最適なSEOキーワードの選定方法とは?基準やポイントを詳しく解説
更新日:2026年07月13日
SEOのキーワード選定とは、検索意図を満たしつつ自社の目的に合った集客が見込める語句を見つけ出す作業です。
適切なキーワードを選ばなければ、どれほど良質な記事を書いても読者に届きません。
本記事では、検索ボリュームの調べ方や勝てるキーワードの見極め方など、具体的な手順を分かりやすく解説します。
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SEOで重要なキーワード選定
SEOのキーワード選定では、検索上位化の余地があり、かつ自社のビジネス目的に直結する語句を選ぶことが成果を左右します。
前提として、この記事におけるSEO対策とはある特定のキーワードで検索された際に上位に表示されるようにコンテンツ作成やWebサイトの最適化をおこなう施策を指しています。
ここで注意したいのが、SEOキーワードを自社の希望だけで選定するべきではないということ。
SEO難易度を考えずに「このキーワードで順位を上げたいから」という理由だけで選んでしまうと、成果が上がりにくく労力が無駄になってしまうこともあります。
選定するSEOキーワードは自社のWebサイトの目的に合った集客が見込め、なおかつ検索上位化の余地があるものにしましょう。
ここから自社で上位化を狙えるキーワードを選定するための方法をご紹介していきます。
キーワードの選定手順
キーワード選定は「目的・成果目標の決定→候補の洗い出し→絞り込み→優先度決め」の4ステップ。あらかじめ事業のゴールを明確にすることで、選ぶべきキーワードの方向性がブレずに定まります。
キーワードの選定手順は大別すると以下の4ステップになります。
- 目的・成果目標を決める
- キーワード候補を洗い出す
- 狙うキーワードを絞り込む
- キーワードごとの優先度を決める
目的・成果目標を決める
キーワード選定の前に、まずはWebサイトの目的と成果目標を明確に決めます。問い合わせ増や資料請求増といった事業戦略に紐づくゴールを先に設定することで、ターゲット層が定まり、選ぶべきキーワードの方向性がはっきりと見えてきます。
キーワード候補を洗い出す
次に候補となるキーワードを大量に洗い出しておきましょう。
絞り込みは後でおこなうので、この段階では広くキーワードを出すことが大切。商材に関連するキーワードやターゲットユーザーが持っていそうな悩みに関するキーワードを挙げていきます。
キーワードを洗い出すにはGoogleキーワードプランナーやUbersuggestといったキーワード選定ツールを使います。検索窓に表示されるサジェストも、ユーザーのリアルな疑問を反映しているため重要な候補となります。
狙うキーワードを絞り込む
洗い出したキーワードの中から、実際に狙っていくキーワードを絞り込みます。自社サイトでも検索上位を狙えるキーワードを選びましょう。
後述しますが、絞り込みの際にはユーザーの検索意図や検索ボリュームを意識するのがおすすめです。今すぐ解決策を求める顕在層と、まだ悩みが漠然としている潜在層のどちらに向けたキーワードなのかを見極めます。
キーワードごとの優先度を決める
選んだキーワードのなかで優先順位付けを行います。
最も優先度が高いのは、ビッグキーワードかつ競合が自社サイトと比べても強くないものです。このように検索ボリュームと競合状況を加味して優先順位を決めます。ただし、立ち上げ初期はより難易度の低いロングテールキーワードから始めるのが鉄則です。
さらに、優先度を決めた後は、選定したキーワードをサービスページやカテゴリーページ、記事など、どのページタイプで狙うかまで計画します。関連するキーワードで作った記事群を内部リンクでつなぐ「トピッククラスター」の考え方を取り入れると、情報が整理されてサイト全体のSEO評価を効率よく高めることができます。
キーワード選定の基準
キーワード選定の基準は、ユーザーが何を求めているかを示す「検索意図」と、どれだけ検索されているかを示す「検索ボリューム」。この2つを正しく把握することが、勝てるキーワードを見極めるカギです。
キーワード選定の基準として、「ユーザーの検索意図」と「検索ボリューム」があります。
ユーザーの検索意図
ユーザーが何を知りたくてそのキーワードで検索したのかを考えることが大切です。どういう目的で検索し、何を期待して自社サイトへ訪問するのかを考えてみましょう。
検索意図はキーワードを以下の4つに分類して考えます。
| 分類 |
ユーザーの意図 |
キーワード例 |
| Do(したい) |
具体的な行動を起こしたい、試したい |
「設定方法」「ダウンロード」 |
| Know(知りたい) |
情報や知識を得たい、疑問を解決したい |
「とは」「意味」「理由」 |
| Go(行きたい) |
特定の場所やWebサイトに行きたい |
「〇〇駅 カフェ」「Amazon」 |
| Buy(買いたい) |
商品やサービスを購入したい、比較したい |
「通販」「価格」「おすすめ」 |
例えば、「カレー 作り方」と「カレー 通販」では、同じカレーという言葉は入っていますが、検索意図は異なります。
前者はカレーのレシピを知りたいというKnow型の検索で、後者は通販でカレーを買いたいというBuy型の検索です。美味しいカレーのレシピを丁寧に説明したページを作ったとしても、Buy型のキーワードで検索した際には上位に表示されにくいでしょう。
ターゲットユーザーの検索意図に沿ったキーワードを選ぶことが大切。以下にご紹介するような、キーワード選定ツールを活用してターゲットユーザーの理解を深めます。
ラッコキーワード
キーワードを入力すると、そのキーワードの関連語句を多数表示してくれます。また、共起語(ある特定のキーワードと一緒に利用されることの多いキーワード)を調べることも可能です。
ラッコキーワード
Yahoo!知恵袋
Yahoo!知恵袋では、ユーザーがどんなことで悩んでいるのか知ることができます。知恵袋内でキーワード検索し、そのキーワードでどんな悩みが寄せられているのかを見てみましょう。
Yahoo!知恵袋
SNS
SNSではユーザーのリアルな声が可視化されています。短文の投稿が主であるツイッターが特におすすめ。
自社SNSを運営している場合などは、自社の投稿に対する反応を分析してみるのもよいでしょう。
検索ボリューム
検索ボリュームとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでそのキーワードが検索される回数のこと。キーワードの人気度を表す指標として使われています。
| 区分 |
月間検索ボリュームの目安 |
特徴・狙い方 |
| ビッグキーワード |
1万回以上 |
難易度が非常に高い反面、成功すれば高い費用対効果を見込める。 |
| ミドルキーワード |
1000~1万回程度 |
検索数と競合のバランスが中程度。サイトの成長に合わせて段階的に狙う。 |
| スモールキーワード |
1000回未満 |
ロングテールやニッチキーワードとも呼ばれ、難易度が低く着実に上位を狙いやすい。 |
検索ボリュームが大きいほど上位表示化の難易度が高く、小さいほど難易度が低い傾向にあります。自社サイトの状況を見つつ、どのレベルのキーワードなら狙えるのかを見極めることが大切です。ただし、検索ボリュームの数値だけで判断するのではなく、実際の上位表示の難しさは自社サイトのドメインの強さと競合との相対比較で決まる点も考慮しましょう。
検索ボリュームの調べ方
検索ボリュームを調べるツールは様々あります。
有名なところでは、GoogleキーワードプランナーやUbersuggest、Ahrefsなど、データを参考にして検索ボリュームを把握します。
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キーワード選定のポイント
キーワード選定を成功させるポイントは、ペルソナの綿密な設定と競合サイトの分析。立ち上げ初期は、勝率の高いロングテールキーワードから確実に取り組むのが鉄則です。
最後にキーワード選定におけるポイントを紹介します。
- ターゲットを設定する
- 競合サイトを調査する
- まずはロングテールキーワードから始める
ターゲットを設定する
ターゲットユーザーを絞り、そのユーザーがどんなキーワードで検索しそうかを考えてみましょう。
ターゲットはなるべく細かく設定するのがポイント。年齢、性別、居住地といった属性はもちろん、職業や趣味、悩みといった部分までできるだけ詳しく作り込むと効果的です。
これをペルソナといいます。
このように詳細にターゲット像を設定し、その人がどのようなキーワードを使って検索するか検討することは、より質の高いキーワードを選定することにつながり、コンテンツ作成のテーマが定まりやすくなるという点でも役に立ちます。
競合サイトを調査する
実際に狙いたいキーワードで検索してみて、上位に表示されるWebページを見てみましょう。
検索上位にいるということは、検索エンジンから高く評価されているということ。見出しやタイトルを分析し、どんなキーワードが使われているか参考にしてみてください。同時に、自社がそのキーワードで勝てるかどうかを以下の観点で見極めます。
- 検索上位に公的機関や大手企業、大手ECサイトばかりが並んでいないか
- 上位サイトのドメインが自社より明らかに強くないか
- 上位記事の網羅性や情報量に自社が追随できそうか
検索上位に表示されているWebページが自社よりもSEOにおいて総合的に強いサイトばかりの場合は上位化が難しくなります。ドメインパワーなども加味しつつキーワードの選定に役立てましょう。
まずはロングテールキーワードから始める
まずはロングテールキーワード(スモールキーワード)の対策から始めましょう。
ロングテールキーワードとは「カレー 福岡 おすすめ」のように複数の単語をかけ合わせた検索キーワードです。
検索ボリュームは少ない傾向にありますが、単語が複数ある分検索意図が汲みやすく、そのキーワードに沿ったコンテンツが作りやすいという利点があります。
一つの悩みに対して一つの解決策を提示する「1ニーズ1コンテンツ」の考え方を徹底することで、読者の満足度は大きく向上します。
また、検索ボリュームが少ないということは競合も少ない可能性が高いということです。はじめのうちはロングテールキーワードを確実に狙い、サイト全体の評価が強化されてきたらビッグキーワードへ広げていく流れがおすすめです。
SEOキーワード選定に関するよくある質問
ここからはSEOキーワード選定に関するよくある質問と回答をご紹介します。
Q.初心者はどのくらいの検索ボリュームから狙うべきですか?
A.立ち上げ初期や初心者の方は、月間検索ボリュームが100〜1,000程度のスモールキーワード(ロングテールキーワード)から狙うのがおすすめです。競合が少なく上位表示されやすい確率が上がるため、効率的にアクセスを集めることができます。
Q.狙ったキーワードで競合が強いかどうかはどう判断しますか?
A.実際に検索し、上位10サイトを確認して判断します。公的機関や大手企業ばかりが並んでいる場合や、自社よりドメインパワーが圧倒的に高いサイトで占められている場合は競合が強いと見なします。
Q.キーワード選定から成果が出るまでどのくらいかかりますか?
A.一般的に、SEOの施策が反映され成果が現れるまでには早くても4ヶ月から半年程度の期間がかかります。選定したキーワードで記事を公開した後も、順位を定期的に確認し、必要に応じてリライトを重ねることが重要です。
SEOキーワード選定のまとめ
SEOにおけるキーワード選定は、検索意図の把握と検索ボリューム、競合状況の分析を軸に自社に合ったものを絞り込むことが成功の要です。選定したキーワードをもとに、読者の検索意図に沿った見出し構成と質の高い記事本文を作り上げていくことが次のアクションとなります。
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