リダイレクトエラーがサーチコンソールに表示された時の原因と修正方法

更新日:2024年05月16日

サイトで発生しているエラーを知らせてくれるサーチコンソール。

エラーステータスとして「リダイレクトエラー」が表示される場合は意図したリダイレクト設定になっていないのかもしれません。

本記事ではサーチコンソールのリダイレクトエラーについて、原因と修正方法をご紹介します。

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サーチコンソールに表示されるリダイレクトエラー

Googleサーチコンソールの「ページ」メニューでリダイレクトエラーが表示された場合、リダイレクトエラーが発生しているページのURLはサーチコンソール上で把握できます。

しかし、なぜリダイレクトエラーが発生しているのか、修正方法も含めてサイト調査と検討が必要です。

 

なお、前提となるリダイレクトに関しては以下の記事で詳しく解説しています。リダイレクトとは何か、設定方法や各種ステータスコード、様々なリダイレクトのユースケースをご確認いただけます。

「ページにリダイレクトがあります」はエラー表示ではない

Googleサーチコンソールの「ページ」メニューでは現在、「ページにリダイレクトがあります」という理由で、リダイレクトを検知した際にメッセージが表示されます。

ページにリダイレクトがあります

 

この「ページにリダイレクトがあります」は、エラーメッセージとして表示されている訳ではなく、あくまでもリダイレクトされているページがあるというだけ

もし意図的にリダイレクト設定している場合は問題ありません。

上図にある「ページにリダイレクトがあります」は弊社コーポレートサイトで表示されている例で、これはサイトリニューアルをおこなった際にURLが変更となり、意図的にリダイレクト設定しているのでエラーではなく、対処不要ということです。

 

他にも「リダイレクトがブロックされました」や「リダイレクトが繰り返し行われました」といったリダイレクト関連のメッセージが表示される場合もあります。

これらは先ほどの「ページにリダイレクトがあります」とは異なり、メッセージにあるエラーが発生しているため、Webサイト側の原因であれば適切に対処してエラーを解消していきましょう。

リダイレクトエラーが発生する原因と修正方法

リダイレクトエラーが発生する原因について、Google公式のSearch Consoleヘルプで以下の記載があります。

リダイレクト エラー: 次のいずれかのリダイレクト エラーが発生しました。

・リダイレクト チェーンが長すぎる
・リダイレクト ループが発生している
・リダイレクト URL が最終的に URL の最大長を超えた
・リダイレクト チェーンに不正または空の URL がある

(出典:インデックス カバレッジ レポート - Search Console ヘルプ

 

それぞれのケースについて原因と修正方法をみていきましょう。

リダイレクトチェーンが長すぎるケース

リダイレクトチェーンとは、リダイレクトが繰り返しおこなわれている状態。

ページA→ページB→ページC・・・と複数回のリダイレクトが設定されているということです。

 

Google検索セントラルを確認すると、Googlebotは最大で10回までのリダイレクトチェーンならリダイレクトエラーにならずに正しくクロールしてくれるとの記載があります。

Googlebot は最大 10 回のリダイレクト ホップを追跡します。クローラが 10 回以内のホップでコンテンツを受信しなかった場合、Search Console はサイトのインデックス カバレッジ レポートにリダイレクト エラーを表示します。Googlebot が追跡するホップ回数はユーザー エージェントによって異なります。たとえば、スマートフォン用 Googlebot と画像用 Googlebot では値が異なる場合があります。

(出典:Google検索セントラル

つまり、このケースでの修正方法は、リダイレクトが11回以上おこなわれているページを10回以下になるよう修正すること

リダイレクトループが発生しているケース

リダイレクトループとは、リダイレクトが永遠に続く設定になっている状態。

ページAからページBへリダイレクト、ページBからページAへリダイレクトを設定すると、ページAとページBの間でリダイレクトが継続的におこなわれてしまいます。

 

このケースでの修正方法は、単純にループしないリダイレクト設定へ変更すること。ただし、特定ページのリダイレクト設定を変更すればよいだけのケースもあれば、システム改修が必要なエラーで開発工数がかかるケースもあります。

リダイレクトURLが最終的にURLの最大長を超えたケース

これはリダイレクト先に設定しているURLの文字数が長すぎるケース。

しかし、Google公式ドキュメントには最大文字数についての記載がありません。かつてGoogleのジョン・ミューラー氏が2,000文字以内に収めるよう言及したことがありますが、2014年の古い話です。

そのため明確な最大文字数の特定が困難な一方で、ブラウザの仕様やXMLサイトマップの仕様も上記2,000文字と近い文字数が上限となっているため、2,000文字を上限と想定して大きな差異はないと考えられます。

 

通常URLが2,000文字を超えるような長さになることは稀です。

もし、サイト構造が深い階層になる設計になっていたり、日本語URLを使用していてURLが長い半角英数などの文字列へ変換されていたり(URLエンコード)、URLの文字数が超えている場合は短くすることで対処が可能です。

リダイレクトチェーンに不正または空のURLがあるケース

不正によるリダイレクトエラーは企業のWeb担当者にとってあまり関係がないケースですが、故意にリダイレクトを悪用しているケースがあります。その1つがGoogleとユーザーに表示させるコンテンツが一致しないケース。

検索エンジンをだますためのリダイレクトや、人間のユーザーとクローラにそれぞれ異なるコンテンツを表示するためのリダイレクトもあります。検索エンジンのクローラが認識したコンテンツと異なるコンテンツを表示することを意図して、ユーザーを別のページにリダイレクトすることは、Google ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反にあたります。このような手法でリダイレクトを実装すると、検索エンジンはリダイレクトをたどらずに元のページをインデックスに登録しますが、人間のユーザーはリダイレクト先に移動させられます。

(出典:Google検索セントラル

 

Googleに表示させるコンテンツは検索結果に表示させるコンテンツであり、検索ユーザーは検索結果から判断してページへ訪問します。その際にユーザーを故意に別ページへリダイレクトさせる偽装行為はガイドラインに違反し、リダイレクトエラーの要因になります。

 

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原因不明!?サーチコンソールエラーが消えない場合

リダイレクトエラーの修正をおこなってもGoogleサーチコンソールでエラー表示が消えない場合があります。その場合は正確な現状の把握から取り組みましょう。

リダイレクトエラーが解消できているかを確認

サーチコンソールエラーが消えない場合にまず確認したいのは、実施した修正方法が正しい内容で、既にエラーの原因を解消できているかどうか

実際に対象ページへアクセスして確認したり、サーチコンソールの「URL検査」を使って調査したりして、エラーの原因が解消できていることを確認しましょう。

意外とうまく修正できていないこともあるもので、確実に修正できた状態であることを確認します。

解消済みならリダイレクトエラーは放置して問題なし

リダイレクトエラーの解消を確認できた場合はサーチコンソールのエラー表示を放置して問題ありません。サーチコンソールにはタイムラグがあるため、サイト上のエラーが解消していればいずれ自然とエラー表示が消えていくからです。

一定期間を置いてからサーチコンソールのカバレッジを再確認しましょう。

Googleサーチコンソールの不具合事例もある

イレギュラーなケースで、Googleサーチコンソールの不具合によってエラーが表示された事例もあります。少し前にも2021年12月にこのような不具合が起き、その際にエラー通知のメールを受け取られた方もいらっしゃるかもしれませんね。

参考:リダイレクトエラーの警告がSearch Consoleから届く、Google側の不具合か? – 海外SEO情報ブログ

 

サーチコンソールのエラーが発生した際はリダイレクトエラーに限らず、事実確認をおこなった上で冷静に修正対応を進めていきましょう。Googleサーチコンソールのエラーに対処するなどの内部SEO対策は、集客の土台となるWebサイトの効果的なSEO強化施策です。

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