ホームページの維持費と費用相場をご紹介!制作後の管理更新内容も解説

更新日:2023年02月07日

制作費用だけでなく、維持費まで知っておきたいホームページへの投資コスト。

ホームページ制作はイメージしやすくても、制作後の維持費にどのような業務があり、費用相場がどのぐらいなのかはピンとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本記事ではホームページの維持費と費用相場に加え、保守管理・更新などの業務までご紹介します。

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ホームページの運用にかかる維持費とは

ホームページは制作が終わり、無事に公開されると業務が完了すると思われがち。

でも、ホームページは公開後も運用業務があり、Web上へ公開し続けるだけでも維持費が必要になるため、ホームページ制作費用以外のランニングコストについても事前に抑えておきたいところです。

なぜ、ホームページに維持費がかかるのか

ホームページをWeb上に公開し、ユーザーがアクセスできる状況を維持するには、ホームページのドメインを維持し、データをサーバーへ保管する必要があります。

そのためドメイン費用やサーバー費用など、ホームページを運用するためには維持費がかかるのです。

維持費はかかりますが、最小限の費用だけであれば決して大きな金額ではなく、ホームページの期待効果を考えると投資効果が高いもの

ホームページの維持費は最低限必要な投資としてお考えいただくと良いでしょう。

ホームページの維持費と費用相場

ここではホームページの主な維持費となる項目と費用相場をご紹介します。

結論としては、月額1万円~5万円が制作会社に依頼する際の維持費の費用相場です。ただし、自社で対応すると月額数千円に抑えられたり、大規模なホームページでハイスペックなサーバーが必要になると月額費用は数十万円以上へ上がったり、条件次第で大きく変動します。

サーバー費用

サーバーとドメインの説明で良く例に挙げられるのが、家における土地と住所の関係。

土地と住所のうち、サーバーは土地にあたります。

土地を購入するか、借りるか、どちらの選択肢もあるように、サーバーも自身で用意することは可能。しかし、より手軽に低コストで用意するならサーバーは借りた方が良いでしょう。

レンタルであれば運用するホームページの規模に応じたスペックへの切り替えもできる上に、ホームページを閉鎖する際の”返却”もお手軽です。

 

レンタルの場合のサーバー費用は月額1,000円以下のものから、数万円、数十万円といった高額でハイスペックなものまで様々。

多くのホームページでは低価格のサーバーで十分なケースがほとんどです。一方で、膨大なアクセス数が集まるような一部の大規模なホームページではハイスペックなサーバーが必要になりまることも。

ホームページ制作会社に依頼する場合は、既にホームページ制作会社が使用しているサーバーがあるためサーバー手配の手続きも簡単です。

ドメイン費用

家における土地と住所の内、住所にあたるのがドメイン

現在ご覧いただいている当ホームページの場合「creal.co.jp」がドメインに該当します。

ホームページへアクセスした際にブラウザへ表示されたり、他のホームページやSNSなどで紹介される際にも使われる自社のドメインは世界に一つだけ。ホームページを制作する際に決めるドメイン名は運営するホームページの内容に合った名前で取得しましょう。

 

ドメイン費用は安ければ初年度は0円から提供されることもあり、汎用的なドメインは年間数千円程度となることが一般的。一部のプレミアムドメインや過去に人気サイトが運用されていた中古ドメインは数百万円、数千万円といった高額で取引されることもあります。

ホームページ制作会社へ依頼する場合は複雑な手続きが不要。取得したいドメイン名だけ伝えれば大丈夫です。

SSL対応費用

Web上でデータを送受信する際に暗号化するSSL。

現在SSL化対応は必須であり、SSL対応していないホームページはブラウザで表示しようとすると警告が表示されたり、SEOの観点でもマイナス評価を受けたり、対応しないと大きなデメリットがあります。

 

SSLには3つの認証レベルがあります。

  1. ドメイン認証
  2. 組織認証
  3. EV認証

ドメイン認証→組織認証→EV認証の順に取得する難易度が上がり、SSLに必要な費用も高くなりますが、一般的な企業サイトや個人サイトはドメイン認証レベルでのSSL対応で問題ありません

ドメイン認証であれば無料や年額数千円程度のものもあり、高額な維持費はかからないと考えて良いでしょう。

維持費以外に想定しておきたい運用費

ドメイン費用・サーバー費用・SSL対応費用にかかる維持費以外にも、ホームページ公開後に必要な運用費もあらかじめ想定しておきましょう。

ここでご紹介する運用費は自社で内製対応できれば費用は発生しませんが、社内人件費を考慮すると外部に任せた方が結果的に安く抑えられることもあります。

保守・管理費用

ホームページ公開後の代表的な管理業務の一つが、WordPressのバージョンアップ対応です。

世界で一番利用されているCMS(コンテンツマネジメントシステム)とされているWordPressで制作したホームページは、WordPress本体やプラグインの定期的なバージョンアップに合わせて更新作業が必要です。

バージョンアップ時には既存ページの表示が崩れたり、エラーが発生する機能があったり、更新時のチェックが欠かせません。

しかし、ホームページの更新やチェック作業に時間を割けない企業も少なくないため、そのような場合はホームページ制作会社へ保守管理を依頼するのも一つの手。

コンテンツ更新費用

ホームページを公開した後も、コンテンツ更新は重要です。

過去に制作したコンテンツが古くなったり、ユーザーニーズに合わせた新しいコンテンツを用意したり、企業サイトであればお知らせ情報や新商品情報などを更新したりと、更新が必要なコンテンツは意外と多いもの

企業のWeb担当者を専任でおける場合は内製対応ができるかもしれませんが、難しい場合は定期的なコンテンツ更新をホームページ制作会社へ依頼することも検討してみましょう。

ホームページ改修費用

ホームページを制作する際には想定していなかった機能の追加や、アクセス解析をおこなったことで気づいた改善点を踏まえた修正など、ホームページの改修も必要です。

また、SEO対策による検索エンジン集客に注力する場合、ホームページを新規で制作する際だけでなく、SEOトレンドに合わせた強化施策にも取り組みたいところ。SEO施策を実施するには技術的なスキルが求められるため、内製ですべて対応できる企業は限られています。

ホームページで成果を上げるためにはこのような改善が欠かせないため、ホームページの目的や社内体制、予算に応じて対応方法を検討しておきましょう。

ホームページ管理を依頼する制作会社の選び方

ホームページ制作後に管理するだけであればどのようなホームページ制作会社でも最低限の管理は可能です。

しかし、ただWeb上にホームページを公開し続けるだけでなく、より良いホームページへ進化させて事業貢献を目指す場合は、Webマーケティングの知見があるホームページ制作会社へ依頼することをおすすめします

 

ホームページへ訪問するユーザーが少ない場合はSEO対策やMEO対策、Web広告などの集客施策が必要になりますし、訪問ユーザーが増えているのにお問い合わせや売上などの成果につながらない場合はアクセス解析やヒートマップ解析とサイト改善が必要になるでしょう。

これらのマーケティング施策を相談できるホームページ会社に管理してもらえれば、自社の状況に合わせて相談し、適切な支援を受けられる点で安心ですよね。

 

もし売上アップや問い合わせ増加などの成果を狙ってホームページを制作する際は「BtoBコーポレートサイトの勝ちパターン」の成功ノウハウも参考にしてみてくださいね。

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