Twitterマーケティングってどんなもの?基礎知識から具体的な手法まで詳しく解説

いまや一般的となったTwitterの「企業アカウント」。
タイムラインを見ていると、企業のツイートが流れてくることがよくありますよね。
Twitterはマーケティングツールとしてもよく使われているのです。

自社でも同じようにTwitterマーケティングをやってみたい!と考えている方も多いのではないでしょうか。
ただ、知識がないまま始めたところで成果は出にくいもの。

この記事では、いまからTwitterでのマーケティングを始めたいという方向けに、メリット・デメリットから具体的な施策まで、役立つ情報をお届けします。

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Twitterの特徴

Twitterは特にリアルタイム性の高いSNSです。
投稿には140文字までという制限があり、短文や写真を気軽にツイート(投稿)することができます。
さらにRT機能による拡散で情報の伝達が非常に速いため、「今あったこと」が反映されやすく、情報収集源としても有用なツールです。

利用者は全世界で3億人以上、日本国内では4500万人以上。
主な層は10~30代の若い世代ですが、それ以上の中高年にも広く使われています。
また、他のSNSをと比べると、匿名のアカウントや複数アカウントを持っているユーザーが多く、目的に応じてアカウントを使い分けているという実態があります。

今までは文章や写真、動画の投稿のみでしたが、最近になって、24時間で消える「フリート」や、ほかユーザーと音声で交流できる「スペース」といった、他のSNSを意識したような機能が追加されました。

Twitterマーケティングの現状

冒頭でも申し上げた通り、Twitterは企業のマーケティングツールとしてよく使われています。
いまやユーザーの半数以上が企業アカウントをフォローしていると言われており、すっかりTwitterの文化として定着している様子です。

企業公式アカウントによるキャンペーンも盛んに行われています。
「フォロー&RTした人の中から抽選で商品をプレゼント」という形式のものが有名でしょう。みなさんも一度は参加したことがあるのではないでしょうか。

さらに最近では、GoogleやYahoo!などの代わりに検索ツールとしてTwitterを使う人が多く、そうしたユーザーにアプローチするためのツールとして、ますます便利になっていると言えます。

Twitterマーケティングのメリット・デメリット

メリット

ここで、Twitterでマーケティングを行う際のメリットとデメリットをご紹介します。
工夫次第でメリットをさらに活かすことはもちろん、デメリットもカバーすることが可能です。

SNSの中でも拡散力に長けている

Twitterが拡散力に優れていると言われる理由は、RT機能にあります。
RT(リツイート)とは、他のユーザーのツイートを自分のページに再ツイートして、自分のフォロワーに共有する機能です。
自分のフォロワーがそれを見てRT、さらにそのフォロワーがRT……というふうに、魅力的な投稿はどんどん拡散されていきます。
投稿の公開範囲を限定できるFacebookや、そもそも拡散機能がないインスタグラムと違って投稿を不特定多数に広めやすいというわけです。

自分のフォロワー以外の潜在層、つまりニーズはあるのに自社を知らないといった人にも情報を届けられるのは大きな強みでしょう。

ユーザーの生の声を聞くことができる

Twitterは匿名のアカウントが多いため、ユーザーの本音を知りやすい場所でもあります。
コメントやいいね・RTの数といった反応から、ユーザーが自社の投稿をどう思っているか知ることができます。

また、ある程度知名度が上がってきた段階でエゴサーチ(自社名または自社商品名などで検索すること)してみるのも良いかもしれません。
ユーザーの評判や口コミなど、マーケティングの参考になる情報が得られることがあります。

デメリット

炎上リスクが比較的高い

拡散力が高いということは、それだけ投稿が多くの人も目に触れやすいということでもあります。
それゆえ、他のSNSと比べると炎上のリスクがやや高いのがネックです。
一度炎上してしまうと、その影響は長く尾を引きますので、発言には十分注意する必要があります。

投稿前に複数人でチェックするなどして、炎上を未然に防ぎましょう。

成果が出るまでに時間がかかる

他のSNSにも言えることですが、フォロワー0人からアカウントを成長させていくのはなかなか骨が折れます。
最初のうちは積極的にハッシュタグを活用するなど、ユーザーに見つけられやすくする工夫が必要です。

Twitterマーケティングのポイント

ここからは、Twitterでマーケティングを行う上で重要なポイントを紹介します。
ぜひアカウント運用の参考にしてみてください。

事前に運用計画を立てる

マーケティングを始める前に、運用計画をきちんと立てておきましょう。
運用の指標となるのは以下です。

  • KGI……運用の最終的な目的 「売上を〇〇%増加させる」「認知度を上げファンを増やす」など
  • KPI……最終目標に至るまでに達成すべき中間目標数値 「フォロワー数」「いいね数」など

KGIを見据えつつ、スモールステップとしてKPIの達成を目指していくのが効率的なアカウント運用の方法です。
無目的に投稿していてもなかなか成果は得られませんので、必ず最初に設定しておきましょう。

随時分析・改善を行う

Twitterには、簡易的なアクセス解析の機能が標準装備されています。
投稿の下部にある「ツイートアクティビティを表示」から、各投稿のエンゲージメント(投稿に寄せられた反応のこと)数などを確認することができます。
どのような投稿がユーザーに求められているのか把握し、運用の改善に役立てることをおすすめします。

エンゲージメントについては別の記事で詳しく解説しています。
マーケティングにおいて非常に重要な概念ですので、興味がある方は、是非読んでみてください。

ペルソナを意識する

ペルソナとは、ターゲットとなる典型的なユーザーの属性を定めたものです。
年齢や性別、所在地から、年収、趣味、休日の過ごし方といった部分まで、実際に存在している人物のようにリアルに設定します。

これを意識することにより、よりターゲットにあった投稿をしやすくなります。
万人受けを意識するより、ペルソナに満足してもらえるような投稿を行いましょう。

Twitterマーケティングの手法

最後に、目的別に具体的なマーケティングの手法をご紹介します。
何をすればいいのか迷ったときは参考にしてみてください。

情報発信

Twitterマーケティングにおいて軸となるのは自社の情報発信です。
せっかくアカウントまで来てもらったのに大したツイートがないのですぐ離脱された……ということがないよう、投稿の質には気を配りましょう。

オーガニック投稿

Twitterのユーザーは、基本的に自分にとって有益な情報を欲しています。
ペルソナを基準に、ユーザーが欲している情報はなにか、どの時間帯に投稿するのが良いか意識すると良いでしょう。

ハッシュタグやよく検索されていそうなキーワードを投稿内に入れるなど、より多くのユーザーに見つけてもらいやすくする工夫も必要です。

コミュニケーション

Twitter特有の気安さを生かして、積極的にユーザーとコミュニケーションを取るのも良いでしょう。
顕在層や潜在層のユーザーと交流することで、自社のファンを増やしていくことが可能です。

  • コメントへの返信
  • アクティブサポート
  • スペースの活用

コメントへの返信

オーガニック投稿に寄せられたコメントに返信してみましょう。
質問や意見、時にはクレームなど、それぞれに適した返信を行うことで、好感度アップに繋がります。
「このアカウントにコメントしたら返信してくれる」というイメージを定着させることで、ユーザーが投稿に反応してくれやすくなるでしょう。
ただし、いくらコミュニケーションが取りやすいといっても馴れ馴れしくしすぎるのは逆効果ですので、注意が必要です。

アクティブサポート

寄せられたコメントに返信するだけではなく、こちらから能動的にユーザーとコンタクトを取ることを「アクティブサポート」といいます。
フォロワーに限らず、自社の商品についてつぶやいているユーザーに声がけを行い、疑問の解消やおすすめ商品の案内など、「接客」を行うのです。

多少手間はかかりますが、これによってユーザーからの要望を把握したり、クレームを事前に防いだりすることができます。

スペースの活用

スペースは2021年4月頃に実装された、Twitterの中でも新しい機能です。
音声会話によって他ユーザーと交流することができます。
ラジオのようにも使えますので、新商品の紹介をしたり、社内の裏話を披露したりなど、フォロワーが楽しめるコンテンツを提供する気持ちで活用してみてはいかがでしょうか。

認知拡大

自社のことを多くの人に知ってもらいたいというときは、以下のような施策が有効です。

  • 「フォロー&リツイート」キャンペーン
  • Twitter広告の配信
  • インフルエンサーの起用

フォロー&RTキャンペーン

Twitterマーケティングの現状の項でも少し触れましたが、「フォロー&RTキャンペーン」は最もよく実施されているTwitterキャンペーンの一つです。
まずはアカウントをフォローし、キャンペーンに関する投稿をRTすることで応募完了となるというユーザーにとっても参加のハードルが低い施策です。

フォロワー数の増加と情報の拡散が一度に見込めるため、新商品・サービスの認知拡大にうってつけと言えるでしょう。

Twitter広告の配信

もし予算に余裕があるなら、広告配信を検討しても良いかもしれません。
もちろん有料ですが、ターゲットのタイムラインに直接表示させたり、おすすめトレンド欄やおすすめユーザー欄に表示させたりと、今まで自社を知らなかったユーザーにもアプローチすることができます。

Twitter広告については以下の記事でも紹介しています。
詳しく知りたい場合はこちらも合わせてご覧ください。

インフルエンサーの起用

予算がある場合のもう一つの選択肢として、「インフルエンサー」の起用があります。
インフルエンサーとは高い影響力・拡散力を持っている人たちのことで、自社の商品・サービスについて投稿してもらうことで、非常に多くのユーザーに情報を届けることができます。

モデルさんに化粧品のレビューをしてもらったり、漫画家に商品についての紹介漫画を描いてもらったりと、その宣伝方法は多岐に渡ります。

まとめ

今回はTwitterマーケティングについてご紹介しました。

拡散力にリアルタイム性と、いろいろな強みがあるTwitter。
うまく使えば御社のマーケティングにも大いに役立つことでしょう。
この記事を参考に、自社に合った宣伝方法を考えてみてください。

別の記事ではInstagramマーケティングについても解説しています。
興味がある方は是非ご覧ください。