Instagramのブランドコンテンツ広告とは?配信方法とメリット・デメリット

公開日:2023年03月14日

クリエイターの投稿を使用して自社商品の宣伝ができる、Instagramのブランドコンテンツ広告
今回はそんなブランドコンテンツ広告について詳しく解説します。

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Instagramのブランドコンテンツ広告とは

ブランドコンテンツ広告は、インフルエンサーやパブリッシャーなど、クリエイターが投稿したコンテンツをそのまま自社の広告として配信できる手法のこと。
投稿内には「(アカウント名)とのタイアップ投稿」という表記が入るため、タイアップ投稿とも呼ばれます。

ブランドコンテンツ広告の配信場所

ブランドコンテンツ広告を配信できるのは下記の3箇所です。

  • フィード
  • ストーリーズ
  • リール

それぞれの配信名についてもっと知りたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

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ブランドコンテンツ広告の配信方法

ブランドコンテンツ広告を配信するには自社アカウントだけではなく投稿者側の設定も必要ですので、必ず事前に確認しておきましょう。

クリエイター側の設定

  1. アプリの「設定」を選択
  2. 「クリエイター」→「ブランドコンテンツ」→「ブランドコンテンツルールを設定」をタップ
  3. 「有効にする」を選択→「完了」をタップ
  4. 「ブランドパートナーに承認をリクエスト」をタップ
  5. 広告主のアカウントを検索し、リクエストを送信

また、広告用の投稿をおこなう際には、作成段階で「詳細設定」→「タイアップ投稿ラベルを追加」→「ブランドパートナーを追加」から広告主のアカウントを選択する必要があります。
こちらを忘れると、広告として配信できませんので注意しましょう。

広告主側の設定

  1. アプリの「設定」を選択
  2. 「ビジネス」→「ブランドコンテンツ」→「コンテンツクリエイターを承認」をタップ
  3. 届いているリクエストを承認

配信の際は、広告作成画面の「ブランドコンテンツ」にチェックを入れた後、「既存の投稿」から該当の投稿を選択します。

ブランドコンテンツ広告配信方法

ブランドコンテンツ広告のメリット

ここからはブランドコンテンツのメリット・デメリットを紹介します。
まずはメリットの方から見ていきましょう。

  • 投稿者の影響力を借りることができる
  • クリエイティブ作成のコストを削減できる
  • ステルスマーケティングと間違えられにくい

投稿者の影響力を借りることができる

通常の広告では自分でターゲティング設定をおこない、予算に合わせた量の配信がおこなわれますが、ブランドコンテンツ広告の場合は、それに加えてクリエイターの通常の投稿としてもユーザーにリーチすることが可能です。

そのため、ターゲティング設定ではカバーできていなかった層にもアプローチできたり、単純なコスト以上に情報を拡散できたりと、投稿者の影響力を借りることで広告の効果を高めることができます。

クリエイティブ作成のコストを削減できる

通常Instagram広告を配信する場合には、自分で画像や動画を用意します。
しかし、ブランドコンテンツ広告の場合はクリエイターの投稿をそのまま使用するため、自社でクリエイティブの作成をおこなう必要がありません

ステルスマーケティングと間違えられにくい

Instagramでは、ブランドコンテンツ広告以外にもインフルエンサーを起用したプロモーションが盛んにおこなわれています。
こうしたプロモーション投稿の場合は「#PR」のように金銭を受け取って宣伝していることを明示することが義務付けられていますが、中にはその記載がなかったり、分かりづらかったりして、「ステルスマーケティング」として炎上してしまうケースも。

ブランドコンテンツ広告の場合は公式の機能として提供されていることに加え、投稿にはわかりやすく「タイアップ投稿」と表示されるため、ステルスマーケティングと間違われるリスクを抑えることができます。

ブランドコンテンツ広告のデメリット

一方でブランド広告には以下のようなデメリットも存在します。

  • カルーセル投稿は対象外
  • コメント等を広告主側で管理できない

カルーセル投稿は対象外

ブランドコンテンツ広告ではカルーセル(複数枚の画像添付)が使用できません。
配信できるのは画像1点、もしくは動画1点のみですので注意が必要です。

詳しいカルーセル広告の解説についてはこちらの記事をご覧ください。

コメント等を広告主側で管理できない

投稿自体を広告主側で管理できないのもデメリットといえます。
あくまでクリエイターの投稿を借りて配信しているという形式のため、投稿についた反応やコメントや、そもそも投稿の文言などは広告主側で管理することができません

特に文章や画像の内容に付いては配信の前によく話し合っておくことをおすすめします。

まとめ

今回はInstagramのブランドコンテンツ広告について解説しました。
クリエイターの影響力で配信効果を底上げできる「ブランドコンテンツ広告」をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

Instagram広告をはじめ、Web広告の媒体選びにお困りの場合は「初めてでも間違えない!Web広告媒体の選び方」も参考にしてみてくださいね。