り組む方が良いケースもあります。

例えば、時間軸で考えると検索結果で上位表示されるまでに時間がかかるSEOよりリスティング広告の方が有利。費用なら常に広告費が必要なリスティング広告より、上位表示された後は勝手に集客できるSEOの方が有利(でも、SEOには記事のライティングや画像制作などのコストがかかる点も考慮が必要です)。

もし広告費以上の利益が見込める商材をお持ちであれば、ROI(投資収益率)が100%以上をキープできる限りリスティング広告を出稿し続けたほうが良いでしょう。イベント集客のような短期間で集客する必要がある場合も、SEOで上位表示化を待つ余裕はないためリスティング広告が有効です。一方で、普遍的な検索ニーズに対してリスティング広告だけに頼っているといつまでも広告費が必要になるため、SEO集客を検討する必要がありそうです。

リスティング広告とSEOに良し悪しはなく、自社にとってどちらがより適しているかの観点で施策検討することをおすすめします。

リスティング広告のメリット・デメリットまとめ

以上、リスティング広告のメリットとデメリットをご紹介しました。

広告には様々な種類があるため、リスティング広告のメリット・デメリットを理解して他の施策と上手く使い分けていきましょう。どんな広告があるかもっと知りたい、広告の種類が多くて選べないという場合は、弊社へお気軽にご相談ください。状況をヒアリングさせていただき、効果的な施策をご提案いたします。