Instagramでマーケティングを行うには?メリット・デメリットから運用のコツまで紹介

SNSが一般に普及して久しい昨今、多くの企業がSNSを使ったマーケティングに取り組んでいます。
そのなかでも特に注目なのが、Instagramマーケティング

自社でも取り入れてみようと思っている方も多いのではないでしょうか。
ただ、いざ始めるとなると何からやればいいのか、どうすれば効果的な運用ができるのか、戸惑うことも多いはず。

今回は、そんなInstagramマーケティングに役立つ情報をお届けします。

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Instagramの特徴

Instagramは、写真や動画といった視覚的に楽しめる投稿に特化した、ビジュアル重視のSNSです。
いまや国内の利用者数は3300万人を超え、世界全体で見ると10億人を突破しています。

メディアなどでの取り上げられ方から、若い女性向けのSNSというイメージが強いかと思いますが、最近はそうでもありません。
実際、数年前までは20~30代の若い女性がユーザー大多数を占めていましたが、流行に伴って男性や中高年層にも浸透しています

幅広い世代にアプローチ可能なInstagramですが、やはり現在でも最も厚いユーザー層が20~30代の女性であることは変わりません。
また、男女ともにアクティブユーザーの中心は若い層であることから、若年層、特に女性向けのマーケティングに適していると言えるでしょう。

Instagramマーケティングの現状

Instagramの公式発表によると、2019年6月時点で、全世界で2500万件以上の企業アカウントが登録されているとのことです。
また、企業アカウントを一つ以上フォローしている人は全体の80%にものぼり、一般ユーザーの間でもInstagramでの宣伝活動が受け入れられている現状が伺えます。

さらに最近では、検索エンジンの代わりにInstagramで買いたいものや行きたいところを探すユーザーが増えており、そうした状況もInstagramマーケティングの追い風になっていると言えるでしょう。

Instagramマーケティングのメリット・デメリット

続いて、Instagramでのマーケティングにはどのようなメリット・デメリットがあるのか、ご紹介します。

しっかりと把握し、Instagramが自社に合っているかどうか吟味しましょう。

メリット

無料で集客を行うことができる

ご存知かとは思いますが、Instagramは基本的に無料で利用できます
マーケティングを行う前に、通常のアカウントから簡易的なアクセス解析なども行えるビジネスアカウントに切り替えることをおすすめしますが、これに関しても利用料はかかりません。
もちろん自社で行う場合、人的なリソースはかかりますが、無料でマーケティングが行えるのは大きなメリットです。

ビジネスアカウントに関しては後ほど解説します。

視覚的な訴求効果が高い

Instagramの投稿は文章よりもビジュアルがメインです。
わざわざクリックしなくても写真や動画がタイムライン上に大きく表示されるため、ユーザーの目に止まりやすく、視覚的な訴求に長けています。
特に相性が良いのはアパレル・コスメ・食品系など。
商品単体をアップするよりその商品を実際に使っている姿を投稿するほうが、ユーザーが商品購入のメリットや使用感を想像しやすいため効果的です。

デメリット

即効性に欠ける

Instagramに限らず、SNSでのマーケティングは即効性があるとは言えません。フォロワー0人から始めるとなると、どうしても効果が出るまでに時間がかかってしまうでしょう。
中長期的な視野で地道にアカウントを育てていく必要があります。
本業の負担にならない範囲で、定期的に投稿を続けていくことが大切です。

他のSNSと比較すると拡散力が弱い

他のSNSとは違って、「RT」や「シェア」といった他のユーザーの投稿を拡散する機能がありません。
「リポスト」という概念は存在しますが、ストーリーでの24時間限定公開であったり、外部アプリが必要であったりと、拡散力の弱さは否めません。

その代わり、Instagramはハッシュタグ検索が盛んなため、フォロワー以外からも投稿を見てもらえるチャンスはあります
投稿を広く発信したい場合はハッシュタグをうまく活用しましょう。

Instagramマーケティングを始める前に

ここからは、実際にInstagramマーケティングを始める前にやっておくべきことについて解説します。
しっかりと事前の準備をしておくことが効果的なアカウント運用の秘訣です。

ビジネスアカウントに切り替える

ビジネスアカウントは、マーケティングに役立つ様々な機能が使える企業向けのサービスです。
以下のような機能が無料で利用可能です。

  • ビジネス情報の掲載
  • インサイト機能(簡易的なアクセス解析)
  • 予約投稿
  • 広告配信(有料)
  • ショッピング機能

「設定」→「アカウント」→「プロアカウントに切り替える」から簡単に切り替えることができるので、ぜひ活用してみましょう。
ショッピング機能に関しては「投稿の種類」で紹介します。

KGIを設定する

KGIとは、運用の最終的な目的のことを指します。
ただ無目的に投稿を繰り返していても、成果は得られません。
「売上を〇〇%増加させる」「認知度を上げファンを増やす」というように、なんのためにInstagramでマーケティングを行うか、最終目標を最初に設定しておきましょう。

KPIを設定する

KPIは、重要業績評価指標と訳されます。
簡単に言うと、最終目標に至るまでに達成すべき中間目標のことです。
例えば、最終目標であるKGIが「ブランドのファンを増やす」ことだった場合、設定するKPIとしては「フォロワー数」「いいね数」「コメント数」などが挙げられるでしょう。
KGIを達成するために何が必要なのかをしっかり分析して設定することが重要です。

ペルソナを設定する

万人受けを狙うより、ターゲットを絞って情報を発信することをおすすめします。
狙うべきユーザー層を想定し、「ペルソナ」を設定しましょう。

ペルソナとは、ターゲットとなる典型的なユーザーの年齢や性別、所在地といったパーソナリティを詳細に定めたものです。
年収、趣味、休日の過ごし方といった部分まで、実際に存在している人物のようにリアルに作り込むとニーズを想像しやすくなります。

ペルソナを意識した投稿を行うことで、いいねやコメントといったエンゲージメント増加も期待できるでしょう。

エンゲージメントについてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

投稿の種類

Instagramでは、様々な形式の投稿が可能です。
一つずつ特徴を見ていきましょう。

通常投稿

画像や動画、文章を投稿することができます。
動画の長さは3~60秒、画像と合わせて10枚まで同時に添付することができます。

ストーリーズ

24時間限定で写真や動画を投稿できる機能です。
スタンプや音楽を付ける機能や、ユーザーから質問を募集して回答できる機能などもあります。
期限が切れたストーリーも、残しておきたいものはハイライトとしてプロフィール上に記録しておくことが可能です。

ショッピング機能

ビジネスアカウント特有の機能です。
投稿した商品の画像にリンク付けすると、そのリンクから直接販売サイトまで移動できるようになります。
認知から購入までのスピードが早いため、ユーザーの興味が途切れにくいのが利点です。

IGTV

IGTVは動画投稿や視聴ができるInstagram本体とは別のアプリですが、IGTVに投稿された動画はInstagram内からも視聴することができます。
通常の動画投稿とは異なり、最長一時間との長いのが特徴です。

Instagramマーケティングのポイント

最後に、Instagramマーケティングを成功に導くためのポイントを紹介します。
運用に困ったらぜひ参考にしてみてください。

積極的にユーザーとコミュニケーションをとる

SNS全般に言えることですが、Instagramには一般ユーザーとコミュニケーションがとりやすいという利点があります。
コメントへの返信やユーザーの投稿へのいいね、ストーリーでの質問の募集・回答など、積極的にユーザーと交流してみましょう。

宣伝感を出しすぎない

ただただ商品の紹介をするというような、宣伝色が強すぎる投稿はユーザーから敬遠される傾向にあります。
常にペルソナのことを想定し、ユーザーのニーズに合致した情報を発信するようにしましょう。
例えばファッション系なら今の季節に合ったコーディネート例を紹介したり、食品系ならアレンジレシピを紹介したりといった、お役立ち情報を投稿するのもおすすめです。

継続的に分析・改善を行う

定期的にユーザーからの反応を分析し、投稿の方針やペルソナを見直すことをおすすめします。
評価の基準となるのは、最初に立てたKPI(中間目標)です。
インサイト機能で過去の投稿の成果を確認し、KPIと比較しましょう。

まとめ

今回はInstagramのマーケティングについて解説しました。

Instagramは幅広い世代、特に若年層へアプローチするにはうってつけの媒体です。
しっかりと事前準備をし、目的を持った運用を心がけましょう。

もし予算に余裕がある場合は、運用をプロに依頼したり、広告を配信してみるのも良いかもしれません。
ぜひこの記事を参考に、自社に合ったInstagramマーケティングを考えてみてください。