リード文とは?書き方のポイントと例文をプロのライターが解説

公開日:2023年07月10日

文章の最重要パートと言っても過言ではないリード文。

読者に読まれる文章を書くにはリード文こそがポイントとなります。本記事ではリード文の書き方をプロの現役ライターが解説。読者の離脱を減らし、読まれるリード文の書き方を身につけましょう。

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リード文とは

リード文とは、本文の前段パートにあたり、文章全体の概要や方向性を読者へ端的に伝える文章です。

読者にとってリード文は文章全体の理解に役立ち、自身が求めている内容が期待できる文章なのかを判断するパート。

ブログ記事のようなWebコンテンツの場合、リード文は最初の見出しの前に配置される構成が一般的で、リード文は文章全体の印象を決める大事な要素です。

リード文と見出しの違い

リード文と見出しの違いは誤解されがちですが、全く別物のため明確に違いを理解しておきましょう。

文章全体の導入パートにあたるリード文に対して、各セクションの内容を端的に表す見出し

WebページではHタグ(見出しタグ)で見出しを指定し、読者に対しても、検索エンジンロボットに対しても、ページ内にある見出しの構成・見出しの全体像を把握しやすくページ制作します。

 

現在ご覧になられている当セクションの見出しは「リード文と見出しの違い」です。

本文の内容を見出しで端的に表現することで、読者が見出しを読むだけで本文に何が書かれているかを把握できるように適切な見出しを用意します。

リード文がWebライティングで重要な理由

リード文は文章全体のごく一部で、文章量は決して多くありません。

しかし、このわずかな文章量のリード文が持つ役割は重要度が高く、絶対に軽視してはいけない要素。ここではなぜリード文がWebライティングにおいて重要なのか、その理由を解説します。

Web上の文章は瞬時に判断されるから

Webユーザーは膨大な情報量の中から、文章に自分が求める情報があるかどうかを短い時間で取捨選択しています。

コンテンツを発信する立場になると、つい読者であるWebユーザーに文章を読んでもらえる前提でライティングしがちですが、実際は読むかどうかを一瞬で判断されてしまうのです。

つまり、リード文の質が低ければ、その先の本文を読んでもらえない可能性が高まってしまうということですね。

ページ内コンテンツを要約して伝えられるから

適切なリード文を用意すると、コンテンツの要点を短時間で読者へ伝えることができます。

先に全体像を理解した上で詳細情報を受け取ることで読者は内容を理解しやすくなるため、コンテンツの価値が高まるとも言えるでしょう。

 

Webコンテンツではページ内に数千文字、多い場合は数万文字もの文章が用意されていることもありますが、それらを冒頭から文末まで順番に熟読する読者は極めて稀。

多くの読者は飛ばし読みしながら興味があるセクションを選んで情報収集します

その際にコンテンツを要約したリード文は読者の全体像把握を手助けし、見出しを参考にして読みたいセクションを選びやすくする役割があります。

読者の興味を引かないリード文は離脱につながるから

適切なリード文でコンテンツの概要を伝えるだけでなく、読者の興味を引く工夫もリード文の重要なポイントです。

前述の通り、読者は自分に必要な情報があるかどうかを瞬時に判断するため、興味を引かないリード文を読んだ読者はページを離脱することに。裏を返すと、リード文で興味を引くことができればその先へと読み進めてもらえるのです。

読者が離脱せずにこの先を読み進めてもらえる工夫をリード文に盛り込みましょう。

効果的なリード文の書き方

ここからは効果的なリード文の書き方を見ていきましょう。

ご紹介するポイントを抑えるだけで、リード文の質が一気に引き上がるでしょう。

読者ニーズにマッチしている点を伝える

リード文での最重要ポイントが、読者に対してニーズにマッチしたコンテンツがあると伝えること

何かしらの目的を持ってWebページを閲覧しているユーザーであれば、自分が求める情報を得られるかどうかを考えながらページを閲覧する。

ニーズに合うコンテンツではないと判断した時点で離脱するため、期待に答えるコンテンツを用意していることをリード文で伝えることが重要になります。

短くコンパクトにまとめる

ページの内容をまとめて伝えようとすると、つい文章量が増えてしまいがち。

しかし、詳しい内容は本文で説明できるため、リード文で過度な情報量を伝えようとするのは得策ではありません。リード文は端的に短い文章でコンパクトにまとめましょう。

 

また、コンバージョン目的で集客しているページであれば、CVR改善の効果的な施策でもあるCTA設置箇所との兼ね合いからも、長いリード文は避けるべきでしょう。

リード文の直後にCTAを設置する場合、リード文が長すぎるとファーストビューにCTAが収まらず、CVR低下を招くマイナス材料になってしまいます。

リズム感があるリード文に仕上げる

読者がスラスラとその先を読み進めるためには、リード文のリズム感も意識したいところ。

高く評価される文章は書き出しからリズム良く読める上手い表現のものが多いですよね。例えば、夏目漱石の「吾輩は猫である」は特に有名な書き出しから始まる小説として知られています。

吾輩は猫である。名前はまだ無い。

(出典:夏目漱石「吾輩は猫である」)

 

文章を読む際に、頭の中で音声化する読者もいるため、心地よいリズムで読んでもらえる工夫があるリード文はよりスムーズに読まれるでしょう

そのためには一文を短くする、文末表現に変化を加えるといったちょっとした工夫でも効果が期待できます。

Webライティングの参考になる新聞のリード文

Webライティングは優れたコンテンツページも参考になりますが、雑誌や新聞のようなオフラインの媒体も参考になります。限られた紙面で文章を作成する制約がある点では、Web以上にリード文の参考材料が満載。

特に新聞は小さなスペースで、限られた文字数の中で正確な情報を伝える必要がある媒体です。

新聞記事のリード文は5W1Hを最小限の文字数で伝え、リード文だけで何が書かれているのかが読者へ伝わる上手い文章になっているため、Webのライティングにも参考になる点が多いでしょう。

新聞のリード文サンプル

▼記事タイトル
「おやつはミルクティー」 飼い主と一緒にカフェ巡りする猫

▼リード文
カフェでミルクティーを飲むのが大好きな猫がいる。その名はチャイ。最近、飼い主の女性と一緒に自転車でカフェ巡りを楽しむ姿が話題になっている。

※実際の掲載記事ではなく、新聞記事テイストで制作した架空記事のサンプルです

リード文の書き方とポイントのまとめ

本記事ではリード文の書き方とポイントをご紹介しました。

数千文字、数万文字のコンテンツを制作しても、リード文で離脱されてしまってはコンテンツの価値を伝えることができません。読者に文章を読んでもらうためにも、工夫してリード文を作成しましょう。

Webページへ訪問した読者に優れたユーザー体験を提供することで成果を向上させるために役立つ「ホームページの勝ちパターン」も参考にしてみてくださいね。

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