お問い合わせフォームの作り方と作成時のポイントを解説

更新日:2023年06月16日

サイト運営の目標に設定することも多いお問い合わせ。

お問い合わせフォームの作り方次第で、お問い合わせ獲得数は大きく変動します。本記事ではそんなお問い合わせフォームの作り方と作成時のポイントを解説します。

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お問い合わせフォームの主な作り方3パターン

Webサイトの環境や社内リソースなどの状況に応じてお問い合わせフォームの作り方を選びましょう。ここではお問い合わせフォームの作り方を下記3パターンご紹介します。

  1. フォーム作成ツールを利用する
  2. WordPressのプラグインを利用する
  3. コーディングにより独自で作成する

1.フォーム作成ツールを利用する

無料・有料でフォーム作成できる数多くのツールがあります。

フォーム作成ツールを利用する場合、多くのツールは専門知識が無くても利用できるため、手軽にお問い合わせフォームを用意したい場合には大変便利。

また、フォーム作成機能付きのマーケティングオートメーションツールを導入し、自社サイトへフォームを埋め込む場合は専門知識が必要になりますが、より高度な機能を実装したWebサイトを運営できます。

2.WordPressのプラグインを利用する

WordPressで構築したWebサイトの場合はプラグインを利用したお問い合わせフォームの設置がおすすめ。

作り方も簡単で、無料で設置ができます。WordPressをご自身で設定できる知識があるなら短時間でフォーム設置は完了します。

継続的なバージョンアップがおこなわれているプラグインを利用し、WordPress内での更新をおこなえば、セキュリティ面の対応もお手軽です。プラグインのバージョンアップが長期間止まっているものはセキュリティリスクがあるため導入は慎重に判断することをおすすめします。

3.コーディングにより独自で作成する

自社または外注先でお問い合わせフォームを作成すると、自社独自のフォームを実装できます。

既存サービスやWordPressのプラグインでは実現できない要件の場合はお問い合わせフォームを独自で用意しましょう。

お問い合わせフォームを簡単に作れるツール

ここからはお問い合わせフォームの一つ目の作り方「フォーム作成ツールを利用する」としてGoogleフォームを、二つ目の作り方「WordPressのプラグインを利用する」としてContact Form 7をご紹介します。

無料で手軽に作れるGoogleフォーム

Googleフォームは、Googleが提供する無料のフォーム作成ツールです。

Googleアカウントさえあれば誰でも無料で利用が可能。テンプレートから選んだり、自分で項目を追加したりして、お問い合わせフォームを簡単に作成できます。

 

Googleフォームのメリットは、以下の通り。

  • 無料で使える
  • 操作が簡単で分かりやすい
  • 送信されたデータをスプレッドシートに自動保存できる

 

Googleフォームの作り方は次の手順で進めます。

  1. Googleアカウントを作成し、ログインする
  2. Googleドライブを開く
  3. 新規作成からGoogleフォームを選択する
  4. テンプレートから選ぶか、空白から作成するかを選択する
  5. タイトルや説明文を入力する
  6. 質問や回答形式を設定する
  7. 必要に応じてデザインや配色を変更する

 

Webサイト内へ埋め込む場合のみ、サイト内でソースコードの追記が必要になりますが、独立した問合せフォームとして使う場合は専門知識が一切必要ありません。

これだけ手軽な点はこの問い合わせフォームの作り方における大きなメリットでしょう。

WordPressの無料プラグイン「Contact Form 7」

Contact Form 7」とは、WordPressでお問い合わせフォームを作成できる無料のプラグイン。ショートコードを使って簡単にWebサイトにフォームを設置できます。また、様々な拡張機能も利用できます。

 

Contact Form 7のメリットは、以下の通りです。

  • 無料で使える
  • シンプルで使いやすい
  • スパム対策やセキュリティ対策が可能(拡張機能を利用)
  • 多言語対応している

 

Contact Form 7のデメリットは、以下の通りです。

  • デザインやカスタマイズ性に限界がある
  • 送信されたデータの管理・分析ができない(拡張機能を利用)
  • WordPressで作られたWebサイトでしか使えない

 

Contact Form 7の使い方は以下の手順です。

  1. WordPressの管理画面からプラグインを検索し、Contact Form 7をインストール・有効化する
  2. Contact Form 7の設定画面から新規作成をクリックする
  3. フォーム名とメールアドレスを入力する
  4. テキストやチェックボックスなどの必要な項目を追加する
  5. 自動返信メールや通知メールの設定を行う
  6. 保存ボタンを押してショートコードをコピーする
  7. Webサイトの任意の場所にショートコードを貼り付ける

 

ショートコードを貼り付ける作業はソースコードを操作することになりますが、既にWordPressの管理画面操作ができる方にとっては簡単な作業ではないでしょうか。

EFOを踏まえたフォーム作成のポイント

EFOとはEntry Form Optimizationの略で、お問い合わせフォームの最適化のこと。EFOを行うことで、フォームからの離脱率を下げ、コンバージョン率を上げることができます。

EFOを踏まえたフォーム作成のポイントは以下の通り。

  • 入力項目を極力減らす
  • 不備の指摘をリアルタイムで表示
  • 自動入力機能をつける
  • 別ページへの導線を減らす

詳しくは「EFOとは?離脱されにくい入力フォームを作るために重要な5つのポイント」をご覧ください。

お問い合わせ獲得の分析と改善

お問い合わせフォームを作成したあとは定期的に分析と改善を行うことが重要です。分析と改善を行うことで、フォームの効果を最大化していきましょう。

アクセス数や離脱率などの指標を把握する、問い合わせ内容や属性などのデータを分析する、問い合わせに対する返信や対応を改善する、フォームの設置場所やデザインなどをテストするなど、お問い合わせフォーム作成後の分析と改善によりCVRを高めることが可能です。

 

Web上で24時間、常にお問い合わせを受付できるフォームはWebサイトに欠かせない機能ですが、お問い合わせの獲得にはフォーム設計だけでなく、サイト全体のコンテンツ設計も大切。

コーポレートサイトの勝ちパターン」でサイト設計ノウハウを紹介しているので参考にしてみてださいね。もし自社での整理が難しい場合は制作会社へ相談しながら検討する方法もおすすめです。

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