LINE広告の始め方!配信までの手順を詳しく解説

公開日:2022年11月14日

老若男女、幅広い層にアプローチ可能な「LINE広告」
今回はそんなLINE広告の始め方について詳しく解説していきます。

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LINE広告とは

LINE広告は、LINEとその関連アプリ内に広告を配信できるサービスです。
国内最大級である9200万人以上のユーザーに対して広告を出せるのが大きな強み。

また、広告面の豊富さとターゲティング手法の多彩さも特徴です。
LINE広告でどんなことができるのか、早速みていきましょう。

配信面の種類

LINE広告には様々な配信面があります。
他のSNS広告と比較してもその種類は多様で、以下に紹介する通り、全部で14種です。

  • トークリスト
  • LINE NEWS
  • LINE VOOM(旧タイムライン)
  • ウォレット
  • LINEマンガ
  • LINE ポイント
  • LINE BLOG
  • LINE チラシ
  • LINE クーポン
  • LINEマイカード
  • LINEショッピング
  • LINE広告ネットワーク
  • ホーム
  • LINE Monary

LINEアプリ内にはもちろん、各種関連サービス内にも配信可能。
それぞれの特徴は以下の記事で紹介していますので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

▼関連記事 LINE広告の種類を紹介

利用可能なターゲティング

LINE広告では「デモグラフィックデータ配信」と「オーディエンス配信」、2種類のターゲティング手法が利用できます。

デモグラフィックデータ配信

デモグラフィックデータ配信では、ユーザーの属性を利用したターゲティングが可能。
LINEが保有する膨大なユーザーデータを活かした精度の高い絞り込みが強みです。

  • 地域セグメント
  • 性別セグメント
  • 年齢セグメント
  • 興味関心セグメント
  • 行動セグメント
  • 属性セグメント

オーディエンス配信

オーディエンス配信は、自社で保有しているデータを用いたターゲティングです。
既存顧客や公式アカウントと友達になっているユーザーに向けて配信することができます。

  • ウェブトラフィックオーディエンス
  • モバイルアプリオーディエンス
  • IDFA/AAIDアップロード
  • 電話番号アップロード
  • メールアドレスアップロード
  • LINE公式アカウントの友だちオーディエンス
  • 類似オーディエンス
  • 動画視聴オーディエンス
  • 画像クリックオーディエンス

LINE広告のターゲティングについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

▼関連記事 LINE広告で使えるターゲティングについて

LINE広告の始め方

LINE広告の配信は以下の手順でおこないます。

  1. 広告アカウントの作成
  2. 広告タグの発行・設置
  3. クリエイティブ作成
  4. 配信設定
  5. 審査通過後、配信開始

広告アカウントの作成

初めてLINE広告を配信する際は、広告アカウントの作成から始めます。

  1. LINEビジネスIDの取得
  2. 「+ 新しい広告アカウントを作成」
  3. クレジットカードの登録

LINEビジネスIDの取得

広告アカウントの作成には「LINEビジネスID」が必要。
ビジネスID取得の際は、メールアドレスか、もしくはLINEアカウントで登録します。

「+ 新しい広告アカウントを作成」

ビジネスID作成後、LINE広告の管理画面「LINE Ad Manager」にログインします。
「+ 新しい広告アカウントを作成」をクリックしてください。

LINE広告アカウント登録

LINE for Businessより

必要情報を入力して「作成する」ボタンをクリックすればOK。
内容には審査が入りますので、不備の無いように入力することをおすすめします。

また、広告アカウントは商材ごとに作成する必要がありますので注意しましょう。

クレジットカードの登録

LINE広告の支払いは原則クレジットカードのみ
広告アカウントの作成後は「+ 請求先情報を追加する」からクレジットカードを登録しましょう。

広告タグの発行・設置

広告タグとは、広告によって発生した効果を計測するためのもの。
LINE広告の場合は、広告を経由して着地するサイト(LP)に「LINE Tag」を埋め込む必要があります。

LINE Tagは以下の3種類です。

  • ベースコード……ユーザーの行動を計測。サイト内の全ページに設置。
  • コンバージョンコード……CVを計測。CVが発生するページに設置。
  • カスタムイベントコード……上記以外の広告効果を測定したい場合に使用。

クリエイティブ作成

広告におけるクリエイティブとは、画像や動画などのメディアを指します。
ガイドラインに沿った形式で作成しましょう。

▼関連記事 バナーデザインのポイントとは?

配信設定

ここからは広告の配信設定。
広告の構造的には、「キャンペーン」→「広告グループ」→「広告」という入れ子構造になっています。

  1. キャンペーンの作成
  2. 広告グループの作成
  3. 広告の作成

キャンペーンの作成

まずはキャンペーンの作成からです。「+ キャンペーンを作成」をクリックしてください。

ここで設定するのは、キャンペーン名や掲載期間などの基本設定とキャンペーンの目的
目的は5種類の中からひとつを選んでください。

  • ウェブサイトのアクセス
  • ウェブサイトコンバージョン
  • アプリのインストール
  • アプリのエンゲージメント
  • 動画の再生

例えば、サイトへの流入を増やすのが目的の場合は「ウェブサイトのアクセス」、サイト上で商品の購入や問い合わせを獲得したい場合は「ウェブサイトコンバージョン」を選択しましょう。

目的を選択することで、それぞれの成果が最大化するよう、AIによる配信の最適化がおこなわれます。

広告グループの作成

キャンペーンの作成が終わったら、次は広告グループの作成に移ります。
ここで設定するのはターゲティングや予算といった詳細部分です。

広告の作成

ここでは広告のフォーマットやクリエイティブ、テキストを設定します。
実際に広告としてLINE内に表示される広告の要素です。

広告審査後、配信開始

広告の配信前には必ず審査が入ります。
「広告アカウント」「クリエイティブ(メディア)」「広告」という3つの観点から審査され、ガイドラインに抵触していなければ配信可能です。

LINE広告の配信料金

Twitter広告の配信費用は、自分で自由に設定することができます
表示回数やユーザーのアクションに応じて課金が発生し、予算が消費されていくという仕組み。

以下のような課金方式があります。

  • クリック課金(CPC課金)………………クリックが発生するごとに課金
  • インプレッション課金(CPM課金)……1000回表示されるごとに課金
  • 友だち追加課金(CPF課金)……………友達追加されるごとに課金

▼関連記事 LINE広告にかかる費用は?

まとめ

今回はLINE広告の始め方について解説しました。
興味がある方はぜひこの記事を参考に配信を検討してみてはいかがでしょうか。

LINE広告をはじめ、Web広告の媒体選びにお困りの場合は「初めてでも間違えない!Web広告媒体の選び方」も参考にしてみてくださいね。