建設会社の方は必見!建設業でホームページから売上を増やす方法

更新日:2023年04月27日

元請けと下請けで二極化が進む建設業界。

多重下請け構造の中でも中小建設会社が売上を増やすにはホームページの活用が欠かせません。本記事では建設会社の方に向けたホームページ活用術を詳しく解説します。

>>建設会社のホームページにも共通する勝ちパターンとは?

コンテンツ一覧

建設業におけるホームページの必要性

土木一式工事業であれ、建築一式工事業であれ、建設業においてホームページ活用はもはや必須

ここではなぜ建設会社にとってホームページが重要なのか、その必要性について見ていきましょう。

Webからのお問い合わせが売上に直結する建設業

「CAREECONマッチング」や「助太刀ビジネス」のようなマッチングサイトを活用する建設会社の企業は多いですが、これらのWebサイトには多くの競合他社も登録しているため、簡単に受注できない価格勝負になって利益を出しにくいといった難しさがありますよね。

一方で、もし建設会社が自社のホームページを上手く活用し、そこからお問い合わせを獲得できれば売上や利益の拡大が見込めます。

多くの競合と比較されるのではなく、あなたの会社に相談したい・依頼したいと考えるお客様を集客する上で建設会社のホームページは欠かせないのです。

お客様を不安にする、ホームページが無い建設会社

建設会社へ何らかの仕事を依頼しようと検討する際、多くのお客様が建設会社のホームページであなたの会社情報を調べています。

そんな時に、もしホームページが無かったら、または検索してもホームページがなかなか見つからなかったり、見つかってもホームページの中身がしっかりと作られていなかったらお客様へ不安を与えてしまいます

ホームページを作り込めていれば受注できたかもしれないチャンスを逃してしまうのはもったいないですよね。機会ロスを防ぐためにも、建設会社は安心感を与えられるホームページを制作するべきなのです。

建設会社への求職者に対する採用効果

受注を増やして売上アップするだけでなく、人材確保の観点でも建設会社のホームページは重要な役割を果たします。

求職者は求人情報を確認し、建設会社のホームページをチェックした上で応募するのがよくある流れ。ホームページで企業理念や建設会社で働く従業員のこと、ホームページから伝わる建設会社の雰囲気も踏まえて求人応募するかじっくりと検討していることでしょう。

また、求人サービスを利用せずともホームページから応募があれば採用コストの抑制にもつながります。

小さな工務店でもホームページ集客が必要なワケ

「ウチは小さな工務店だから、ホームページ集客なんて意味ないよ…。」

このようにお考えになる建設会社の方もおられますが、これは間違いだと断言しておきます。むしろ、小さな工務店だからこそホームページ集客に取り組む必要があるのです。

 

大手ゼネコンをはじめとする有名な企業とは異なり、小さな工務店はお客様から名前や存在を知られていない可能性があります。もし施工エリア内にある工務店でも、知られていなければ仕事の相談が入ることはありませんよね。

また、名前だけは知られていたとしても、他の工務店との違いや実績、小さな工務店ならではの強みなどの情報が伝わらなければお客様からのお問い合わせも期待できないため、これらの情報をホームページ上で伝えることが重要なのです。

 

地方の小さな工務店であれば、地域密着性もポイント

地元に根ざした活動、地域貢献した実績を訴求することで、大手にはできない小さな工務店の強みを活かしたアピールも可能です。

>>建設業界のホームページについて制作のプロに話を聞いてみる(無料)

建設会社のホームページの作り方!制作時のポイント解説

ここからは建設会社がホームページを制作する際のポイントを解説していきます。

安心と信頼を与えるホームページのデザイン

建設会社のホームページは、見込み顧客が安心感や信頼感を覚えるデザインがおすすめです。

気軽にお試し購入できる消費財のようなものとは異なり、一度の発注金額が大きい建設会社の場合は特に失敗したくない気持ちが強くなるのがお客様の心理。

あなたの会社なら安心して相談できそう、信頼して依頼できそう、このように感じてもらえるホームページのデザインを念頭にホームページを制作しましょう。

かっこいいホームページの工務店は繁盛するのか?

工務店の良さを訴求するためにかっこいいホームページのデザインにこだわりたい想いは理解できるところ。

しかし、斬新なデザインやインパクトのある動きは、時にホームページへ訪問したお客様を戸惑わせ、ホームページからの離脱を招いてしまいます。

 

「かっこいいホームページ」への過度なこだわりは工務店視点であり、お客様視点が欠けている可能性があります。そのようなホームページでは期待するようなお問い合わせの増加にはつながらないでしょう。

かっこいいより、安心・信頼できるホームページを目指しましょう。

施工事例で建設会社のサービス品質を伝える

施工事例は建設会社のホームページに欠かせないコンテンツ。

実績とともに建設会社の技術力をアピールできるため、写真や動画も活用しながら魅力的なコンテンツを用意しましょう。紹介する施工事例の数が増えるほど、お客様はイメージと近い施工事例を見つけて問い合わせしてもらえる確率が高まります。

 

また、土木一式工事や建築一式工事、左官工事や塗装工事といった事業分野を具体的に紹介しましょう。独自の技術やサービス、設計力などをアピールし、幅広く顧客ニーズに応えられる柔軟性をアピールします。

反対に事業分野を狭く絞っているなら、幅広さではなく深さを伝え、専門性の高さを訴求できますね。

お客様へ建設会社の料金相場を伝える

建設業界にとっては常識的な料金相場であっても、お客様は予算と近いのか全く予算感が合わないのかは気になるところ。

ケースごとの料金例を紹介したり、基準となる料金相場を伝えたり、ホームページ上で伝えるのが難しい場合は料金の問い合わせ先を明示する方法も選択肢の一つです。

社員情報で建設会社への親近感・安心感を与える

建設会社で働く社員情報を紹介することで親近感を覚えてもらえます。

人やチームを紹介し、社員が保有する一級建築士や一級建築施工管理技士などの資格やスキルを明記することで信頼性も得られるでしょう。

建設会社のお客様に体験を語ってもらう

建設会社のホームページは、お客様からすると「この建設会社にとって都合が良い情報だけが掲載されているんだろう」と感じてしまう点は否めません。

そこで第三者の声によってこの建設会社がどのように優れているのか、発注してみてどうだったのかを、実際のお客様の言葉で語ってもらいましょう。

自社で語るより、お客様が語る方が何倍もの説得力を持つことに異論はありませんよね。

地域名でのSEO対策により集客する

建設会社の所在地や施工エリアの地域名で検索するユーザーを集客するためには、ローカルSEO対策が重要です。

ホームページのコンテンツに地域名を含め、特定の地域で建設会社を探しているユーザーの目に留まる機会を増やしましょう。

お問い合わせや見積もり依頼を、最小限の手間で。

建設会社のホームページへ集客し、企業の魅力や施工事例などお客様が求める情報を提供できたら、次はお問い合わせや見積もり依頼をもらうことを目指します。

ポイントは、お客様の手間を最小限に抑えること

Webのユーザーは些細なことでもホームページから離脱してしまうため、可能な限り容易にコンタクトしてもらう工夫が重要です。

 

ホームページのどこからでも分かりやすい場所にお問い合わせや見積もり依頼のフォーム・電話発信ができるリンクを表示したり、入力フォームの項目を少なく・入力しやすい親切な設計にしたり、お客様がホームページを離脱し得る要素を排除していきましょう。

>>建設業界のホームページについて制作のプロに話を聞いてみる(無料)

建設会社で重要な「施工事例ページ」のアイデア

建設会社のホームページで特に重要な施工事例ページ。

実績のアピールはもちろん、見込み顧客からの問い合わせを獲得するためには、無機質な実績掲載に留まらない工夫をしたいページです。

ここでは施工事例ページを魅力的にするアイデアをご紹介します。

施工事例を詳しく丁寧に紹介する

お客様からの要望事項や依頼背景、施工時に使用した材料や施工方法、設計時の課題やそれをどのように解決していったのか等、事例詳細を詳しく丁寧に紹介することは見込み顧客にとって有益です。

完成した状態だけを施工事例として紹介するのではなく、詳細情報を公開したり、お客様と自社のストーリーまで伝わるコンテンツを制作したり、見込み顧客に刺さる事例紹介となる工夫は競合と差別化ができるポイント。

高品質な画像で魅力的に伝える

文章だけではなく画像でビジュアル的に訴求すると見込み顧客へ伝わる情報量が格段に増えます。写真は一枚だけでなく複数枚掲載し、もし住宅を紹介するなら外観・内観ともに様々な角度から紹介したいところ。

設計時・施工時のポイントも紹介すると、より魅力的な施工事例として訴求ができます。

住宅リフォーム事例であればBefore・Afterの比較にも有効ですね。

完成後だけでなくプロセスから紹介する

多くの施工事例ページでは完成後の画像だけが紹介されています。

しかし、見込み顧客にとっては施工開始から完成までの過程も知りたいもの。施工事例として完成までのプロセスを紹介することでリアリティを醸成することができます。

建設現場で写真を撮影しておけば画像素材は手軽に用意でき、写真のアップロードが容易なサイト管理画面を制作しておくことで、コストを抑えながら魅力的な施工事例ページへ育てることができます。

動画を活用する

写真よりも伝わりやすい動画を活用するのも一つの手。

例えばドローン空撮で施工開始から完成まで、段階的に全体像を記録しておくことで、見込み顧客はより自分ごと化してイメージしやすくなるでしょう。

お客様の声を掲載する

お客様の声を可能な限り写真つきで紹介することが見込み顧客に対して特に効果的な施工事例の訴求方法です。

住宅であれ、公共施設であれ、取引金額が大きだけに建設会社選びで失敗したくない気持ちは他業界以上に強いのが顧客心理。自社で強みや実績をアピールする以上に、お客様の体験談の方が安心材料になります。

検索性を高める

掲載する施工事例が増えるほど魅力的になる反面、見込み顧客が求める条件に合った施工事例を見つけにくくなる恐れがあります。

そこで検討したいのが検索性の向上施策

一戸建て住宅、マンション、オフィスビルといった分類や、価格帯、広さ、ライフスタイルといった詳細条件を指定してより細かい絞り込みができる機能も見込み顧客にとっては便利です。

見込み顧客がどのような検索軸で探せると便利なのかを顧客視点で考え、ひと手間でも減らして求めている施工事例にたどり着けるような工夫を盛り込むことでユーザー体験が向上します。

建設業界のホームページまとめ

本記事では建設業界に特化して、ホームページの重要性から制作時のポイントまでご紹介しました。

企業のホームページには売上を増やすために共通する作り方と業界ならではの作り方があります。これらを組み合わせ、ホームページ集客によって売上アップへ取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

どのようなホームページを制作すると良いか迷う場合はぜひ一度弊社にご相談ください。無料相談だけでも役立つ情報のご提供が可能で、売上アップのきっかけになるかもしれません。

Web制作のプロに相談しても完全無料!

【BtoB向け】

コーポレートサイトの勝ちパターン

コーポレートサイトの勝ちパターン

コーポレートサイトには勝ちパターン、つまり成果を出す公式があります。

予算ありきで外注先を決めてしまったり、制作会社へ任せっきりで期待した結果にならなかったり、コーポレートの新規制作やリニューアルでの失敗はよくある話。そんな失敗を未然に防ぐためのノウハウを公開しました。

▼本資料に掲載されている内容の一例は・・・
・制作前に目的を明確化する3項目とは?
・ターゲットユーザーの設定
・ユーザーが求める定番の9コンテンツ
・サイト構造の設計ポイント
・事業貢献するサイト制作で重視するべきこととは?

コーポレートサイト制作を進める前に、ぜひご一読ください。