Facebook広告の料金体系と仕組み【最低出稿金額は100円!?】

更新日:2022年11月02日

ビジネス層ユーザーへのアプローチが得意な「Facebook広告」。

自社でも配信してみたいと興味を持っている方は多いのではないでしょうか。特に料金と投資効果については必ず知っておきたいもの。
今回はFacebook広告を検討する際に理解しておきたい料金について詳しく解説します。

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Facebook広告料金の目安

Facebook広告は最低100円から出稿ができます。

しかし、現実的には100円でビジネス成果を出すことは難しく、一定の予算確保は必須。

料金の仕組みは後述しますが、例えば「自社サイトへ3,000アクセス集める計画でクリック単価が100円想定であれば30万円の予算が必要になる」といった、目標からの逆算で料金目安を設定する方法がおすすめです。

では、料金の目安を把握するために理解すべき、Facebook広告の仕組みを見ていきましょう。

Facebook広告の料金が決まる仕組み

Facebook広告の料金は、以下の2通りの方法によって決定されます。

  • 合計消化金額
  • 獲得した結果の単価

合計消化金額

合計消化金額は広告配信にかかる全体の金額のこと。

予算の上限を設定して広告の料金をコントロールする方法です。

獲得した結果の単価

獲得した結果の単価とは、つまり1つのアクションを獲得するのにかかった平均コストのこと。

これも後述しますが、Facebook広告では、広告の表示/クリックなど、目的となるアクションが発生した際に課金される仕組みです。

その際には、予め設定した「入札額」に基づいて予算が消化されます。ユーザーに配信される広告は競合とのオークションによって決定されるのです。

 

オークションへの入札戦略には以下の3タイプがあります。

  1. 消化金額に基づく入札
  2. 目標に基づく入札
  3. 手動入札

また、広告予算内でFacebook広告を配信するために2つの上限予算を設定することで、広告料金を制限して広告配信できます。

  • 1日あたりに投資する広告料金の平均予算を設定する「1日の予算」
  • 広告料金の合計予算を設定する「合計予算」

4種類から設定できるFacebook広告費

Facebook広告の4層構造、「アカウント」「キャンペーン」「広告セット」「広告」の各単位で上限予算が設定できます。これらの設定は複数組み合わることも可能ですのでうまく活用しましょう。

  1. アカウントの上限予算
  2. キャンペーンの上限予算
  3. 広告セットの上限予算
  4. 入札単価

例えば弊社クリエルの場合は、自社広告全てを管理する「アカウント」の中に、新サービスのリリースキャンペーンやお得な補助金キャンペーンといった施策ごとの「キャンペーン」があり、ターゲットや期間など広告の掲載方法を設定する「広告セット」とその中に配信する広告素材の「広告」があるという構造です。

もし補助金キャンペーンの広告予算を上限50万円に指定したければキャンペーンの上限予算で設定し、自社広告全体の予算が200万円に制限したい場合はアカウントの上限予算を設定します。

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Facebook広告の料金体系

先ほど少し触れましたが、Facebook広告の料金体系の主な料金形態は、CPMとCPCの2種類

動画広告の視聴数に応じて料金が発生する「ThruPlay」やアプリのインストール数に応じて料金が発生する「アプリインストール」などもありますが、広告担当者が現場で実際に活用する機会が多いのはCPMとCPCです。

CPM課金(インプレッション課金)

CPM(Cost Per Mille)は広告が表示されると料金が発生する課金方式です。1000回表示につき〇〇円という形で予算が消化されます。

CPC課金(クリック課金)

CPC(Cost per Click)は広告がクリックされると料金が発生する課金方式です。

利用できる支払い方法

Facbookのビジネスヘルプセンターに支払い方法が記載されています。国ごとに選べる支払い方法が分かれており、現在日本の場合は次の支払い方法が利用可能。

  • クレジットカードまたは国際ブランド付きデビットカード(American Express、JCB、Mastercard、Visa)
  • PayPal

これは広告アカウント内で設定している国が日本で、通貨が円になっている場合に限ります。

費用対効果を高めるポイント

Facebook広告の費用対効果を高めるポイントは以下の3点。配信の際にはぜひ参考にしてみてください。

  • 自動入札機能を活用する
  • 目的に合わせたクリエイティブを使用する
  • 効果測定をおこなう

自動入札機能を活用する

フェイスブック広告には手動入札と自動入札、2種類の入札方法があります。

自動入札がもつ最大の強みは膨大なデータに基づいた機械学習。予算内で目標に対する成果が最大になるよう、入札の最適化を促進してくれます。

目的に合わせたクリエイティブを使用する

クリエイティブ(画像や動画といった視覚的な要素)は広告の中でも特に重要な要素。

認知拡大やコンバージョンの獲得など、広告配信の目的によっても最適なクリエイティブは異なります
またターゲット層によっても好まれるデザインは変わってくるでしょう。

ひとつひとつの広告に合わせたクリエイティブ作成が大切です。

▼関連記事 Facebook広告のクリエイティブ作成について

効果測定をおこなう

広告運用の際には必ず効果測定をおこないましょう。

Facebookに限った話ではありませんが、Web広告は実際に配信してみなければわからない部分も多いため、配信ターゲットやクリエイティブなど、結果を見ながら調整を重ねていくことが必要です。

広告料金のシミュレーションは広告代理店へ依頼する

ここまでFacebookの料金について解説してきましたが、これらを理解しただけでは目標達成に必要な予算はいくらなのか、適切に予測することは難しいでしょう。

なぜなら広告相場は業界によって大きな開きがあり、全ての広告に共通するCPCやCPMの基準単価は存在しないからです。CPCが50円前後で推移するのか、100円を超えるのか、これは実際に配信してみるまで分からないもの。

そこで活用したいのが広告代理店の配信シミュレーションです。

弊社のような広告運用の支援をしている企業は、様々な業界での配信実績・ノウハウを保有しています。
そのため、実績値ベースからのシミュレーション数値を算出できるのです

 

Facebook広告の出稿を検討する際に広告料金をどのように試算すれば良いかお悩みの場合は、ぜひ一度弊社にご相談ください。無料で広告料金のシミュレーションをご用意いたします。

Facebook広告だけでなく、主要広告媒体を比較してみたい場合はWeb広告媒体の選び方を解説した資料も参考にしてみてくださいね。

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Web広告媒体の選び方

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