アナリティクスで離脱率と離脱ページを調べる方法

離脱率はサイト改善の際に抑えておきたい指標の一つ。

自社サイトへ訪問してくれたユーザーがサイトを離脱したデータから改善施策を検討することで、より良いWebサイトへと改善ができますよね。

本記事では離脱率をアナリティクスで調べる方法をご紹介します。

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Googleアナリティクスの離脱率とは

はじめに離脱率の定義を確認しておきましょう。

離脱率は、個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合を示します。

(引用:アナリティクスヘルプ

Googleアナリティクスで定義している離脱率とは、ページが閲覧された回数に対して何%がサイトから離脱したかを表した数値となります。

離脱率の計算式

上記離脱率の定義を計算式にすると以下の通り。

離脱率=離脱数÷ページビュー数

サイトを離脱するということはセッションが切れるということになるため、離脱数はそのページで離脱が発生したセッション数と言えます。これらを踏まえて、Webサイト全体の離脱率と特定のページの離脱率の計算式を確認してみましょう。

離脱率の計算式1:Webサイト全体

Webサイト全体の離脱率=サイトを離脱したセッション数÷サイト全体のページビュー数

Webサイト全体が合計5,000PVで、サイト外へ離脱した回数が1000回なら、離脱率は20%となります。

離脱率の計算式2:特定のページ

ページAの離脱率=ページAからサイトを離脱したセッション数÷ページAのページビュー数

ページAが合計1,000PVで、その中でページAからサイト外へ離脱した回数が50回なら、離脱率は5%となります。

離脱率が高いと改善が必要とは限らない

Webサイトへ訪問したユーザーがサイト外へ離脱することは一般的に好ましくないでしょう。

しかし、離脱率が高いページが一概に悪いとは言えない点に注意が必要です。離脱率が高いページを闇雲に改善する前に理解しておきたいポイントです。

 

例えばそのページの目的が外部サイトへの誘導のケース。

自社サイトとは別に専用のキャンペーンサイトを制作し、ページ閲覧ユーザーへキャンペーンサイトを紹介するページの場合は離脱率が高い方がむしろ好ましいと考えられます。

なぜならページの目的が達成できるほど離脱率は高くなるからです。もちろん、キャンペーンサイトへのリンクがクリックされず、単純にページが読まれていない場合も考えられるため精査は必要です。

 

そのページの目的によって離脱率に対する捉え方が変わるということですね。

離脱率と直帰率の違いをわかりやすく表すと?

離脱率と直帰率の違いを端的に表現すると次のようになります。

  • 離脱率…すべてのPVに対して、ユーザーがサイトを離脱した割合
  • 直帰率…閲覧開始数に対して、ユーザーがサイトを離脱した割合

直帰率はそのページから閲覧を開始した(ランディングページの)PVのみが母数になり、離脱率はこれを含む全てのPVが母数となります。

アナリティクスで離脱率を調べる方法

ここからはGoogleアナリティクスで離脱率を調べる方法を見ていきましょう。

Webサイト全体の離脱率を調べる方法

Googleアナリティクスの左メニューから、「行動」→「概要」を選択します。

概要の画面で表示される数値がWebサイト全体の離脱率となります。

Webサイト全体の離脱率

 

ページ別の離脱率を調べる方法

次にページ別の離脱率を調べる方法を見てみましょう。

「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」を選択します。画面右側に表示される数値がページ別の離脱率となります。離脱率が高い順にソートして、改善が必要なページを精査していきましょう。

ページ別の離脱率

 

モバイルユーザーの離脱率を調べる方法

Webサイト全体はページ別の離脱率だけでは気づかない改善点もあります。

例えばPCユーザーの離脱率は低いのに、モバイルユーザーの離脱率が高く、全体では目立った数値になっていない場合。デバイスによってページの表示は異なるため、モバイルユーザー向けのページに偏って離脱が発生している可能性もあります。

 

そのような仮説がある場合は、「+セグメントを追加」からモバイルユーザー向けのデータを表示させましょう。

セグメントを追加

 

セグメント名の一覧から「モバイルトラフィック」にチェックを入れると、画面上部にセグメントが追加されます。「適用」をクリックすると、セグメントが追加された状態で前の画面へ遷移します。

モバイルトラフィックセグメント

 

追加したセグメントのデータが表示されました。このケースでは、「すべてのユーザー」と「モバイルトラフィック」で離脱率に大きな乖離がある場合、デバイス別のページに何か改善ポイントがある可能性が考えられます。

セグメント-離脱率

 

セグメント別データの表示を削除したい場合は、画面上部のセグメント名をクリックし「削除」を選択すれば表示データが消えます。「削除」と表示されていますが、セグメントデータが一覧から無くなるのではなく、あくまでも表示中のデータに対してセグメントを解除するだけのためご安心ください。

セグメント表示の削除

 

検索ユーザーの離脱率を調べる方法

モバイルユーザーだけのデータでセグメントを切る以外にも、様々な切り口でデータを分析できます。検索エンジン経由でWebサイトへ訪問したユーザーの離脱率を確認し、コンテンツが検索ニーズと合っているかを調べたい場合は「検索トラフィック」セグメントを使ってみるのも良いでしょう。

セグメント-検索トラフィック

離脱ページも把握する

離脱率を確認する際には併せて離脱ページも見ておきましょう。

離脱ページは、サイトを離脱したユーザーがどのページからどれだけ離脱しているかを確認できる指標で、「行動」→「サイトコンテンツ」→「離脱ページ」から確認できます。

離脱ページ

離脱率の改善が必要なページと改善方法

離脱率が高いページや離脱数が多いページを確認したら、それらのページが改善するべきかどうかを判断します。必要に応じて離脱率の改善施策を実行しましょう。

離脱率の改善が必要かどうかの判断と改善方法はこちらの記事で詳しく解説しています。

 

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