ホームページ制作期間の目安と一般的な流れ

公開日:2022年12月07日

ホームページ制作を依頼する際に、制作期間の目安は把握しておきたい情報の一つ。

新規でホームページを制作するなら公開日から逆算して余裕を持ったスケジュールで制作を依頼したいですよね。本記事では制作期間の目安とホームページ制作の流れをご紹介します。

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ホームページ制作に必要な期間の目安

ホームページ制作の期間は要件次第で大きく変動するものですが、おおよその目安は制作するホームページの種類や規模から想定が可能です。ここでは3つのケースを見てみましょう。

LPの制作期間は1ヶ月が目安

ランディングページ(LP)は基本的に1ページのみの制作となるため、ホームページ制作の中では比較的短い期間で制作ができます。目安の制作期間は1ヶ月。

ランディングページは事業目的で制作するケースが大半で、成果を出すためのランディングページの作り方も基本の流れがあります。ページ数が1ページのみのため、デザインやコーディングの作業工数は多くありません。

一方で、ランディングページの制作前に考えるマーケティング設計から外注する場合は調査や設計の期間を要することも想定しておく必要があります。

コーポレートサイトの制作期間は3ヶ月が目安

コーポレートサイトの制作は、最低限必要な会社概要やサービス紹介、問い合わせフォームなどを揃えると10ページ前後の構成になるケースが一般的です。この場合の制作期間は目安が3ヶ月。

制作会社と相談の上でどのようなコーポレートサイトを制作するかを打ち合わせした上で、サイト全体の構成を整理したサイトマップを元にサイトの構成を固めます。

サイトの構成を決めた後はページ構成をワイヤーフレームですり合わせ、その後デザインやコーディングへとすすんでいきます。

 

もし採用を強化したい、お問い合わせ数を増やしたいなど、既存サイトの大幅な見直しや掲載コンテンツ強化が必要なリニューアルの場合はコーポレートサイトの制作規模が大きくなります。このような場合は必要なページ数が増えたり、コンテンツの準備が必要になったりと制作工数が膨らむため、3ヶ月以上の期間を見ておいた方が良いでしょう。

大規模サイトの制作期間は1年以上かかることも

ホームページにも様々な種類や規模、システム要件など多岐にわたり、大規模なサイトとなると半年や1年、それ以上の時間をかけて制作することもあります。

数十ページ、数百ページのサイトをコンテンツの準備から取り掛かる場合やシステム開発を伴うサイトなど、制作工数が大きくなる要素があればあるほど制作期間は長くなります。

 

ただし、ホームページに掲載する商品点数が多くても同一フォーマットで、掲載するコンテンツも既に揃っている場合は一括登録により短期間でページ制作できる場合もあるため、一概にページ数の多さだけでは判断ができないところも。

制作会社の工数がどれだけ膨らむ要件なのかによるため、まずは制作会社へ相談して制作期間や概算見積もりをもらってみると確実ですね。

サイトリニューアルの場合は期間が変わる?

既に持っているホームページを見直し、サイトリニューアルをおこなう場合の制作期間も基本的な考え方は同じで、制作するサイトの要件次第です。

 

創業時に名刺代わりのコーポレートサイトを形式的に開設していて、改めてしっかりと作り込んでリニューアルしたい場合は新規制作に近く、10ページ前後であれば前述の3ヶ月が期間の目安となります。

もし既にコーポレートサイトを作り込んできたけどデザインが古くなってリニューアルをおこないたい、思うような成果が出ていないから全体的に見直して作り直したい、このような場合は結果的に制作期間が前回制作時よりも長くなることが想定されます。

 

弊社でもホームページをリニューアルした際の記事で取り組みを紹介しているのですが、リニューアル時は滅多にない仕切り直しの良い機会であり、サイト運営の目的や構造、SEO設計を整理するチャンス

期間が伸びたとしても要件を整理し、再設計する価値は十分あるため、せっかくリニューアル予算を確保して取り組まれるのでしたらじっくりと制作を進めることをオススメします。

ホームページができるまでの流れと期間

ここではホームページ制作の基本的な流れと参考となる期間を、制作期間3ヶ月でホームページ制作するケースでご紹介します。

打ち合わせ

制作会社の担当ディレクターへホームページの要望事項を伝えます。

弊社へご依頼頂くお客様の中には「全然知識がなくてどのように依頼すれば良いか分からないのですが大丈夫でしょうか?」と心配される方もいらっしゃいますが、そこは全く問題ありません。

他の制作会社様も弊社も、担当ディレクターから必要な情報を丁寧にヒアリングしながら制作方針のすり合わせをおこなうため依頼時にホームページ制作の専門知識は一切不要です。

企画・構成・ワイヤーフレーム制作

打ち合わせの内容を元にホームページの構成をまとめ、ワイヤーフレームと呼ばれるページレイアウトで画面設計も確認できるように用意してもらいます。

この段階で制作したいページの齟齬や画面設計のイメージ違いなどがあれば再度希望を伝えて調整していきましょう。

デザイン制作

ホームページの設計が固まると、次にデザインイメージをすり合わせます。

弊社の場合は最初にホームページのトップページをデザイン制作し、全体イメージがご要望に合っているかを確認し、ここでデザインの調整が終わった後に他のページのデザイン制作にも着手する進め方が基本です。このトップページのデザインをお渡しするまでで、お打ち合わせから約1ヶ月が目安の期間。

他のページデザインも全て制作し、確認期間と合わせて更に1ヶ月、デザインが固まるまでの期間がこの時点で2ヶ月ですね。

システム開発・コーディング

デザインが決まったら、次はWebページへ表示させるコーディング作業に入ります。ホームページの要件によってはシステム開発が必要な場合もありますが、そうでなければコーディング期間も1ヶ月が目安です。

コーディングが完了し、制作会社内での検証作業が終わると公開前のサイトを実際に確認できるようになるため、発注した通りのホームページに仕上がっているかはこの段階で最終確認をおこないましょう。

問題なければ晴れてホームページの公開へと進みます。

 

制作期間を左右するポイント

ホームページの制作期間を一般的なケースでご紹介してきました。制作期間は制作会社の作業工数によって大きく変動し、工数を決めるのはホームページの要件次第です。

では、具体的にどのような要素がホームページの制作期間を左右するのでしょうか?代表的な要素を以下のまとめてみました。

  • ホームページの制作ページ数
  • 各ページのコンテンツ量
  • 発注者支給・制作会社手配の素材量
  • 取材や撮影の有無
  • CMS(Content Management System)導入の有無
  • 開発が伴う機能実装の有無

ホームページ制作期間のまとめ

ホームページ制作期間の目安や変動する要素をご紹介しました。

ビジネス視点では不要な工数を削除し、制作期間短縮やコスト抑制を図ることが大事である一方で、制作期間ありきで妥協したホームページを制作したことで成果が出なければ本末転倒です。制作において何を重視するべきかを明確にした上で優先順位付けをおこないましょう。

これからホームページ制作を検討される場合は、制作時に欠かせないポイントやユーザーが求めるコンテンツを公開している「BtoBコーポレートサイトの勝ちパターン」もぜひ参考にしてみてくださいね。

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