チャットボットの導入にかかる費用はいくら?選び方のポイントも紹介
公開日:2022年03月21日
サイトに訪れたユーザーを自動的に接客してくれる「チャットボット」。
導入するにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
今回はチャットボットの導入費用や選び方のポイントについて解説します。
>>Webサイトの「接客の質」を高めるクリエルのチャットボット
自動会話プログラム・チャットボット
チャットボットとは、ユーザーからの入力に応じた会話をロボット(bot)によって自動的におこなうツールのこと。
問い合わせの対応、予約の受付などが一般的な用途です。
イメージとしては「LINE」のトーク画面に近く、Webサイトなどの画面端に、ポップアップの形で備え付けられているのをよく見かけます。
予め設定されたフローチャート通りに会話をおこなう「シナリオ型」と、機械学習によって受け答えの精度を向上させていく「AI型」の2種類があります。
チャットボット導入にかかる費用
チャットボットを導入する際に発生するのは以下のような費用です。
- 初期契約費用
- シナリオ設計費用
- カスタマイズ費
- ランニングコスト
初期費用
チャットボットを導入する際、まず必要になるのが初期費用。
システムの複雑さや、シナリオ型かAI型かによって左右され、一般的にAI型のほうが高くなる傾向にあります。
初期費用無料のものもありますが、その分月額費用が割高になっている場合もあるため注意しましょう。
シナリオ設計費用
ユーザーの疑問や問い合わせに対応するためのシナリオ、フローチャートの設計をチャットボットベンダーに依頼する際にかかる費用です。
Q&Aの個数など、会話パターンのバリエーションによって価格が変動します。
社内で行うことができればコストの削減につながるでしょう。
カスタマイズ費
デザインの変更やオプションの追加など、チャットボットをオリジナル仕様にしたい場合にはカスタマイズ費が発生します。
よくおこなわれているのは、SNS連携、有人オペレーターへの切り替え機能搭載といったカスタマイズです。
自社に合わせた調整をおこなうことで、より顧客満足度の向上・CV獲得につながる可能性があるため、予算に余裕がある場合は検討してもよいでしょう。
ランニングコスト
チャットボットを運用する上で毎月発生するサービス利用料です。
チャットボット自体の性能やサポート内容によって金額は大幅に異なり、特にコンサルティングやレポーティングといったサポートがともなう場合は高額になるケースが多々あります。
チャットボットの費用相場
チャットボットの費用はAI型とシナリオ型で大きな開きがあります。
一般的な相場は以下のとおりです。
<AI型>
- 初期費用:10~50万円
- 月額費用:10~30万円
<シナリオ型>
弊社では初期費用のみ20万円から、月額は完全無料でシナリオ型チャットボットの制作を行っています。
ご興味がある方はぜひ一度お問い合わせください。
費用対効果の高いチャットボット選びのポイント
最後に、導入するチャットボットを決めるときのポイントを紹介します。
以下の3点を参考に選んでみてください。
- 無料トライアルで使用感を試す
- AI型かシナリオ型か
- 効果の分析がしやすいかどうか
無料トライアルで使用感を試す
チャットボットによっては無料のトライアル期間が設けられているものもあります。
実際に使い心地や自社サイトとの相性を見てから導入するのがおすすめです。
AI型かシナリオ型か
AI型は複雑な受け答えができ、大量の質問に対応できる反面、費用が高額になりがちでAIを育てるまでに時間がかかるというデメリットがあります。
対するシナリオ型には比較的安価に導入でき、運用が複雑でないというメリットがありますが、その代わりAI型ほど柔軟には対応できないのが欠点です。
用途・目的に合わせて、AI型にするかシナリオ型にするか決めましょう。
効果の分析がしやすいかどうか
チャットボットを運用していく中で調整を重ね、より応答の精度を高めていく必要があります。
ユーザーからどういう質問があったのか、それに対して的確な対応はできていたのか、といった点を確認しやすいものを選ぶのがおすすめです。
まとめ
今回はチャットボットの導入にかかる費用について解説しました。
まずはAI型、シナリオ型のどちらにするか決めた上で予算と相談し、自社サイトに合ったチャットボットを選びましょう。
弊社でもチャットボットの制作サービスをおこなっていますので、興味がある方はぜひお問い合わせください。