【Google】リッチスニペットとは?種類やメリット、注意点を解説

通常、Googleで検索を行うと、サイトのタイトルと短い説明文がずらりと表示されますよね。

しかし、ここに表示させることができるのはこのような簡単なテキスト情報だけではありません。
リッチスニペット」を使用すれば、画像や商品の価格、イベントのスケジュールなど、様々なコンテンツを掲載することができるのです。

今回は、このリッチスニペットについて解説していきます。

コンテンツ一覧

リッチスニペットとは

Webにおけるスニペットとは、サイトから抽出した要約情報のこと。
通常の検索結果では、サイト名の下に短い説明文が表示されます。
これはサイトの本文やmetaタグの記載から抽出されたスニペットです。

リッチスニペットは、文字通りリッチに表示されたスニペットのこと。
例えば通販サイトを検索したとき、検索画面の時点で、商品の画像や値段、レビューなどが表示されることがあります。
このようにリッチコンテンツとして表示される、検索ユーザーの助けとなる情報のことをリッチスニペット(リッチリザルト)と呼ぶのです。

リッチスニペットの種類

リッチスニペットには多彩な表示形式があります。
全29種の中から、特によく使われるものを紹介していきましょう。

パンくずリスト

パンくずリストとは、Webサイトにおけるユーザーの現在地を示したリストのこと。
ページの上部に、階層順にリンクが並んでいるのを見たことはないでしょうか。

このようにリッチスニペットとして表示させることが可能です。
通常の表示では単に階層ごとに区切られたURLが表示されるだけなので、それに比べると格段にサイトの内容がわかりやすくなります。

会社概要

このサイトにはどんなコンテンツがあるのか、一覧で表示されます。
サイト構成が予めわかるため、ユーザーとサイトのミスマッチ減らすことができます。

商品情報

商品の価格やレビューが表示されます。
通販サイトなどにおすすめです。

店舗情報

商品情報と同様、レビューや価格帯などが表示されます。
営業時間なども一緒に表示されますので、ユーザーにとって非常に便利です。

スケジュール

イベントのスケジュールを表示させることもできます。
セミナーや説明会などを開催している企業のサイトには便利な機能ではないでしょうか。

求人情報

「(会社名) 求人」「(地域) 求人」などのキーワードで検索すると出てくる表示です。
給与や勤務形態など求人情報の一部をこの一覧から知ることができます。

よくある質問

この表示によって、よくある質問を検索結果画面から閲覧することができます。

写真・動画

写真や動画を表示できます。
料理など、実物のイメージが大切なものを掲載すると効果的です。

検索窓

通販サイトや不動産情報サイトでよく見るタイプです。
この検索窓から直接サイト内の該当ページに移動することができます。

リッチスニペットのメリット

リッチスニペットが持つメリットの一つは、クリック率の向上に貢献できることです。

上で紹介したように、リッチスニペットを使用すれば、ユーザーの検索意図に合わせてサイトの情報を表示することができます。
短い文章のみの検索結果と比べると、ユーザーの目を引くこと間違いなしでしょう。

また、サイトの内容が閲覧前にわかるため、ユーザーとサイトのミスマッチを防ぐこともできます。
サイトをクリックしたものの、予想した内容と実際のコンテンツがかけ離れていたためすぐに離脱する……という直帰の確率を下げることにつながるのです。

リッチスニペットの設定方法

それでは、実際にリッチスニペットを設定する方法を解説します。

構造化データマークアップ

構造化データマークアップとは、クローラーがサイトの内容を理解しやすいように、HTMLにタグ付けを行うこと。

クローラーとは、インターネット上に存在する情報を収集し、データベースに登録するロボットのようなものです。

例えば、サイトに「田中太郎 20歳 男」という表記があっても、クローラーはそれをただの文字列としか認識しません。
この情報それぞれにタグ付けを行い、これは人名、これは年齢というようにクローラーが理解できる形式に編集するイメージです。

このような記述を行うことで、情報をリッチスニペットとして表示させることができるのです。

▼構造化マークアップについて

データハイライター

直接HTMLに記述する他に、「データハイライター」というGoogle Search Consoleの機能を使う方法もあります。
これを使えば、HTMLに変更を加えることなく、構造化データを直接指定することが可能です。

ページURLとデータのタイプを選択し、表示させたいデータを手動で指定します。

対応している構造化データの種類は限られますのでご注意ください。

リッチスニペットのテスト方法

正しくリッチスニペットが設定できているかテストする方法も紹介します。
上記の方法で設定したあとは、必ず表示結果を確認しておくようにしましょう。

Google Search Console

サーチコンソールの「拡張」でリッチスニペットが有効かどうか確認することができます。

サイトに構造化データを設置すると、「拡張」にリッチスニペットの一覧が追加されます。
ステータスは「エラー」「有効(警告あり)」「有効」の3つ。
エラーの場合は何らかの問題によってリッチスニペットが表示されていないということですので確認が必要です。

リッチリザルトテストツール

URLやHTMLを入力するとそのページの構造化データに問題がないかチェックできるツールもあります。
公開前、インデックス前のページの確認をしたい場合などにおすすめの方法です。

リッチリザルトテスト

リッチスニペットの注意点

最後に注意点についてお話します。
リッチスニペットの設定を行う際は、以下の点を念頭に置きましょう。

必ず表示される保証はない

先ほど紹介した方法でリッチスニペットを設定したとしても、100%表示されるわけではありません

設定したリッチスニペットと検索キーワードの関連性が低い場合は、表示されないことが多いようです。
そうでない場合も、ページの内容自体のクオリティが低いと表示されにくいと言われています。
このあたりはGoogleアルゴリズムによって自動的に判定されているため詳細は不明ですが、以上のような傾向があることは知っておいたほうが良いでしょう。

また、公開したページが検索結果に表示されるには、Googleにインデックス(検索データベースに登録)される必要があります。
公開から実際に表示されるまでに時差があるということは覚えておきましょう。

検索順位が向上するとは限らない

リッチスニペットを設定することでSEO効果が高まると言われることがあります。
これはあながち間違いとも言えませんが、ッチスニペットに直接のSEO効果があるわけでもありません

Googleにおける検索順位は、ページの内容やアクセス状況、リンクの数など総合的な評価をもって決定されます。
リッチスニペットを設定することでクリック率が上がり、最終的にGoogleからの高評価に繋がる可能性もありますが、それはきっかけに過ぎません。
重要なのはページの中身なのです。

あくまでリッチスニペットはユーザーの興味を引く手段として考えておいたほうがよいでしょう。

ガイドラインを遵守する

リッチスニペットを設定する際は、Googleが定めたガイドラインを遵守する必要があります。

禁じられているのは、隠しテキストのマークアップなどの構造化データの悪用。
こうした不正をGoogleに認められた場合、ペナルティとしてリッチスニペットの表示ができなくなる可能性があるので注意しましょう。

構造化データに関する一般的なガイドライン

まとめ

今回はリッチスニペットについて解説しました。

これをうまく使えば、検索結果より目立つことができ、ユーザーへの訴求が強まります。
また、競合他社との差別化を図ることができるでしょう。

Webサイトの改善施策の一つとして、検討してみてはいかがでしょうか。