Twitterキーワード広告とは?配信方法や配信の際の注意点を紹介

公開日:2023年04月27日

Twitterキーワード広告は、Twitter上でユーザーが検索したキーワードに連動して広告を掲載可能です。
この記事では、そんなTwitterキーワード広告の特徴や配信方法、配信の際の注意点などを紹介します。

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Twitterキーワード広告とは

Twitterキーワード広告とは、Twitterで検索をおこなったユーザーに、検索ワードと関連する広告を表示する広告のこと。Twitter上の検索結果画面の最上部に表示され、GoogleやYahoo!のリスティング広告(検索連動型広告)と似た仕様です。
例えば、ユーザーが「旅行」というキーワードでTwitterを検索した場合、旅行関連の広告が検索結果の上部に表示されます。このようにユーザーの興味やニーズに合わせて広告を配信することで、効果的なアプローチが可能です。

キーワードターゲティングとの違い

キーワードターゲティングとは、ユーザーのツイートや検索したフレーズに基づいてターゲティングをおこなう機能です。

Twitterキーワード広告との違いは、ターゲティングの対象となるユーザーの行動です。Twitterキーワード広告は、検索したキーワードに基づいて広告を表示しますが、Twitterキーワードターゲティングは、ツイートしたキーワードに基づいて広告を表示します。
また、Twitterキーワード広告は、検索結果の上部に表示されますが、Twitterキーワードターゲティングは、タイムラインに表示されます。

Twitterキーワード広告の特徴

Twitterキーワード広告には以下のような特徴があります。

  • 使用可能なクリエイティブが幅広い
  • 顕在層にリーチしやすい
  • かけ合わせ可能なターゲティングが豊富

使用可能なクリエイティブが幅広い

Twitterキーワード広告では、画像や動画、カルーセルなど、さまざまなクリエイティブを使用できます
これにより、ユーザーの目を引くだけでなく、商品やサービスの魅力を多角的に伝えることが可能です。

顕在層にリーチしやすい

Twitterキーワード広告では、ユーザーが検索したキーワードに対して広告を配信できるため、ユーザーの検索意図に合わせて、関連性の高いメッセージを届けることができます。
検索したキーワードは、ユーザーの興味やニーズを表すものであるため、顕在層(商品やサービスに対して既に関心や需要があるユーザー)にリーチしやすいと言えるでしょう。こうしたユーザーにリーチすることで、コンバージョン率や購入意欲を高めることができます。

かけ合わせ可能なターゲティングが豊富

Twitterキーワード広告では、キーワード以外にも、地域や性別、年齢などの基本的な属性や、フォロワー、インタレストなどの行動履歴に基づく様々なターゲティングとかけ合わせることも可能。
例えば、「旅行」というキーワードに「東京+女性+20代」というセグメントをかけ合わせることで、より確度の高いユーザーにアプローチできるようになります。

Twitterキーワード広告の配信方法

Twitterキーワード広告の配信方法は以下の通りです。

  1. キャンペーンを作成
  2. 広告キャンペーンの目的を選ぶ画面で「キーワード」を選択
  3. キーワード広告キャンペーンの種類から該当するものを選択(どれでも可)
  4. キーワードターゲティングの項目でキーワードを指定

キーワードは広告グループにつき200個まで選択可能。
この他は通常のTwitter広告の配信手順と同様です。

▼関連記事 Twitter広告の配信にかかる費用について解説!配信の手順も紹介

Twitterキーワード広告の注意点

Twitterキーワード広告には以下のような注意点もあります。実際に配信する際には必ず確認しておきましょう。

  • 現在はβ版としての提供
  • マッチタイプは「完全一致」のみ
  • キーワードごとの入札調整はできない

現在はβ版としての提供

Twitterキーワード広告は、現在オープンベータ版として提供されている段階であり、正式リリースされたものではありません。
今後は仕様や機能が変更される可能性があるため、常に最新情報を把握しておくことをおすすめします。

キーワードごとの入札調整はできない

Twitterキーワード広告では、キーワードごとの入札単価調整ができません
広告グループ内のすべてのキーワードに対して同じ入札戦略が適用されます。

マッチタイプは「完全一致」のみ

GoogleやYahoo!のリスティング広告とは異なり、キーワードのマッチタイプは「完全一致」しか使用できません

完全一致とは、ユーザーが検索したキーワードと広告主側で設定したキーワードが完全に一致する場合にのみ広告が表示されるということ。
例えば、「福岡旅行」というキーワードを設定した場合、「福岡旅行」と検索したユーザーに対して広告が表示されますが、「旅行」や「博多旅行」など設定キーワードと完全に一致しない場合は、関連する単語での検索であっても表示されません。そのため、キーワードの選定も際には取りこぼしのないよう注意が必要です。

効果的なキーワードを見つけるポイント

最後に、最適なキーワードを探すポイントを紹介します。

  • キーワードツールを利用する
  • トレンドキーワードを取り入れる

キーワードツールを利用する

キーワードツールを利用することで効率的にキーワードを見つけることができます。
無料で利用できるものもありますので、以下の記事を参考に、ぜひ使ってみてください。

▼関連記事 キーワード選定に使える無料キーワードツール7選

トレンドキーワードを取り入れる

Twitter上で話題になっているトレンドキーワードを取り入れることで、よりユーザーの興味を引くことが可能です。こうしたワードは、ユーザーの関心やニーズが高いため、広告に使用することでリーチやコンバージョンを高めることが期待できます。

ただし、トレンドキーワードは時事性や季節性があることが多いため、広告主は定期的に更新するようにしましょう。

まとめ

今回はTwitterキーワード広告について解説しました。

Twitterキーワード広告は、ユーザーが検索したキーワードに対して関連する広告を表示するサービス。Twitter広告のなかでもとくに顕在層にリーチしやすいのが特徴です。

Twitter広告をはじめ、Web広告には様々な種類があります。
媒体選びにお困りの場合は「
初めてでも間違えない!Web広告媒体の選び方」も参考にしてみてくださいね。