リニューアルするべきWebサイトの特徴とは?進め方からよくある失敗まで
更新日:2026年06月12日
Webサイトをガラッと作り変えるリニューアル。
制作当初は新しいデザインだったものが今では古くなった、当時と状況が変わったことで追加機能が必要になったなど、Webサイトのリニューアルが必要な場面も珍しくありません。
今回はリニューアルが必要なWebサイトの特徴や進め方をご紹介します。
>>BtoBコーポレートサイトの勝ちパターンとは?(無料)
Webサイトリニューアルの進め方
Webサイトリニューアルは、現状の課題抽出から始まり、制作会社の選定、打ち合わせ、制作、最終チェックと公開というステップで進めます。
Webサイトのリニューアルは以下のような流れでおこなわれます。
- 現サイトの問題点を洗い出す
- サイト制作会社を選定する
- 制作会社と打ち合わせをおこなう
- サイト制作開始
- 最終チェック・公開
現サイトの問題点を洗い出す
リニューアルに取り掛かる前に、まずは現在のサイトのどこが問題なのかを洗い出しておきましょう。
課題の洗い出しと併せて、リニューアル後の目的・目標(KPI)を数値で設定し、ターゲットとなる顧客層(ペルソナ)を明確にしておくなど、戦略フェーズをしっかり固めることも大切です。
デザイン、機能、ページ内容などできるだけ細かく挙げていくのがコツ。ここをはっきりさせておくと、制作会社に依頼する際もスムーズに進みます。
サイト制作会社を選定する
次にサイト制作会社を選定します。
見積を取得したり、実際に話したりして依頼する会社を決めます。様々な制作会社がありますので、予算や制作内容を考慮して自社に合ったところを選びましょう。
制作会社と打ち合わせをおこなう
制作会社が決まったら、打ち合わせをおこないます。
どういう目的でサイトをリニューアルしたいのか、どういうデザインにしたいのか、ターゲットはどういった層か、などを伝えましょう。ここを疎かにすると後々トラブルに発展しかねませんので、綿密に打ち合わせしておくことをおすすめします。
Webサイト制作開始
内容が固まったらいよいよ制作開始です。
こちらから制作会社の方に素材や原稿を提供する必要がある場合もありますので、制作側に丸投げにせず協力するようにしましょう。
また、サイトの内容に問題がある場合はできるだけ早めに伝えることをおすすめします。完成間際になって修正を依頼すると、費用がかさみ納期が延びてしまうことにつながります。
最終チェック・公開
制作が終わったら最終チェックを経て公開です。見た目、機能に問題がないか一つ一つ確認しましょう。
リニューアルすべきWebサイトの特徴
リニューアルすべきWebサイトには、デザインや機能の陳腐化、ページ構成の複雑化、スマホ未対応、セキュリティ(SSL)の未整備といった明確なサインがあります。これらの課題を放置すると、ユーザー離れや検索順位の低下につながるため注意が必要です。
リニューアルすべきなのはどのようなWebサイトなのでしょうか。ここではリニューアルを検討したいWebサイトの特徴を紹介します。
デザイン・機能が古い
サイトデザインや機能の流行は一定の周期で推移すると言われています。
一般的な目安として、BtoCサイトやコーポレートサイトは3~4年、BtoBサイトは5~6年程度でのリニューアルを検討するとよいでしょう。また、年数に関わらず「問い合わせやアクセス数の減少」「事業内容やブランドの変更」「システムの老朽化」といったサインが見られた場合も、リニューアルの適切なタイミングと言えます。
特に、ブラウザの更新に対応しておらず表示やレイアウトが崩れているものは早めにリニューアルしたほうが良いでしょう。
また機能が古く、新しいブラウザやデバイスで正常に表示されないものもリニューアル対象。例を挙げるとAdobe Flashによる動画などが代表的です。
近年は表示速度(Core Web Vitals)の最適化もSEOやユーザビリティの観点で重要視されており、読み込みが遅いサイトも改善が必要なケースと言えます。
ページ構成が複雑化している
度重なる情報の更新や追加でページ構成が複雑になっているサイトもリニューアルをおすすめします。
サイト上のコンテンツがごちゃごちゃしていると欲しい情報がどこにあるのかすぐに見つからず、ユーザーが離脱しやすくなってしまいます。
スマホ対応していない
最近は大半の人がスマホでサイトを閲覧しています。
スマホ対応ができていないサイトは、小さい画面で見ると文字が見づらかったりボタンが押しづらかったりととても不便です。
SEOにおいて対応必須のモバイルフレンドリーは、WebサイトのSEO対策だけでなく、ユーザーのWebサイト体験に大きく影響するためスマホ対応は確実におこないましょう。
SSL化されていない
セキュリティ対策が十分でないサイトもリニューアルしたほうがよいでしょう。特に注意したいのがSSL。
SSLとはインターネット通信の内容を暗号化する技術です。対応されていないものはURLが「http://」、されているものは「https://」になっています。
最低限のセキュリティ対策としてSSL化は必ず対応しておきましょう。
>>BtoBコーポレートサイトの勝ちパターンとは?(無料)
Webサイトリニューアルにかかる費用
Webサイトリニューアルにかかる費用は、サイトの規模や求める機能によって大きく変動します。小規模なデザイン刷新であれば数十万円から可能ですが、システム開発を含む大規模なリニューアルでは数百万円以上かかるケースも一般的です。
気になるリニューアル費用ですが、サイトの規模だけでなく、仕様によって大きく異なります。
| リニューアル規模 |
費用例 |
| 小規模(デザイン刷新中心) |
30万円〜100万円 |
| 中規模(コーポレートサイト) |
100万円〜300万円 |
| 大規模(フルリニューアル・EC等) |
300万円〜 |
一般的なコーポレートサイトの場合はおおよそ100~120万が相場。
Webサイト制作費用の相場はこちらで詳しく解説していますが、弊社の場合大体80万~という費用感で承っております。
Webサイトリニューアルにかかる期間
一般的なWebサイトリニューアルの制作期間は、要件定義から公開までおおよそ3ヶ月程度が目安です。サイトの規模や素材の準備状況によって前後するため、余裕を持ったスケジュール設定が重要になります。
リニューアルにかかる制作期間もWebサイトによって大きく異なりますが、一般的な制作会社の場合、依頼してからおおよそ3ヶ月後が納期となることが多いようです。
弊社の場合も通常2~3ヶ月の納期で制作しています。
要注意!Webサイトリニューアルのよくある失敗
リニューアルにおける代表的な失敗は、目的の欠如、デザインのみの追求、公開後の運用放置、そしてSEOの引き継ぎ漏れです。これらを事前に把握し、正しく対策を講じることでリスクを回避できます。
ここからはサイトリニューアルのよくある失敗を紹介します。Webサイトのリニューアルを検討する際は注意してくださいね。
リニューアルの目的があやふや
特に目的もなくリニューアルをすると、リニューアルした意味のないWebサイトができてしまいます。
冒頭でも触れたとおり、まずは何故サイトをリニューアルするのか、どういう目的を達成するためにリニューアルするのかという方向性を固めるようにしましょう。
例えば、企業の概要を伝えたり、商品やサービスの紹介を強化することでお問い合わせ獲得を目的とする場合もありますし、Webサイトの構造やユーザー導線を見直して資料請求を増やすことを目指したリニューアルのケースもあります。
Webサイトはあくまでも目的を達成するための道具ですので、リニューアル自体が目的になってしまわないよう注意しましょう。
デザインしか重視していない
デザインのみに凝り、コンテンツの内容やサイトの使い勝手がおろそかになるという、よくありがちなパターンです。デザインだけが良くてもユーザビリティが悪ければ、せっかくサイトを訪れてくれたユーザーもすぐに離脱してしまいます。
見た目と機能面を両立させることが大切なのです。
優れたデザインも重要ですが、見た目だけが綺麗になって満足してしまっては本末転倒ですよね。
リニューアル後のサイトを放置
これもありがちなパターンで、Webサイトをリニューアルした段階で満足してしまうというケースです。
Webサイトは放置したままでは思うような効果は得られません。こまめにコンテンツの更新を行う、アクセスを分析して問題のありそうなページを改修するなど、継続的な運用も大切です。
弊社では、サイト制作後もカスタマーサクセス室によるサポートをおこなっています。カスタマーサクセスとはお客様を実績アップや目標達成といった「成功」に導くことを目的としたサービス。
メンテナンスが必要な場合にはサイト内部の修正や改善を行い、Webサイトを通じてお客様のビジネスが成功につながるような施策の提案をいたします。
SEOの引き継ぎ対策を忘れている
Webサイトリニューアル時に陥りやすいのが、既存サイトのSEO評価を引き継ぐ対策の漏れです。URLが変わる場合は、必ず旧URLから新URLへ「301リダイレクト」を設定してください。
また、wwwのあり/なしやhttp/httpsなどのURLの正規化を確認し、XMLサイトマップを更新してGoogle Search Consoleへ再送信することも重要。アクセスや検索順位が高い既存ページは安易に削除や内容変更をしないようにしましょう。
リニューアル直後は検索順位が一時的に変動しやすいため、公開後もデータの監視を続けることが大切です。
弊社Webサイトのリニューアル成功事例
弊社では2021年9月15日にホームページをリニューアルを実施しました。
弊社がホームページをリニューアルした主な理由は以下の2つです。
- デザインやコンテンツが古くなったから
- 自社の営業戦略に必要な機能が不足していたから
Webマーケティング支援をおこなう弊社が、自身のコーポレートサイト制作を後回しにしていたことで事業成果を上げていなかったため、成果を生み出すWebサイトへ作り変えるためにリニューアルをおこないました。
デザインの刷新はもちろん、リード獲得型サイトへの転換を図り、機能面の見直しやSEO対策も実施。
リニューアル後の運用も継続しながら、SEO対策においては下記のように様々なキーワードでの上位表示化に成功しました。
- 「ホームページ」1位
- 「Webサイト」1位
- 「GA4」1位
SEOによる集客が増加したことで、リニューアル時に強化したリード獲得の導線設計やホワイトペーパーの充実化によってリード獲得数が増加、結果的に成果を生み出すWebサイトへと生まれ変わったのです。
Webサイトリニューアルに関するよくある質問
ここからはWebサイトリニューアルに関するよくある質問と回答をご紹介します。
Q.リニューアルの最適なタイミングはいつですか?
A.一般的にBtoCサイトは3〜4年、BtoBサイトは5〜6年が目安です。ただし、アクセス数の減少やスマホ対応の遅れ、システムの老朽化などが見られた場合は、年数に関わらず早めのリニューアルをおすすめします。
Q.Webサイトリニューアルの費用相場はどのくらいですか?
A.規模や内容によって大きく異なりますが、一般的なコーポレートサイトであれば100万〜120万円程度が相場です。デザインのみの小規模改修なら30万円〜、システムを含む大規模リニューアルなら300万円以上かかることもあります。
Q.リニューアルするとSEOの検索順位は下がりますか?
A.適切な引き継ぎ設定(301リダイレクトなど)をおこなわないと順位が下がるリスクがあります。正しく設定をおこなった場合でも一時的な変動は起こり得ますが、長期的にはユーザビリティ向上によってSEO評価の向上が期待できます。
Q.リニューアルの制作期間はどのくらいかかりますか?
A.一般的なコーポレートサイトの場合、要件定義から公開までおおよそ3ヶ月程度が目安です。サイトの規模や素材(原稿・写真など)の準備状況によってはさらに期間を要する場合があります。
Webサイトリニューアルの進め方まとめ
今回はWebサイトのリニューアルについて解説しました。
リニューアルの際には目的をしっかりと設定しておくことが大切です。また、リニューアル後はサイトを放置せず、こまめに更新・改善をおこないながら運営していきましょう。
コーポレートサイトの勝ちパターンをノウハウ化した資料も配布しているので、Webサイトリニューアルの際は是非こちらも合わせて参考にしてみてくださいね。
【BtoB向け】
コーポレートサイトの勝ちパターン

コーポレートサイトには勝ちパターン、つまり成果を出す公式があります。
予算ありきで外注先を決めてしまったり、制作会社へ任せっきりで期待した結果にならなかったり、コーポレートの新規制作やリニューアルでの失敗はよくある話。そんな失敗を未然に防ぐためのノウハウを公開しました。
▼本資料に掲載されている内容の一例は・・・
・制作前に目的を明確化する3項目とは?
・ターゲットユーザーの設定
・ユーザーが求める定番の9コンテンツ
・サイト構造の設計ポイント
・事業貢献するサイト制作で重視するべきこととは?
コーポレートサイト制作を進める前に、ぜひご一読ください。